2013,05,29, Wednesday/五代目
2013/05/27実施
月曜日の山は何処へ行こう・・・悩みに悩み抜いてやっと金曜日に目的地決定!
鈴鹿の奥座敷!イブネ・クラシ・チョウシ・タイジョウを東近江市甲津畑の奥、フジキリ谷から登ることにした。
(杉峠の頭付近のシロヤシオ)
今回はチョウシに行って「熊の戸平」と呼ばれる場所でランチを食べたい!そして時間がアレばタイジョウにも立ち寄って帰る!というプランを計画。
タイジョウは、時間の都合やメンバーの体調によって省略することもアリとした。
7:00に自宅を出発し、東近江市甲津畑へ。
渋川の鳴野橋に8:00に到着。メンバーのUHさん、KTさんが待っていた。
5人揃って岩ヶ谷林道を歩く。
(クルマムグラ)
今回は距離の遠くなるイブネ・チョウシ・クラシを必ず歩きたいので、タイジョウは後回し。まずは杉峠を目指す。
歩き始めて20分余りで善住坊の隠れ岩を通過
IS君は見に行ってくると沢に降りていったが私たちは先を急ぐ。彼の並外れた体力は、これくらいのハンデはものともしない(^_^;)
道中に転がっていた黒い物体
ホオノキの種ですね
ツルベ谷出合いに到着
大峠・祝ヶ岳へという看板があるが、祝ヶ岳=イハイガ岳?
大峠から東に尾根を進んだ先にあるピークが960m余り。そして清水の頭手前のP1014もあるけれど本当に祝ヶ岳=イハイガ岳なんだろうか?
新緑に染まった森はホントに綺麗
そうそう、フジキリ谷のこの千種街道はヤマビルのメッカと呼ばれているらしい。
足元は勿論の事、蒸し暑い日に雨が降ると上からヤマビルが降ってくるらしい。
なのでこの日はいろんなヤマビル対策をして挑んだが、蒸し暑くなると予測されていた天候は、曇りで気温が低く、ヤマビルを一匹も見ることが無かった。
蓮如上人御旧跡で給水休憩
避難小屋の中にこんな絵があったんだ!
すぐそばのオオシデを見物
でっかいなぁ
シデ並木に差し掛かると枯れた巨木が倒壊している
シデ並木のかかりで小休止をした。KTさんがキュウリの一本漬を振舞ってくれて皆んなでボリボリいただいた。
さあ!頑張ろう!
このあたりからエンレイソウが増えてくる
もう実がなっているよ。黒く熟した果実は食用となるらしいが、サポニンなどの有毒成分を含む有毒植物となっているだけに余程美味しくない限りは食べようと思わない(^_^;)
もう少しで一反ぼうそう・・・という所で先ほどキュウリの一本漬を配ってくれたKTさんが引き返して家に帰ったと少し遅れていた嫁サンに聞く。
どうやら前日までの山行で疲れが出てしまった模様。のちに無事に家に帰られたとメールをいただいた。
↑あれ?この木って枯れている?とUHさん。そういわれてみれば葉っぱが出ていない。
いつも冬枯れの季節ばかりにここを通っていたので気づかなかった?
花の終わったルイヨウボタンが登山道沿いに現れた
今年もタイミングが悪く咲いているのを見れなかった(^_^;)
水場を通過
あと5分で杉峠だ
もう少し!
着いた!あれ?杉峠の杉が枯れている!?
2年前にはまだ葉っぱがあったぞ?
