2013,11,10, Sunday/五代目
またもやキノコ狩り山行です。
土曜日が晴れる?嫁サンに子ども達と一緒に紅葉見物の山に行く?と聞くと足の怪我が治っていないという。月曜日の山歩きのために養生するということで、結局私が子ども達を連れてキノコ狩りに連れて行く事になった。娘が友だちも誘いたいと言い出したが、私はキノコ探しに行くのなら人の出入りが少ないバリルート!というポリシーを持っているので友だちの参加は却下(^_^;)なのでメンバーは私と子ども達二人。
で、またしても鈴鹿北部へ出かけたのであった。
朝、正直言って寝直してしまい寝坊。
1時間30分近く遅れて自宅を出発。距離にして約100kmほどの移動。高速道路を使わないので2時間かかる。
車内映画劇場を一本見終わって現地付近へ。
地元のオバちゃんたちが荷台に乗っている軽トラの後ろに付き、林道に入る。
この林道、かなりヤバイ(=o=;)
左側は断崖絶壁の谷。幅員が狭いくせに崩土が山側に積もっていて谷に落ちそう(T_T)
軽トラはそんなことを気にすることもなく快調に林道を進む。こちらは落石や水たまりを避けつつ徐行運転。こんな狭い道は勘弁してくれ!と林道前半戦の退避場所らしい所に駐車。切り返しをして帰路方向に向きを変えたら退避場所はヌカルミでタイヤが空転。子ども達が心配するが、なんとか脱出可能そうな場所に駐車して登山準備をする。
今日の計画は完全にバリルートの尾根通し。ここでうっかり私が「キノコがある程度採れたら山頂は踏まなくていいよ」と失言。でも、結果的にそれで良かったのかもしれない。
駐車した場所から林道をテクテクあるく。歩き始めると幅員が広くなり、水たまりも無くなり駐車できる場所がアチラコチラに(-_-;)さっきまでの区間が一番ひどかったらしい。
川沿いに歩き、ターゲットにした尾根に無理やり取りついた。
距離170mほどを標高差90mほど登る二次林の急斜面。
木を掴みながらステップを作りながらジグザグに登る。
15mのトラック荷台用ロープも持ってきていたのでロープでも?と思ったが、うちの子どもは普段からヤブや沢に連れて行っているので文句も言わずに付いてくる。
少し登りにくかったが20分ほどで緩やかな尾根に乗った。
小休止をしたあと、西側を流れる本流と東側を流れる支流沿いに挟まれた尾根を登っていく。
アセビとユズリハの下草や倒木を越えながら二次林の尾根を行く。
それが途中に植林帯に変わる。
ただ森の両端は二次林で間もなく二次林に戻った。
尾根に取り付いてから1時間20分経過・・・未だにキノコは見つからず。
子ども達の顔に「飽きた」という三文字が見えてきた。
お父さん!この変なモノ何?と渡しを呼ぶ声。
娘の所に駆けつけると見慣れない赤い茎と赤いバナナ?
ああ!ツチアケビ!初めて見た!
調べてみると根の中にナラタケの菌糸束をとりこんでいて、菌類からすべての養分を得て生活しているらしい。この赤い実「人間にもかすかな甘味は感じられるが、タンニンが多量に含まれ、化学薬品のような強烈な異臭と苦味もあり、食用にはならない。By Wiki」食べてみなくて良かった!
ツチアケビで少し気が紛れてさらに進む。
お!!あったー!!ナメコや!!
「ほら!な!あったやろ!!」と父親は満面の笑み(^_^;)
娘にナイフを渡し採取してもらい、息子と一緒に他のキノコを探しに行く。
でも、周囲には無し。収穫の終わった娘も一緒に登り探す。
おお!またあった!
でも、今度のは少ない・・・収穫できるのは写真に見えているだけ。他に小さな小さなナメコが出てきた状態でストップしている。
もう少し登ろう・・・
尾根から広い森にやって来た。昼を回っているので昼食にしても良いのだが、もうひと目キノコを拝んでから・・・・よし、ここの森でお前はあっち、お前はこのまま直進、お父さんはこっちを探す。キノコが見つかったら呼んでね!と散開した。
散開直後に娘から
「おーい!ナメコスゴイあるで!地面にもある!」
「え?なんやって!?(・・;)
駆けつけてみるとまさにナメコパラダイス!!
