もう一度、油日岳の下見::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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そして日付は変わって水曜日(2013/01/30)
先日の下見で確認出来ていない場所を偵察
やっと知りたかった一般道の接続がわかりました!

不明瞭になっているコースがあればマークしようと思って道中のホームセンターに立ち寄りビニールテープを購入。

余野公園に到着。
いつもは奥余野公園へマッシグラなのだが、管理棟の手前にある看板を眺めてみる。

あ!そうなんや!一馬谷、二馬谷、三馬谷と3頭の馬の背中が並んでいるように尾根が3つ並んでいるから三馬なんや!
知らなかった!
そして一馬谷橋の近くから二馬谷小屋の間の遊歩道の途中から一馬谷左岸尾根にハイキング道があるんや!
私はそれを検証したかったんだよぉ!よっしゃ!行ってみよう!

昼ごはんを家で済ませてきているので、ザックは軽い。
奥余野公園Pで登山靴を履いたら川原へ降りて倉部川の右岸へ。
すると下の看板にもあるように

遊歩道は右、油日岳は左という看板?あれ?遊歩道の途中から一馬谷左岸尾根のはずなんだけど?
ま、いいや左の油日岳方向にも踏み跡が明瞭にあるから、そっちへ行ってみよう。
テープのマークもあるし、楽勝・・・ぢゃない!

枯れた笹でヤブっていて冬以外はダニの宝庫のような場所。そして踏み跡も、テープ消えて・・・何処へ行けっていうんや!?(-_-;)
まあエエわ。シカ道っぽいのが人馬谷左岸にあるから、それを・・・ザレザレの急斜面かいな(-_-;)
ま、なんとか手を使わずに登れたけど、こりゃ一般道じゃないわバリやわ・・・しゃーないなぁ・・・と尾根芯に近づくとあれ?ピンクのテープが!?あああッ!踏み跡っていうかこの支尾根、尾根芯に道があるやん!
上にも下にもテープマーク!ちゅーことは、ここは案内板にあった一馬谷左岸尾根の一般登山道!

あった!あった!でも、ここって何処から取り付くん?下って検証してもエエけど、本当に上まで問題なく歩けるんやろな?、と尾根芯を登っていく。これがまぁまぁシンドイ(^_^;)でも良い尾根道です。海老フライの尻尾まで落ちているから陽だまりの良い松林なんですよ。(この日は霧雨がしぶしぶ曇天)
時折、松林に岩尾根が出てきたりして、そこが崩壊してザレていたり、逆相っぽく岩があってチョッピリ緊張したりするが、どれも注意深くルートを読めば簡単に巻けるのが分かった。
奥余野公園を出発して約40分で先日の看板が立っていた主稜線に出た。やっぱり一般道だったんだ。
ここからは先日降ったルートを逆に登っていく。
これもソコソコにシンドイ(^_^;)
すぐにP570とその子分のようなピークが並ぶ場所。

この二つ目のピークから南東を見下ろすと緩やかに二次林が下っていく。地図でも確認したがここから降りるのがイチバン穏やかにショートカットして三馬谷へ降りていくように思える。今回は奥余野公園から主稜線を登って山頂直下から三馬渓に降りる分岐点までどのくらいの所要時間か?を計測にやってきたので、この課題は次回に持ち越し。
断っておくが、ハードに冒険するルートを検証に来たのではなく、子どもでも安全に降りることができるルートを検証に私はやってきたのだ。
それにしても国土地理院の地図で主稜線から三馬渓に下っていく破線のルート!そんなもの無いぞ!(-_-;)
それにその破線が尾根から外れて南に下っていくあたりから主稜線は激登り!

(*_*)ムチャくちゃシンドイ。
あああ!もうイヤや!と思ったら看板発見、

奥余野公園へ下っていく分岐に到着。

ほな、看板通りに下ってみましょう。

スッテーン!!おもいっきり木の根っ子を踏んで、すっ転びました(-_-;)
尻と左手首を強打!しばらく動けませんでした(;´Д`)
急降下での木の根道・・・むちゃくちゃ苦手。
雪でもあったほうがまだ歩きやすい。
あらら・・・倒木も2本揃っていて潜りにくい・・・

管理放棄しているのかな・・・
くっそ~なんだかこのルート苦手だぞ・・・前に来た時はもっと木や笹があって掴むものがあったように思ったが、何もないやん!(-_-;)(-_-;)

やっとの思いで三馬谷に降りた(-_-;)

ここに忍者岳・加茂岳の分岐看板があるが、このルート検証はマダしていない。またそのうちに歩いてみよう。
植林帯は日陰に雪が少し残っていた

前に来たときはこんな谷の様相だったっけ?もっと綺麗だったよな?