それにしても風が半端じゃないくらいに強い
ビュンビュンの風のなか、杉峠の頭に登ります。
登り始めて5分ほどで雨乞岳展望台にやってきた
あいにくガスの中で雨乞岳は姿を見せず。
展望台から杉峠の頭への森に入るとシロヤシオが咲いていた
いたるところに満開という訳ではないが、
確かにシロヤシオがあちこちで咲いている
そしてサラサドウダンも色づき始めている
ブナの木に彫り込まれた杉峠の頭という文字・・・
明らかにここよりも高い場所が先にあるのに・・・
逆光で見えにくいがこのプレートのある場所が杉峠の頭のP1121mだろう。
アゲンギョ(佐目峠分岐)付近もシロヤシオがけっこう咲いている
青空がバックだと最高なんだけど、贅沢はいえません
アゲンギョに到着。
以前にはアゲンギョという看板があったような・・・それにしてもアゲンギョってどういう意味?(^_^;)
このアゲンギョ付近、やたらにチゴユリがある。
それも小さい株ばかりだ。(イブネ・クラシもチゴユリが多かった)
そしてシャクナゲもまだ残っていた。
花の終わったものが多く見受けられたが、花は少なかったように思う
佐目峠に向かう道中。
御在所方面から暴風とガスが湧いてきているが、なぜかイブネにはガスはかからない。
佐目峠に到着
割れ目岩は健在だ
その後ろのブッシュに入って佐目子谷川の源頭部を見物。ここから愛知川が始まるんだ。
しかし、ガスがひどくて展望は・・・残念
鈴鹿の釈迦ヶ岳なども見れるはずがガスで真っ白
梅雨入りしちゃったらしいが雨は明日フル予報
もう少しでイブネか!?頑張ろう!
と、思いきや・・・偽ピークというか、まだ先だった(-_-;)
それにしても、鈴鹿の最奥の山なのに踏跡しっかりの登山道があって驚いた。人気の山なんだなぁ
佐目峠から一段上の森はシロヤシオの森
イワカガミもまだ残っている。このこはツボミがまだあるよ。
コケの中からこんにちは
あのシロヤシオは満開だね
山頂手前にあったヤマツツジはまだツボミ
もうすぐ咲きそう!
よっしゃ!イブネ山頂1160mについた!
歩き始めて3時間10分あまりで到着
嫁サンたち女性二人が花の写真を撮影しているのでナカナカ現れない。
暇なのでイブネの南端を見物に行く。
ガスで眺望なし(-_-;)しかも風がキツくて!
クラシ方面も同じく
ガスガスでんがな
足元しか見るものないやん。
コケの花?
いっぱいニョキニョキ金色です。
さぁご飯を食べる場所の熊の戸平へ行こう!(チョウシ方面)
イブネ~クラシは、ほぼ水平移動できるようだが、イブネ→チョウシへ行くのは、いったん土手を下って・・・
あの岩が点在している日本庭園のような場所が熊の戸平かぁ。その右にはさらに窪地&森?イブネ・チョウシ・クラシと三角形の頂点でその真中が凹んで森?ケッタイな地形やなぁ。
おや?岩が割れていますな
パッカリ切れ落ちています。
しかし、昼食食べるのに風が強くてイケません。
イブネからチョウシ方面に降りだした直後は風が遮られていたのに、ちょっと下ったらまた風がビュービュー。
沢の源頭部の窪地に降りてランチだ
源頭部の土手下に降りて縮こまって食事。
今日は時短のために各自パン食。
UHさんが持ってきてくれたジャコテンをいただき、おなかが満たされた。
↓チョウシ~クラシの間の森。ナニの木があるんだろ?
さぁ!チョウシへ行こう!
チョウシの山頂は↑の画面の右上あたり
それにしても、この土地は雨水で侵食されていて、侵食のたびに岩が露出してきているのか?
最低鞍部のブナの木にブナの実ができつつあった
このチョウシでいけば今年の秋はブナが豊作かも?
チョウシ山頂直下の沢にやってきた。水がチョロチョロ流れている。
この場所なら風が吹き抜けないし、沢の水も使えるから良いテン場になるだろうなぁ
山頂に登る急斜面にテンナンショウ
アオマムシグサ?
山頂まであと僅か!
って沢から標高差25mほどなんだけどね。
チョウシ(1123m)の山頂にはナニも無く赤い杭が一本あっただけ。
東に100mほど歩いた場所に銚子ヶ口へと続く尾根の始点がある。
チョウシからクラシへ向かう。
シャクナゲやブナの森があってイブネ山頂とは趣が違う
サラサドウダンが赤く色づいている
でも背が高い木で近づけない(-_-;)
こちらはモミジの花と実ができはじめた状態
プロペラが赤い。
坂道を少し登ればクラシ山頂はあとわずか
でも、GPSでP1145の場所に居ることを確認できたが、山頂を記したものが無い。ありすぎると困るけど無いのは無いで寂しいものだ(^_^;)
えっと?山頂は?