木にあるものは小粒なものが多いが、
特筆すべきは三本の幹が集まっている木の根本。落ち葉に隠れているがたくさんの美味しそうなナメコがいっぱい!
落ち葉をどけると
地面にあったものは湿気が合ってヌメリが凄く、採取しようとしても手袋がズルズルになってナメコを摘むことができない。子ども達には木に生えているものを採取させて、私が地面のヌルヌルナメコを採取。帰宅後の掃除が大変そうだ。
娘は採取したナメコをすぐにでも食べて下山!と鼻息が荒いが、私としてはもう少し先に広がっている森のキノコも探してみたい。
この先の明るい場所に行って昼ごはんにしよう!きっとあそこの方が眺めがいいよ!と当てずっぽうな事を言いながら少し登る。
ほら!いい感じや!
「お父さん!ここでお昼ごはん!!」と待ったなしの娘。
よしよし・・・んじゃ、鍋を出して・・・え?ちょっと待て!その下にある木にあるのは?
乾燥ナメコの「大」!
やった!こりゃいい乾燥具合!
え?チョット待て?ソコにもなんかある??
おお!また乾燥ナメコの「大」
こいつらは、掃除もしなくていいし、味が濃くてウマイぞ!
と、さっそく鍋の中に入れてダシと一緒に炊いてふやかして!
そこへウドンを入れて味噌を入れて!特性ナメコうどん味噌仕立ての完成!
ツルツルナメコがウマイ!
食後に「もう動けない」と行動食用に持ってきていたパンを食べている娘を残して息子と空身でもう少し登ってキノコ探し。
でも、日当たりの良すぎる尾根に出てしまい引き返すことにした。
さぁ、もう14時だ。山を降りようか?と来た尾根を引き返す。
ヤセ尾根以外で往路と少し違う場所を歩くと・・・
あっ?!ああ!あった!!
食べごろサイズのナメコちゃん!
お土産いっぱいできたね!
植林を下っていると朽ちかけ始めたスッポンタケがいっぱい。
写真は上手く撮れなかったけどたくさんあった。
それにしても同じルートで下っても面白く無いなぁ・・・
そうだ、沢ルートから帰ってみよう!ロープも持ってきているし!
と、少し傾斜がゆるい場所から沢に降りる。
沢に近づくと木の根や掴むものが無くなったのでロープをフィックスして無事に川原に降り立った。
沢の川原は荒れていてまともに通して歩けない。なので、ルートを見定めて何度も何度も沢を渡渉して水の少ない沢を下っていく。
ゴルジュっぽい場所に差し掛かると「滝じゃないだろうな?」と少しドキドキしたがそれらしいものもなく、途中からテープマークが出てきた。
でも、このピンクテープ。道だったであろう場所の崩落が激しく、残骸が残っている程度。結局は自分の眼力によるルートファインディングで下る。
堰堤か?と思ったが近づくと謎の構築物。
水を流していた橋のようにも見えるが何だろう?
↑上の写真の左手(右岸)の小石が乗っている場所がおそらく旧来の杣道。でも積もった小石が邪魔(^_^;)
その後は杣道がちゃんとあった。
小滝がひとつ。沢に降りてから滝っぽいのはここだけだったように思った。
杣道を降りていくと現役の炭焼き小屋が大小2つ。(振り返って撮影)
朝あったオバサン達は炭焼きの作業で山に入っているのかな?
