2010,10,22, Friday/五代目
2010年登山プレイバックシリーズです。
4月下旬ゴールデンウィーク前に那須ヶ原山(800m)~三ツ頭(774m)~溝干山(770m)~高畑山(773.3m)を周回して参りました。
那須ヶ原山(表参道)登山口へのアクセスは甲賀町の大原ダム(大原貯水池)から南へ坂下峠を通る神大滝林道に入る。
この神大滝林道は甲賀市甲賀神~三重県亀山市の坂下までの林道だが途中から崩壊していて車両が通り抜けることができない道となっている。
沢を左手に見ながら森の中神大滝林道を進むと、前方に橋が見える。登山口へ続く参詣橋である。
帰路は坂下峠から降りてくるのでこの参詣橋を渡らずに神大滝林道を直進。カーブを曲がったところの右手に廃屋となっている建物があり、その前が広場となっている。この広場に車を置いていざ出発。
上の写真に写っている参詣橋からは舗装路の林道だがけっこう勾配がある。
10分あまりで右手に那須ヶ原山登山口に到着。
山桜と新緑が綺麗だ。
植林道に入り5分足らずで滝を左手にみて
沢を渡る。
しばらくは沢沿いに高度を上げていく。
途中で櫟野ダムからの登山道を合流する。
登山口から約20分で伐採地の鹿避けネットにぶつかる。
フェンスの扉は鍵が無く開け閉め出来る。
伐採地を登っていくと
ショウジョウバカマが道端にいっぱい咲いている。
この花達は鹿避けネットのオカゲで食べられずに済んだのだろうか?
白いショウジョウバカマが数本咲いていた。
高度を上げると足元に櫟野ダムや大原ダムそして甲賀から琵琶湖方面まで遠望できた。
伐採地を越えて少し歩くとると稜線に乗る。
すぐに那須ヶ原山(800m)山頂に到着。
(鹿避けネットから25分:参詣橋から道々写真を撮りながら1時間)
祠の裏に稜線縦走コースがあったので先に進む。
ここからは笹尾根の稜線を快適に歩いていく。
道端にイワウチワの可愛い花が咲いていた。
花崗岩のザレ場や少々のアップダウンはあるが快適な良い道だ。
稜線歩きは展望もよく飽きることがない。
写真中央で漢字の「山」の様な山容でそれぞれに鉄塔が乗っている山は名阪国道からお馴染みの「仏ヶ平(569m)」。
画面右からギザギザ尾根が続いている高い場所が以前に登った錫杖ヶ岳だ。
進行方向の展望は、手前の稜線が現在進行形で、
手前左が三ツ頭(774m)~唐木山(730m)。その続きで少し霞んでいるのが高畑山(773.3m)。
遠望で霞んでいる左の大きな山は野登山(851.6m)。
花崗岩の岩を越えたりしながら、ヤセ尾根稜線をひたすら歩いていく。
快適だ♪
あれ?唐木山(730m?)に到着
・・・三ツ頭(774m)は気づかずに通過した模様(汗)
6分ほど歩いたところにも唐木山?
今度は標高が720m?
帰宅後に調べてみると、現在立ち入り禁止になっているキレット上部が標高730mの唐木山山頂か?よく分からない。
立ち入り禁止を避けるべく進路右の「巻き道」へ入るが・・・
花崗岩の崩壊したザレた岩場をトラバース・・・手で掴む木も草、岩の突起もなく足場は斜めに削れていて足の置き場が・・・なのにフィックスロープも鎖も無い!これが鈴鹿マイナールートの標準的姿か?
さすが鈴鹿の山だ!なかなかシタタカだ!
キレットを巻いたほうがキケンじゃないのか?とブツブツ言いながら悪場を通過。
立入禁止になっていたキレットを振り返る。
高所恐怖症の私は登らなくて良かった!と安堵する。
一旦鞍部まで降りて登り返すと坂下峠への下りだ。
写真の左に見えているガレてハゲた山が溝干山(770m)。
唐木山から坂下峠までの下りはザレた花崗岩の岩場を急降下して降りる。
なんとも呆気無い下りである。途中で鈴鹿峠から縦走してきたというオバサマ集団が道を塞いで休憩(ランチ?)していたので道を譲ってもらう。代わりにキレット巻き道は崩壊が激しいのでザイルを出した方が良いかも?と提言しておいた。
15分でザレ場を一気に降りて坂下峠到着。
降りた所に各山への所要時間の書かれた看板があった。
左半分はすべて訂正されている。
登りで40分、下りで50分等は、地球上の物理的な法則を覆していた模様。
その下に「出しましたか登山届」の看板。滋賀県ではインターネット登山届が受理されている模様。
事前の登山計画をパソコンで行っている私のような者には便利なシステムだ。
携帯電話専用ページがQRコードでもアクセス可能。滋賀県はやりますね!>三重県も頑張れ!