この場所から東の場所の方が標高高い?
とフラフラと東に行くと「ワサビ峠」クラシ出合という看板があった。
結局、このヒョロっとした木の場所がクラシ山頂1145m?
あ?誰かここで焚き火してる?
鍋か何かを暖めたのかな?
イブネに戻ろうとしていたら看板発見
イブネ北端?北端を知りたかったの?
別にそこまで厳格化しなくても?
お?やっとツクバネソウの花に出会えた。
枯れた後の葉っぱばかり見ていたがやっと花と出会えた。
さぁイブネまで戻ったらタイジョウ経由で山をおりましょう。
さぁ!と歩き出すと前方から大きなザックを担いだ単独男性。挨拶をしたがプイと通り過ぎていった。彼は今夜はイブネで過ごすのかな?
佐目峠手前まで来ると我々の前方に7人ほどの山行パーティがいた。
追いつけないだろうなぁと思いながらアゲンギョに向かっているとスンデのところで先行パーティは杉峠へ。我々はタイジョウ方面へ。
するとIS君がそのパーティを追いかけて声をかけているではありませんか!(* ̄□ ̄*;?
「何処からきたんですか?」「根の平峠を越えてイブネまで来て、朝明に帰るんです」と、いうやり取りがあったらしい。
一方、我がメンバーに調子を尋ねると体調も気力も大丈夫!時間も十分!ということだったので、アゲンギョからタイジョウへ向かいます。
最初は広い場所だったけれど、進路を北に振ってP1084に。それ以降はヤセ尾根へ
ヤセ尾根のシャクナゲは殆んど花が枯れてしまっていた。
イワカガミの群落は、まだ花が残っていて目を楽しませてくれる
ヤセ尾根を登ったり下ったり
この下るのがけっこう急降下でスリリング
森の中には真っ赤なヤマツツジがアチラコチラに咲いている
ヤセ尾根が広い尾根に変わってくるとタイジョウへあと僅か
森の緑色が本当に美しい
レスキューポイントを過ぎると茂みの中にタイジョウの標識があった。
「ここはタイジョウです」なんでそんなに改まって?ここだけ丁寧に書いてあるの?
さてさて、ちょっと小休止したら千種街道へ下りましょう。
このタイジョウは尾根がいっぱいあるので間違えずに下りはじめないとイケません。
地図とコンパスで歩くべき尾根を断定します。この時は南南西の尾根が正解
その先は3つの小ピークを越えて、西へ進路を変えます。
尾根は明瞭な踏跡があって歩きやすく快調
もっと色気の無い山かと思っていたけれど良いように予想を裏切られました。
真っ赤とグリーンで派手です
一つ目のピークを乗り越すとタイジョウ池に到着
この周囲に住むカエル達の新しい命を育んでいることでしょう。
このあと2つのピークを乗り越し、尾根分岐。
けっこう急な坂道を下っていきます。
テープやリボンでマーキングがありましたがその都度地図で確認
(↑この木はいったいなんだろう?高木のようだし?)
ボチボチ沢に向かって下り始めるかなぁ?と警戒していたらP835というプレートがぶら下がった木に到着。
ここから進路は一反北に振って北西方面に谷へ・・・
傾斜もそんなに無くて最初は良かったんだけど、
途中から激下り(-_-;)ず~っと!