すぐ傍に丸太橋があって、朝に取り付いた場所に戻った。
沢ルートで下山して、朝登った場所に出てきたことに娘は少し感動したもよう。
沢沿いのまっすぐな尾根を登って降りてきただけなんだけどなぁ
帰宅後はナメコの掃除が大変だったけれど、ボウズじゃなくて本当に
よかった!よかった!(-_-)v
ファミリーキノコ狩り(私+娘+息子)
バリルートぷち周回
2013年11月9日実施
距離:5.334km
沿面:5.51km
所要時間:6時間3分
(含む:昼食1時間32分)
累積標高:プラス・マイナス534m
最低標高:291m(駐車地)
最高標高:682m(昼食場所)
7:40自宅
9:40某駐車地9:53
10:13尾根取付き
11:36ナメコ!11:52
11:54ナメコ!12:00
12:26昼食標高13:58(1時間32分)
14:24ナメコ!14:35
14:42沢へ下る15:00
15:25コンクリ遺構15:29
15:35炭焼き小屋
15:35林道出合い
15:55駐車地
16:15カエルコール
18:10帰宅
土曜日が晴れる?嫁サンに子ども達と一緒に紅葉見物の山に行く?と聞くと足の怪我が治っていないという。月曜日の山歩きのために養生するということで、結局私が子ども達を連れてキノコ狩りに連れて行く事になった。娘が友だちも誘いたいと言い出したが、私はキノコ探しに行くのなら人の出入りが少ないバリルート!というポリシーを持っているので友だちの参加は却下(^_^;)なのでメンバーは私と子ども達二人。
で、またしても鈴鹿北部へ出かけたのであった。
朝、正直言って寝直してしまい寝坊。
1時間30分近く遅れて自宅を出発。距離にして約100kmほどの移動。高速道路を使わないので2時間かかる。
車内映画劇場を一本見終わって現地付近へ。
地元のオバちゃんたちが荷台に乗っている軽トラの後ろに付き、林道に入る。
この林道、かなりヤバイ(=o=;)
左側は断崖絶壁の谷。幅員が狭いくせに崩土が山側に積もっていて谷に落ちそう(T_T)
軽トラはそんなことを気にすることもなく快調に林道を進む。こちらは落石や水たまりを避けつつ徐行運転。こんな狭い道は勘弁してくれ!と林道前半戦の退避場所らしい所に駐車。切り返しをして帰路方向に向きを変えたら退避場所はヌカルミでタイヤが空転。子ども達が心配するが、なんとか脱出可能そうな場所に駐車して登山準備をする。
今日の計画は完全にバリルートの尾根通し。ここでうっかり私が「キノコがある程度採れたら山頂は踏まなくていいよ」と失言。でも、結果的にそれで良かったのかもしれない。
駐車した場所から林道をテクテクあるく。歩き始めると幅員が広くなり、水たまりも無くなり駐車できる場所がアチラコチラに(-_-;)さっきまでの区間が一番ひどかったらしい。
川沿いに歩き、ターゲットにした尾根に無理やり取りついた。
距離170mほどを標高差90mほど登る二次林の急斜面。
木を掴みながらステップを作りながらジグザグに登る。
15mのトラック荷台用ロープも持ってきていたのでロープでも?と思ったが、うちの子どもは普段からヤブや沢に連れて行っているので文句も言わずに付いてくる。
少し登りにくかったが20分ほどで緩やかな尾根に乗った。
小休止をしたあと、西側を流れる本流と東側を流れる支流沿いに挟まれた尾根を登っていく。
アセビとユズリハの下草や倒木を越えながら二次林の尾根を行く。
それが途中に植林帯に変わる。
ただ森の両端は二次林で間もなく二次林に戻った。
尾根に取り付いてから1時間20分経過・・・未だにキノコは見つからず。
子ども達の顔に「飽きた」という三文字が見えてきた。
お父さん!この変なモノ何?と渡しを呼ぶ声。
娘の所に駆けつけると見慣れない赤い茎と赤いバナナ?
ああ!ツチアケビ!初めて見た!
調べてみると根の中にナラタケの菌糸束をとりこんでいて、菌類からすべての養分を得て生活しているらしい。この赤い実「人間にもかすかな甘味は感じられるが、タンニンが多量に含まれ、化学薬品のような強烈な異臭と苦味もあり、食用にはならない。By Wiki」食べてみなくて良かった!
ツチアケビで少し気が紛れてさらに進む。
お!!あったー!!ナメコや!!
「ほら!な!あったやろ!!」と父親は満面の笑み(^_^;)
娘にナイフを渡し採取してもらい、息子と一緒に他のキノコを探しに行く。
でも、周囲には無し。収穫の終わった娘も一緒に登り探す。
おお!またあった!
でも、今度のは少ない・・・収穫できるのは写真に見えているだけ。他に小さな小さなナメコが出てきた状態でストップしている。
もう少し登ろう・・・
尾根から広い森にやって来た。昼を回っているので昼食にしても良いのだが、もうひと目キノコを拝んでから・・・・よし、ここの森でお前はあっち、お前はこのまま直進、お父さんはこっちを探す。キノコが見つかったら呼んでね!と散開した。
散開直後に娘から
「おーい!ナメコスゴイあるで!地面にもある!」
「え?なんやって!?(・・;)
駆けつけてみるとまさにナメコパラダイス!!
木にあるものは小粒なものが多いが、
特筆すべきは三本の幹が集まっている木の根本。落ち葉に隠れているがたくさんの美味しそうなナメコがいっぱい!