忍者岳分岐の看板

この急な植林帯を登るのだろうか?

ここも未踏ルートだ。

その奥にガレ?いや、ミニゴルジュが覗いている。

でも、ここの沢の水は注意したほうが良いのだ、前に採集活動を展開した生態が怪しいシナノビルが生息しているおそれがあるのだ!だからこの山域の水は煮沸しないとダメ!(^_^;)b
炭焼き窯の中心を通り抜ける場所にやってきた。

ここから進路、右手斜面の上はP570から緩やかに下ってくるルート
一度上からここへ降りてみないとイケナイ

そんなことを考えながら下っていくと左の三馬渓に白い氷柱がたくさん光っている?

ああ、そうだった!前に来た時もアルミ梯子があった!あった!

これを下って川原を少し上流へ遡ってみる
さっき上から見えていたのはこの白い氷柱だったんです。納得です。

ここからは左岸をテクテクと降りていき、ちょっと落差のある滝も見物して

あっという間に三馬谷小屋に到着

すなわち舗装林道の出合です。

ここからも不鳥越峠方面に登るルートがあるのですが未踏(^_^;)
って、この看板にも三馬谷の3つの谷と登山ルートが描かれているやん!
そういえば!この看板、奥余野公園の駐車場にもあるわ(^_^;)

まあ、ええ。二馬谷小屋まで行ってみよう。

ここから遊歩道に入り、最初に登った登山道との出合を見つけなければ!

踏み跡を辿っていくと、おお!簡単に発見や!

おっしゃ!じゃ、ここから一馬谷橋方面の奥余野公園Pへ行くルートは?と、ピンクテープを辿ってみるが、ヤブヤブと急斜面しか無いやん(-_-;)
たぶん、道がヤブに飲み込まれたか?それとも崩土に埋まったか?
仕方ないので方向を決めて勝手にシカ道をベースに奥余野公園Pへのルートを考えてみる。
見えてきたルートは、トゲトゲチクチクの大きなハリギリの並木道(-_-)b
足元がヨロケテもハリギリとタラノキは掴まない方が身のためだ。樹皮のあるトゲトゲは半端無く突き刺さってしまう。
ちなみに「コシアブラ」「タラノメ」「ハリギリ」といえば、ウコギ科の食用若芽の三兄弟だが、この中でアクとクセがイチバン強いのがハリギリらしい。私の口はオコチャマなのでハリギリはアク抜きせねば美味しく食べられないだろう。

と、そんなことを考えながら沢を渡渉・・・って?ここは!
おお!往路で道が無くなった!と思った場所や!ルートが繋がった!
往路で油日岳という看板にしたがって歩いた場所に合流!

これで私の今日の検証作業は終了だ。

・・・で、油日岳の山行当日は『雨』
大騒ぎして色々あったが、今回のファミリーハイキングは中止!
人工壁に行ってボウリング大会して散財したというオチでした(-_-;)


11:30自宅
11:39コメリ新堂店11:41
11:50余野公園11:52
11:56奥与野公園P12:15
12:23一馬谷
12:36支尾根芯(ca.407m)
12:56主稜(ca.521m)13:04
13:08 P570
13:32三馬渓分岐(ca.648m)
13:50加茂岳・忍者岳分岐(ca.534m)
13:58忍者岳分岐(ca.482m)14:01
14:08梯子
14:13三馬谷小屋
14:20二馬谷小屋
14:28登山道発見
14:50奥与野公園P14:56
15:15自宅

2013年01月30日
単独:下見
距離:3.1km
沿面:3.264km
所要時間:2時間35分
累積標高+416m-416m
最低標高:327m(駐車場)
最高標高:648m(三馬渓分岐)
| 山登り::鈴鹿山脈 |
| 11:11 AM | comments (0) | trackback (0) |

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