もう、木を掴んで降りないとヤバイところばかり(^_^;)
そいで平らな場所にやっと下りた!と思ったら
レスキューポイント タイジョウ3/8を発見。
もうこれで安心や!と思い、沢の左岸を歩こうとしたら道がゴッソリ崩落(-_-;)
ススメマシェーン!(T_T)
渡渉して対岸の右岸に渡り、植林帯の中をズンズン進む。
踏跡が鹿道を交錯していたり、ヤマカンで歩く。
おおよその検討を付けて進んでいくと、今朝初めて橋を渡った後にあった避難小屋の横に飛び出した。
一応、予定通りの場所にたどり着いた(^_^;)
タイジョウ山頂から1時間15分ほどでタイジョウ登山口に着いたことになる。
渋川の橋を渡ろうとしていると、ちょうど15時とオヤツ時。
河原に降りてお茶でも・・・とザックを下ろすとIS君がビール飲む?と冷たいビールを手渡してくれた。彼はビールが苦手なので、ワザワザ私のために用意してくれたのだ。
アリガタイ。そしてIS君自身には冷たく冷えたコカ・コーラ!UHさんと分けて飲んでました。
この橋の休憩ポイントから駐車地までは30分。
一日中、風は強かったものの雨にもふられずヒルも見ずじまいでした。
イブネはまた来ないとイケないね!
朝明から!武平峠から!大河原!銚子ヶ口ルート!
テント泊でも訪れたいなぁ!
そうそう、KTさんは無事に家に帰られ、まったりした時間を過ごされたとか。大事にならなくて良かった良かった。
グループ山行(男2+女2...+1名リタイヤ)
所要時間:7時間45分
(昼食22分)
距離:16.445km
沿面:16.767km
累積標高:±1263m
最高標高点:1160m(イブネ山頂)
最低標高点:420m(駐車地)
(以下のGPS軌跡は、実際のものと違います。と、いうのは、当日はGPSロガーを自宅に忘れてしまい、スマホで断片的にGPSログを取ったものと、前回タイジョウを歩いた時のログを参考に筆者がでっち上げたものだからです)
8:00鳴野橋P8:15
9:22ツルベ谷出合
9:30蓮如上人御旧跡9:35
10:18一反ぼうそう
10:34杉峠
10:55杉峠の頭
11:00アゲンギョ
11:07佐目峠
11:27イブネ
11:38昼食(熊の戸平)12:00
12:14チョウシ
12:36クラシ
12:41イブネ北端
12:49イブネ
13:00佐目峠
13:05アゲンギョ
13:42タイジョウ
14:56千種街道タイジョウ登山口
15:00渋川にて休憩15:28
16:00駐車地
千種街道には白玉ちゃんが生息しているんですね。
それから銀ちゃんか金さんかしらないけど
いるんだね。
月曜日の山は何処へ行こう・・・悩みに悩み抜いてやっと金曜日に目的地決定!
鈴鹿の奥座敷!イブネ・クラシ・チョウシ・タイジョウを東近江市甲津畑の奥、フジキリ谷から登ることにした。
(杉峠の頭付近のシロヤシオ)
今回はチョウシに行って「熊の戸平」と呼ばれる場所でランチを食べたい!そして時間がアレばタイジョウにも立ち寄って帰る!というプランを計画。
タイジョウは、時間の都合やメンバーの体調によって省略することもアリとした。
7:00に自宅を出発し、東近江市甲津畑へ。
渋川の鳴野橋に8:00に到着。メンバーのUHさん、KTさんが待っていた。
5人揃って岩ヶ谷林道を歩く。
(クルマムグラ)
今回は距離の遠くなるイブネ・チョウシ・クラシを必ず歩きたいので、タイジョウは後回し。まずは杉峠を目指す。
歩き始めて20分余りで善住坊の隠れ岩を通過
IS君は見に行ってくると沢に降りていったが私たちは先を急ぐ。彼の並外れた体力は、これくらいのハンデはものともしない(^_^;)
道中に転がっていた黒い物体
ホオノキの種ですね
ツルベ谷出合いに到着
大峠・祝ヶ岳へという看板があるが、祝ヶ岳=イハイガ岳?
大峠から東に尾根を進んだ先にあるピークが960m余り。そして清水の頭手前のP1014もあるけれど本当に祝ヶ岳=イハイガ岳なんだろうか?