坂下峠で昼飯時になったのでここで昼食にする。
ザックにまたまたマダニが付いている。
可哀相だがご臨終いただく。
実はここに到達するまでの膝下の笹道でもダニがいっぱい付いてきた。
昼食終了が12時16分だったので、高畑山まで行くことにした。
(実は時間次第でここから下山する覚悟をしていた)
笹の斜面の間にある踏み跡に入り込むが!
いきなりの急登。
溝干山へほとんど一気登りである。
坂下峠から3分でこれだけの高度となった。
眼下のザレた崩壊した道は、車両が通行できなくなったまま放置されている神大滝林道である。
帰宅後に溝干山への急登を調べてみると、数値としては標高差132mを沿面距離290mで登る。実に平均勾配角度が29%を超えている。
急登を登り切った所で来た道を振り返るが崖の下で見ることが出来ない。
見えるのは昼食前に下ってきた唐木山だけである。
まだここから登って・・・坂下峠から20分で溝干山(770m)に到着。
尾根道を進み高畑山を目指す。
森が途切れた所で高畑山が見えた。もう少しだ。
笹はあるが膝下サイズ。道はよく踏まれていて歩きやすい。
登っていくと大きな岩が道を塞いでいる。
これを巻いて先に進むと
高畑山(773.3m)に到着。
坂下峠から40分で到着したことになる。
坂下峠にあった看板のコースタイム通りだ。
この高畑山は標高が低いのに回りに高い山がないので360℃の展望がある。
此処から先は今回の想定に入っていないので、来た道を坂下峠に戻る。
写真撮影をしばらくして高畑山に別れを告げる。
道中、溝干山に到達する途中で綺麗な歌声を披露していたオオルリに遭遇。
コンパクトデジカメで撮影したので不鮮明である。
高畑山から約35分で坂下峠到着。
ここからは崩壊後から放置されている神大滝林道をひたすら下っていく。
道は荒れ放題で普通の車両では・・・四輪車はまず無理だろう。二輪でもモトクロス用よりもトライアルバイクでなければ難しいのではないだろうか?
気がつくと舗装路になっていた。
写真は舗装路に入って気がついたあと、振り返って撮影したもの。
坂下峠から歩き始めて35分・・・
やっと朝に駐車していた場所に戻った。
置き車してから5時間の所要時間だった。
4月下旬ゴールデンウィーク前に那須ヶ原山(800m)~三ツ頭(774m)~溝干山(770m)~高畑山(773.3m)を周回して参りました。
那須ヶ原山(表参道)登山口へのアクセスは甲賀町の大原ダム(大原貯水池)から南へ坂下峠を通る神大滝林道に入る。
この神大滝林道は甲賀市甲賀神~三重県亀山市の坂下までの林道だが途中から崩壊していて車両が通り抜けることができない道となっている。
沢を左手に見ながら森の中神大滝林道を進むと、前方に橋が見える。登山口へ続く参詣橋である。
帰路は坂下峠から降りてくるのでこの参詣橋を渡らずに神大滝林道を直進。カーブを曲がったところの右手に廃屋となっている建物があり、その前が広場となっている。この広場に車を置いていざ出発。
上の写真に写っている参詣橋からは舗装路の林道だがけっこう勾配がある。
10分あまりで右手に那須ヶ原山登山口に到着。
山桜と新緑が綺麗だ。
植林道に入り5分足らずで滝を左手にみて
沢を渡る。
しばらくは沢沿いに高度を上げていく。
途中で櫟野ダムからの登山道を合流する。
登山口から約20分で伐採地の鹿避けネットにぶつかる。
フェンスの扉は鍵が無く開け閉め出来る。
伐採地を登っていくと
ショウジョウバカマが道端にいっぱい咲いている。
この花達は鹿避けネットのオカゲで食べられずに済んだのだろうか?
白いショウジョウバカマが数本咲いていた。
高度を上げると足元に櫟野ダムや大原ダムそして甲賀から琵琶湖方面まで遠望できた。
伐採地を越えて少し歩くとると稜線に乗る。
すぐに那須ヶ原山(800m)山頂に到着。
(鹿避けネットから25分:参詣橋から道々写真を撮りながら1時間)
祠の裏に稜線縦走コースがあったので先に進む。
ここからは笹尾根の稜線を快適に歩いていく。
道端にイワウチワの可愛い花が咲いていた。
花崗岩のザレ場や少々のアップダウンはあるが快適な良い道だ。
稜線歩きは展望もよく飽きることがない。
写真中央で漢字の「山」の様な山容でそれぞれに鉄塔が乗っている山は名阪国道からお馴染みの「仏ヶ平(569m)」。
画面右からギザギザ尾根が続いている高い場所が以前に登った錫杖ヶ岳だ。
進行方向の展望は、手前の稜線が現在進行形で、
手前左が三ツ頭(774m)~唐木山(730m)。その続きで少し霞んでいるのが高畑山(773.3m)。
遠望で霞んでいる左の大きな山は野登山(851.6m)。
花崗岩の岩を越えたりしながら、ヤセ尾根稜線をひたすら歩いていく。
快適だ♪
あれ?唐木山(730m?)に到着
・・・三ツ頭(774m)は気づかずに通過した模様(汗)
6分ほど歩いたところにも唐木山?