落ち葉をどけると
地面にあったものは湿気が合ってヌメリが凄く、採取しようとしても手袋がズルズルになってナメコを摘むことができない。子ども達には木に生えているものを採取させて、私が地面のヌルヌルナメコを採取。帰宅後の掃除が大変そうだ。
娘は採取したナメコをすぐにでも食べて下山!と鼻息が荒いが、私としてはもう少し先に広がっている森のキノコも探してみたい。
この先の明るい場所に行って昼ごはんにしよう!きっとあそこの方が眺めがいいよ!と当てずっぽうな事を言いながら少し登る。
ほら!いい感じや!
「お父さん!ここでお昼ごはん!!」と待ったなしの娘。
よしよし・・・んじゃ、鍋を出して・・・え?ちょっと待て!その下にある木にあるのは?
乾燥ナメコの「大」!
やった!こりゃいい乾燥具合!
え?チョット待て?ソコにもなんかある??
おお!また乾燥ナメコの「大」
こいつらは、掃除もしなくていいし、味が濃くてウマイぞ!
と、さっそく鍋の中に入れてダシと一緒に炊いてふやかして!
そこへウドンを入れて味噌を入れて!特性ナメコうどん味噌仕立ての完成!
ツルツルナメコがウマイ!
食後に「もう動けない」と行動食用に持ってきていたパンを食べている娘を残して息子と空身でもう少し登ってキノコ探し。
でも、日当たりの良すぎる尾根に出てしまい引き返すことにした。
さぁ、もう14時だ。山を降りようか?と来た尾根を引き返す。
ヤセ尾根以外で往路と少し違う場所を歩くと・・・
あっ?!ああ!あった!!
食べごろサイズのナメコちゃん!
お土産いっぱいできたね!
植林を下っていると朽ちかけ始めたスッポンタケがいっぱい。
写真は上手く撮れなかったけどたくさんあった。
それにしても同じルートで下っても面白く無いなぁ・・・
そうだ、沢ルートから帰ってみよう!ロープも持ってきているし!
と、少し傾斜がゆるい場所から沢に降りる。
沢に近づくと木の根や掴むものが無くなったのでロープをフィックスして無事に川原に降り立った。
沢の川原は荒れていてまともに通して歩けない。なので、ルートを見定めて何度も何度も沢を渡渉して水の少ない沢を下っていく。
ゴルジュっぽい場所に差し掛かると「滝じゃないだろうな?」と少しドキドキしたがそれらしいものもなく、途中からテープマークが出てきた。
でも、このピンクテープ。道だったであろう場所の崩落が激しく、残骸が残っている程度。結局は自分の眼力によるルートファインディングで下る。
堰堤か?と思ったが近づくと謎の構築物。
水を流していた橋のようにも見えるが何だろう?
↑上の写真の左手(右岸)の小石が乗っている場所がおそらく旧来の杣道。でも積もった小石が邪魔(^_^;)
その後は杣道がちゃんとあった。
小滝がひとつ。沢に降りてから滝っぽいのはここだけだったように思った。
杣道を降りていくと現役の炭焼き小屋が大小2つ。(振り返って撮影)
朝あったオバサン達は炭焼きの作業で山に入っているのかな?
すぐ傍に丸太橋があって、朝に取り付いた場所に戻った。
沢ルートで下山して、朝登った場所に出てきたことに娘は少し感動したもよう。
沢沿いのまっすぐな尾根を登って降りてきただけなんだけどなぁ
帰宅後はナメコの掃除が大変だったけれど、ボウズじゃなくて本当に
よかった!よかった!(-_-)v
ファミリーキノコ狩り(私+娘+息子)
バリルートぷち周回
2013年11月9日実施
距離:5.334km
沿面:5.51km
所要時間:6時間3分
(含む:昼食1時間32分)
累積標高:プラス・マイナス534m
最低標高:291m(駐車地)
最高標高:682m(昼食場所)
7:40自宅
9:40某駐車地9:53
10:13尾根取付き
11:36ナメコ!11:52
11:54ナメコ!12:00
12:26昼食標高13:58(1時間32分)
14:24ナメコ!14:35
14:42沢へ下る15:00
15:25コンクリ遺構15:29
15:35炭焼き小屋
15:35林道出合い
15:55駐車地
16:15カエルコール
18:10帰宅
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