新緑に染まった森はホントに綺麗
そうそう、フジキリ谷のこの千種街道はヤマビルのメッカと呼ばれているらしい。
足元は勿論の事、蒸し暑い日に雨が降ると上からヤマビルが降ってくるらしい。
なのでこの日はいろんなヤマビル対策をして挑んだが、蒸し暑くなると予測されていた天候は、曇りで気温が低く、ヤマビルを一匹も見ることが無かった。
蓮如上人御旧跡で給水休憩
避難小屋の中にこんな絵があったんだ!
すぐそばのオオシデを見物
でっかいなぁ
シデ並木に差し掛かると枯れた巨木が倒壊している
シデ並木のかかりで小休止をした。KTさんがキュウリの一本漬を振舞ってくれて皆んなでボリボリいただいた。
さあ!頑張ろう!
このあたりからエンレイソウが増えてくる
もう実がなっているよ。黒く熟した果実は食用となるらしいが、サポニンなどの有毒成分を含む有毒植物となっているだけに余程美味しくない限りは食べようと思わない(^_^;)
もう少しで一反ぼうそう・・・という所で先ほどキュウリの一本漬を配ってくれたKTさんが引き返して家に帰ったと少し遅れていた嫁サンに聞く。
どうやら前日までの山行で疲れが出てしまった模様。のちに無事に家に帰られたとメールをいただいた。
↑あれ?この木って枯れている?とUHさん。そういわれてみれば葉っぱが出ていない。
いつも冬枯れの季節ばかりにここを通っていたので気づかなかった?
花の終わったルイヨウボタンが登山道沿いに現れた
今年もタイミングが悪く咲いているのを見れなかった(^_^;)
水場を通過
あと5分で杉峠だ
もう少し!
着いた!あれ?杉峠の杉が枯れている!?
2年前にはまだ葉っぱがあったぞ?
それにしても風が半端じゃないくらいに強い
ビュンビュンの風のなか、杉峠の頭に登ります。
登り始めて5分ほどで雨乞岳展望台にやってきた
あいにくガスの中で雨乞岳は姿を見せず。
展望台から杉峠の頭への森に入るとシロヤシオが咲いていた
いたるところに満開という訳ではないが、
確かにシロヤシオがあちこちで咲いている
そしてサラサドウダンも色づき始めている
ブナの木に彫り込まれた杉峠の頭という文字・・・
明らかにここよりも高い場所が先にあるのに・・・
逆光で見えにくいがこのプレートのある場所が杉峠の頭のP1121mだろう。
アゲンギョ(佐目峠分岐)付近もシロヤシオがけっこう咲いている
青空がバックだと最高なんだけど、贅沢はいえません
アゲンギョに到着。
以前にはアゲンギョという看板があったような・・・それにしてもアゲンギョってどういう意味?(^_^;)
このアゲンギョ付近、やたらにチゴユリがある。
それも小さい株ばかりだ。(イブネ・クラシもチゴユリが多かった)
そしてシャクナゲもまだ残っていた。
花の終わったものが多く見受けられたが、花は少なかったように思う
佐目峠に向かう道中。
御在所方面から暴風とガスが湧いてきているが、なぜかイブネにはガスはかからない。
佐目峠に到着
割れ目岩は健在だ
その後ろのブッシュに入って佐目子谷川の源頭部を見物。ここから愛知川が始まるんだ。
しかし、ガスがひどくて展望は・・・残念
鈴鹿の釈迦ヶ岳なども見れるはずがガスで真っ白
梅雨入りしちゃったらしいが雨は明日フル予報
もう少しでイブネか!?頑張ろう!
と、思いきや・・・偽ピークというか、まだ先だった(-_-;)
それにしても、鈴鹿の最奥の山なのに踏跡しっかりの登山道があって驚いた。人気の山なんだなぁ
佐目峠から一段上の森はシロヤシオの森
イワカガミもまだ残っている。このこはツボミがまだあるよ。
コケの中からこんにちは
あのシロヤシオは満開だね
山頂手前にあったヤマツツジはまだツボミ
もうすぐ咲きそう!
よっしゃ!イブネ山頂1160mについた!