今度は標高が720m?
帰宅後に調べてみると、現在立ち入り禁止になっているキレット上部が標高730mの唐木山山頂か?よく分からない。
立ち入り禁止を避けるべく進路右の「巻き道」へ入るが・・・
花崗岩の崩壊したザレた岩場をトラバース・・・手で掴む木も草、岩の突起もなく足場は斜めに削れていて足の置き場が・・・なのにフィックスロープも鎖も無い!これが鈴鹿マイナールートの標準的姿か?
さすが鈴鹿の山だ!なかなかシタタカだ!
キレットを巻いたほうがキケンじゃないのか?とブツブツ言いながら悪場を通過。
立入禁止になっていたキレットを振り返る。
高所恐怖症の私は登らなくて良かった!と安堵する。
一旦鞍部まで降りて登り返すと坂下峠への下りだ。
写真の左に見えているガレてハゲた山が溝干山(770m)。
唐木山から坂下峠までの下りはザレた花崗岩の岩場を急降下して降りる。
なんとも呆気無い下りである。途中で鈴鹿峠から縦走してきたというオバサマ集団が道を塞いで休憩(ランチ?)していたので道を譲ってもらう。代わりにキレット巻き道は崩壊が激しいのでザイルを出した方が良いかも?と提言しておいた。
15分でザレ場を一気に降りて坂下峠到着。
降りた所に各山への所要時間の書かれた看板があった。
左半分はすべて訂正されている。
登りで40分、下りで50分等は、地球上の物理的な法則を覆していた模様。
その下に「出しましたか登山届」の看板。滋賀県ではインターネット登山届が受理されている模様。
事前の登山計画をパソコンで行っている私のような者には便利なシステムだ。
携帯電話専用ページがQRコードでもアクセス可能。滋賀県はやりますね!>三重県も頑張れ!
坂下峠で昼飯時になったのでここで昼食にする。
ザックにまたまたマダニが付いている。
可哀相だがご臨終いただく。
実はここに到達するまでの膝下の笹道でもダニがいっぱい付いてきた。
昼食終了が12時16分だったので、高畑山まで行くことにした。
(実は時間次第でここから下山する覚悟をしていた)
笹の斜面の間にある踏み跡に入り込むが!
いきなりの急登。
溝干山へほとんど一気登りである。
坂下峠から3分でこれだけの高度となった。
眼下のザレた崩壊した道は、車両が通行できなくなったまま放置されている神大滝林道である。
帰宅後に溝干山への急登を調べてみると、数値としては標高差132mを沿面距離290mで登る。実に平均勾配角度が29%を超えている。
急登を登り切った所で来た道を振り返るが崖の下で見ることが出来ない。
見えるのは昼食前に下ってきた唐木山だけである。
まだここから登って・・・坂下峠から20分で溝干山(770m)に到着。
尾根道を進み高畑山を目指す。
森が途切れた所で高畑山が見えた。もう少しだ。
笹はあるが膝下サイズ。道はよく踏まれていて歩きやすい。
登っていくと大きな岩が道を塞いでいる。
これを巻いて先に進むと
高畑山(773.3m)に到着。
坂下峠から40分で到着したことになる。
坂下峠にあった看板のコースタイム通りだ。
この高畑山は標高が低いのに回りに高い山がないので360℃の展望がある。
此処から先は今回の想定に入っていないので、来た道を坂下峠に戻る。
写真撮影をしばらくして高畑山に別れを告げる。
道中、溝干山に到達する途中で綺麗な歌声を披露していたオオルリに遭遇。
コンパクトデジカメで撮影したので不鮮明である。
高畑山から約35分で坂下峠到着。
ここからは崩壊後から放置されている神大滝林道をひたすら下っていく。
道は荒れ放題で普通の車両では・・・四輪車はまず無理だろう。二輪でもモトクロス用よりもトライアルバイクでなければ難しいのではないだろうか?
気がつくと舗装路になっていた。
写真は舗装路に入って気がついたあと、振り返って撮影したもの。
坂下峠から歩き始めて35分・・・
やっと朝に駐車していた場所に戻った。
置き車してから5時間の所要時間だった。
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