歩き始めて3時間10分あまりで到着
嫁サンたち女性二人が花の写真を撮影しているのでナカナカ現れない。
暇なのでイブネの南端を見物に行く。
ガスで眺望なし(-_-;)しかも風がキツくて!
クラシ方面も同じく
ガスガスでんがな
足元しか見るものないやん。
コケの花?
いっぱいニョキニョキ金色です。
さぁご飯を食べる場所の熊の戸平へ行こう!(チョウシ方面)
イブネ~クラシは、ほぼ水平移動できるようだが、イブネ→チョウシへ行くのは、いったん土手を下って・・・
あの岩が点在している日本庭園のような場所が熊の戸平かぁ。その右にはさらに窪地&森?イブネ・チョウシ・クラシと三角形の頂点でその真中が凹んで森?ケッタイな地形やなぁ。
おや?岩が割れていますな
パッカリ切れ落ちています。
しかし、昼食食べるのに風が強くてイケません。
イブネからチョウシ方面に降りだした直後は風が遮られていたのに、ちょっと下ったらまた風がビュービュー。
沢の源頭部の窪地に降りてランチだ
源頭部の土手下に降りて縮こまって食事。
今日は時短のために各自パン食。
UHさんが持ってきてくれたジャコテンをいただき、おなかが満たされた。
↓チョウシ~クラシの間の森。ナニの木があるんだろ?
さぁ!チョウシへ行こう!
チョウシの山頂は↑の画面の右上あたり
それにしても、この土地は雨水で侵食されていて、侵食のたびに岩が露出してきているのか?
最低鞍部のブナの木にブナの実ができつつあった
このチョウシでいけば今年の秋はブナが豊作かも?
チョウシ山頂直下の沢にやってきた。水がチョロチョロ流れている。
この場所なら風が吹き抜けないし、沢の水も使えるから良いテン場になるだろうなぁ
山頂に登る急斜面にテンナンショウ
アオマムシグサ?
山頂まであと僅か!
って沢から標高差25mほどなんだけどね。
チョウシ(1123m)の山頂にはナニも無く赤い杭が一本あっただけ。
東に100mほど歩いた場所に銚子ヶ口へと続く尾根の始点がある。
チョウシからクラシへ向かう。
シャクナゲやブナの森があってイブネ山頂とは趣が違う
サラサドウダンが赤く色づいている
でも背が高い木で近づけない(-_-;)
こちらはモミジの花と実ができはじめた状態
プロペラが赤い。
坂道を少し登ればクラシ山頂はあとわずか
でも、GPSでP1145の場所に居ることを確認できたが、山頂を記したものが無い。ありすぎると困るけど無いのは無いで寂しいものだ(^_^;)
えっと?山頂は?
この場所から東の場所の方が標高高い?
とフラフラと東に行くと「ワサビ峠」クラシ出合という看板があった。
結局、このヒョロっとした木の場所がクラシ山頂1145m?
あ?誰かここで焚き火してる?
鍋か何かを暖めたのかな?
イブネに戻ろうとしていたら看板発見
イブネ北端?北端を知りたかったの?
別にそこまで厳格化しなくても?
お?やっとツクバネソウの花に出会えた。
枯れた後の葉っぱばかり見ていたがやっと花と出会えた。
さぁイブネまで戻ったらタイジョウ経由で山をおりましょう。
さぁ!と歩き出すと前方から大きなザックを担いだ単独男性。挨拶をしたがプイと通り過ぎていった。彼は今夜はイブネで過ごすのかな?
佐目峠手前まで来ると我々の前方に7人ほどの山行パーティがいた。
追いつけないだろうなぁと思いながらアゲンギョに向かっているとスンデのところで先行パーティは杉峠へ。我々はタイジョウ方面へ。
するとIS君がそのパーティを追いかけて声をかけているではありませんか!(* ̄□ ̄*;?
「何処からきたんですか?」「根の平峠を越えてイブネまで来て、朝明に帰るんです」と、いうやり取りがあったらしい。
一方、我がメンバーに調子を尋ねると体調も気力も大丈夫!時間も十分!ということだったので、アゲンギョからタイジョウへ向かいます。
最初は広い場所だったけれど、進路を北に振ってP1084に。それ以降はヤセ尾根へ
ヤセ尾根のシャクナゲは殆んど花が枯れてしまっていた。
イワカガミの群落は、まだ花が残っていて目を楽しませてくれる
ヤセ尾根を登ったり下ったり
この下るのがけっこう急降下でスリリング
森の中には真っ赤なヤマツツジがアチラコチラに咲いている
ヤセ尾根が広い尾根に変わってくるとタイジョウへあと僅か
森の緑色が本当に美しい
レスキューポイントを過ぎると茂みの中にタイジョウの標識があった。
「ここはタイジョウです」なんでそんなに改まって?ここだけ丁寧に書いてあるの?
さてさて、ちょっと小休止したら千種街道へ下りましょう。
このタイジョウは尾根がいっぱいあるので間違えずに下りはじめないとイケません。
地図とコンパスで歩くべき尾根を断定します。この時は南南西の尾根が正解
その先は3つの小ピークを越えて、西へ進路を変えます。
尾根は明瞭な踏跡があって歩きやすく快調
もっと色気の無い山かと思っていたけれど良いように予想を裏切られました。
真っ赤とグリーンで派手です
一つ目のピークを乗り越すとタイジョウ池に到着
この周囲に住むカエル達の新しい命を育んでいることでしょう。
このあと2つのピークを乗り越し、尾根分岐。
けっこう急な坂道を下っていきます。
テープやリボンでマーキングがありましたがその都度地図で確認
(↑この木はいったいなんだろう?高木のようだし?)
ボチボチ沢に向かって下り始めるかなぁ?と警戒していたらP835というプレートがぶら下がった木に到着。
ここから進路は一反北に振って北西方面に谷へ・・・
傾斜もそんなに無くて最初は良かったんだけど、
途中から激下り(-_-;)ず~っと!
もう、木を掴んで降りないとヤバイところばかり(^_^;)
そいで平らな場所にやっと下りた!と思ったら
レスキューポイント タイジョウ3/8を発見。
もうこれで安心や!と思い、沢の左岸を歩こうとしたら道がゴッソリ崩落(-_-;)
ススメマシェーン!(T_T)
渡渉して対岸の右岸に渡り、植林帯の中をズンズン進む。
踏跡が鹿道を交錯していたり、ヤマカンで歩く。
おおよその検討を付けて進んでいくと、今朝初めて橋を渡った後にあった避難小屋の横に飛び出した。
一応、予定通りの場所にたどり着いた(^_^;)
タイジョウ山頂から1時間15分ほどでタイジョウ登山口に着いたことになる。
渋川の橋を渡ろうとしていると、ちょうど15時とオヤツ時。
河原に降りてお茶でも・・・とザックを下ろすとIS君がビール飲む?と冷たいビールを手渡してくれた。彼はビールが苦手なので、ワザワザ私のために用意してくれたのだ。
アリガタイ。そしてIS君自身には冷たく冷えたコカ・コーラ!UHさんと分けて飲んでました。
この橋の休憩ポイントから駐車地までは30分。
一日中、風は強かったものの雨にもふられずヒルも見ずじまいでした。
イブネはまた来ないとイケないね!
朝明から!武平峠から!大河原!銚子ヶ口ルート!
テント泊でも訪れたいなぁ!
そうそう、KTさんは無事に家に帰られ、まったりした時間を過ごされたとか。大事にならなくて良かった良かった。
グループ山行(男2+女2...+1名リタイヤ)
所要時間:7時間45分
(昼食22分)
距離:16.445km
沿面:16.767km
累積標高:±1263m
最高標高点:1160m(イブネ山頂)
最低標高点:420m(駐車地)
(以下のGPS軌跡は、実際のものと違います。と、いうのは、当日はGPSロガーを自宅に忘れてしまい、スマホで断片的にGPSログを取ったものと、前回タイジョウを歩いた時のログを参考に筆者がでっち上げたものだからです)
8:00鳴野橋P8:15
9:22ツルベ谷出合
9:30蓮如上人御旧跡9:35
10:18一反ぼうそう
10:34杉峠
10:55杉峠の頭
11:00アゲンギョ
11:07佐目峠
11:27イブネ
11:38昼食(熊の戸平)12:00
12:14チョウシ
12:36クラシ
12:41イブネ北端
12:49イブネ
13:00佐目峠
13:05アゲンギョ
13:42タイジョウ
14:56千種街道タイジョウ登山口
15:00渋川にて休憩15:28
16:00駐車地
千種街道には白玉ちゃんが生息しているんですね。
それから銀ちゃんか金さんかしらないけど
いるんだね。
コメント
シロヤシオの時期にこの辺りを歩いたことが無かったのですが、結構沢山あるようですね。
一反ぼうそうの状態については、やぶこぎネットのこのトピックで触れられています。
http://www.yabukogi.net/viewtopic.php?f=4&t=505&hilit=%E4%B8%80%E5%8F%8D
イブネ北端から小峠へ降りる時の目印として標識があるのかもしれませんね。
一反ぼうそうの状態については、やぶこぎネットのこのトピックで触れられています。
http://www.yabukogi.net/viewtopic.php?f=4&t=505&hilit=%E4%B8%80%E5%8F%8D
イブネ北端から小峠へ降りる時の目印として標識があるのかもしれませんね。
| 落第忍者 | EMAIL | URL |
2013/05/29 07:54 PM | Y8DSyoOE |
保留中コメント:0件
それから、祝ヶ岳=イハイガ岳は大峠の西にある964.1メートルの三角点ですよね。
| 落第忍者 | EMAIL | URL |
2013/05/29 08:10 PM | Y8DSyoOE |
保留中コメント:0件
杉峠の頭付近からイブネのシロヤシオやドウダンは探せばかなりありそうでした。
イハイガ岳は綿向山北東の稜線上にある964.1mの山です。
私も山の形から位牌ヶ(いはいが)岳だと思うのですが、イハイを言いそこねてイワイケ岳になったのでしょうか?
でも、真実は地元の人がどう呼んでいるか?なんでしょうね。
一反ボウソウといい杉峠の曲がり杉といい鈴鹿のシンボルが無くなるのは寂しいですね
イハイガ岳は綿向山北東の稜線上にある964.1mの山です。
私も山の形から位牌ヶ(いはいが)岳だと思うのですが、イハイを言いそこねてイワイケ岳になったのでしょうか?
でも、真実は地元の人がどう呼んでいるか?なんでしょうね。
一反ボウソウといい杉峠の曲がり杉といい鈴鹿のシンボルが無くなるのは寂しいですね
| 五代目 | EMAIL | URL |
2013/05/29 09:24 PM | RkWOqosk |
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西尾寿一著【鈴鹿の山と谷5】に依りますと・・・
『イハイガ岳の名はどこから来たのだろうか。点標名の「祝ヶ岳」は当て字のように思われ、位牌か居拝ではないかと考えている。綿向山一帯は山岳信仰や修験道の発展したところで、白倉谷から綿向山へ登られていたこともあって、当然イハイガ岳もこの範囲に入れて考えてもよいと思う。そこでイハイは位牌か居拝かということになり、筆者は居拝をとりたいのだがどうだろうか。』と書かれています。
三角点名って結構何故って思うものが多いですが、点の記にそう記されているのであの標識はそれを採ったのでしょうね。
『イハイガ岳の名はどこから来たのだろうか。点標名の「祝ヶ岳」は当て字のように思われ、位牌か居拝ではないかと考えている。綿向山一帯は山岳信仰や修験道の発展したところで、白倉谷から綿向山へ登られていたこともあって、当然イハイガ岳もこの範囲に入れて考えてもよいと思う。そこでイハイは位牌か居拝かということになり、筆者は居拝をとりたいのだがどうだろうか。』と書かれています。
三角点名って結構何故って思うものが多いですが、点の記にそう記されているのであの標識はそれを採ったのでしょうね。
| 落第忍者 | EMAIL | URL |
2013/05/30 04:09 AM | Y8DSyoOE |
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