迷岳バリルート::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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以前から登ってみたかった台高:迷岳。
台高フリークのUHさんにお願いして迷岳山行を企画してもらった。

こりゃ~何度も通わねばならない!?
(2015年3月23日実施)
待ち合わせ場所に向かう道中に降りだした雨は本降りになったり、やんだりを繰り返す。この日は不安定な天候ということだったがズバリ的中したようだ。
山行メンバーが集まり、下山するヤジヤマ谷林道Pに1台置き車。

(屋じ山谷橋にあったフサザクラ)
幸いにして雨は登山靴を履く前にやんでくれた(^^)

我がセレナに全員乗り込みスメール方面に進み、現在は閉館されてしまった飯高洞窟美術館の横を通り抜け、舗装林道を登っていく。
すると廃遊園地を見下ろす場所に到着。
UHさん曰く、この先は未舗装路。
パンクするリスクを犯してまで置くまで進む理由も無いのでは?
と、路肩の広い場所に車を駐車。
うまく駐車すれば3台くらい置ける?
寒風吹きすさぶ中で登山準備を整えてレッツゴー。

春になるのが楽しみな未舗装林道を30分歩けば林道終点。
立派な多段の滝(二ノ滝?)を横目に唐谷登山道に入っていく。

この登山道は山腹に整備された登山道。
危なそうな場所にはロープがフィックスされていたりするが足場の狭い箇所もある。
台高ではシロバナショウジョウバカマが多いと聞いていたが、いきなりご対面。

でも小さな個体が数株あっただけ。
皆でそっと見守りましょう。
唐谷川沿いに緩やかに登っていく。

沢の分岐をまず唐谷川左俣に進み、暫く歩いた場所※で一旦渡渉。

※渡渉点にあるリボンのマーキングをちゃんとトレースしなければいけません。

一旦沢から離れ、もうひとつでかい多段の滝を横目に進む

すると唐谷右俣に出合います。
地図上の破線はこの大滝のすぐ後で渡渉してジグザク山腹道から尾根を登ることになっていますが、我々は、さらにP794に向かってよく踏まれた道を進みます。

廊下状の小滝を見ながら進めば

沢がたくさん上流から集まってくるP794

左俣に作業小屋?があるのがここの目印。

ちなみに今回は登らなかったがこの場所から南に伸びる尾根に取り付けば、桃の木平の西にあるP1185に登ることができるそうだ。

我々は中央の作業道を歩く。

南から沢が流入してくる場所を通り過ぎ右岸に渡渉。

バイケイソウがたくさん芽を出しているのに気づいた。

崩壊地を西に見ながら、その手前の植林帯を南向きに取り付く。

急斜面、間伐材が転がる植林を標高差100m

ゼーゼーハーハー心臓がバクバク
樹間にこれから登る迷岳の山頂が見える

バイケイソウの新芽を見ながら尾根を目指せば登山道が合流。

ここからは登山道を使って登ることにする。


駐車地から2時間余りで飯盛山の南の稜線、P1079の北に出た。
シャクナゲ林にも冬さながらの強風が吹いてくる。

この日の天候は風が冷たく雨時々曇り時々雪時々晴れ。
天候の要素がすべてはいってる?(-_-;)
今朝降ったであろう雪も散見された。

冬枯れの樹間から蓮ダムの湖面が見える。

強風ながら平和な尾根歩きがしばし続く。

北斜面の日陰に残雪があるがこの日の天気じゃ解ける気配無し(-_-;)

台高特有の二次林はヒメシャラが1/3以上あるように見える
標高1200mを越えると岩の急斜面が始まる。

シンドイ身体に鞭打ってラストスパート・・・皆はスタスタ登って行くが、我が夫婦は揃って立ち休憩を数回繰り返す(-_-;)

お昼ちょうどに迷岳山頂に到着。

私と嫁さんは初登頂!
でも冷たい風がキツすぎて長居する気になんかなれない!
風の来ない山頂南斜面の広い窪地に避難!
ここで昼ごはんにしよう!即決!
今日は肉野菜たっぷりうどん!

私達夫婦が春の彼岸で忙しかったのに代わり、UHさんが快く材料調達してくださった。
ありがとうございました。m(__)m

美味しゅうございました!(^^)v

鼻水を垂らしながら温かいうどんを食べたらUHさんおすすめのバリルートに向かう。
午後の風は午前よりも風が冷たく尋常じゃない。
指の感覚が無くなってきたので冬手袋をザックから出した。
樹間に見えるトンガリは昨年3月に登った古ヶ丸山

もう少し尾根を進んだ見晴らしの良い場所で展望を楽しむ。

私と嫁さんは、トンガリの古ヶ丸山は登ったものの、その右に見えているまだ八景山と白倉山には登ったことがない。
左の奥にある仙千代ヶ峰も登ってない。
またヒルの居ない時を狙って登らねば!

そんなことを話しながら西へと進む。

ふと立ち止まり、後ろを振り返ると手前左に迷岳。

その右に口迷岳が見える。

柚子の木の無い「柚子の木平」を歩いて、次のピークに差し掛かる。

今日はここからの広い尾根を北に下る。

広い広い二次林の広場に降り立つ。

二重稜線のような三重稜線のような広い尾根。
小さな丸い水たまり池があった。

UHさん曰く、「迷い池」という池らしい。

もう少ししたらガマ達の産卵場所になるのだろう。
迷い池の少し先にも水たまり池があったがこちらは、より一層水が少なめ。

直線距離にして600mほどダイラを歩いて

尾根が狭くなってきたところにP1195。
ここから西の広い尾根に進路を変える。
尾根が狭くなって来る場所で北を眺めると樹間に蓮ダムの湖面が見え隠れする。

少し痩せ尾根も通るが踏跡明瞭で安定した尾根を行く。
P943を通過してもなお先へと尾根を進むと「庵の谷」方面に下っていく尾根に直線距離にして100mほど入り込んでしまった(-_-;)
崩壊地が近かったので尾根を引き返して予定ルートの尾根に戻る。
標高780mで未舗装林道があった。

こんなところまで林道が登ってきているなんて!
でも目を凝らすとこの林道の先は大崩落現場で道は埋まっている?

P750を通過して尾根を下っていくと林道が横切るが標高700mまで尾根を歩いた。
林道に出て明るい場所に近づいてみると大規模な伐採地に出くわした。

桧塚方面の展望が素晴らしいが、雪雲がかかっていて桧塚は見えず。

むこうも強風と雪だろう。
舗装林道を歩いて駐車地へと向かうが小石がゴロゴロしていて歩きにくい。
路肩の状況と植林斜面を見極めて数カ所でショートカット。

40分あまりの林道歩きを経て朝に置き車してあった場所に到着。

登山開始場所の駐車地へ我がセレナを回収に行き、山行終了!

登りの楽勝林道歩きでは植林ばかりで・・・だったけれど、シャクナゲの尾根から山頂、そして午後の下山大半の豊かな森(二次林)は素晴らしい!
脱帽モノでした。
また迷岳周辺の山域に出かけたいと思いました!
UHさ~ん!よろしくお願い致します~


2015年3月23日実施

グループ山行:@月曜山歩
5人(UH、OT、IS、TY、TK)
距離:11.451km
沿面:12.176km
標高差:-66m
所要時間:6時間36分
(うち昼食:56分)
累積標高+1681m-1747m
最低標高点:324m(ヤジヤマ谷橋P)
最高標高点:1308.7m(迷岳山頂)


6:10伊賀
6:50 H駅7:00
7:48ダム管理事務所8:30
(車)
8:40ヤジヤマ谷橋P(置き車)
(車)

8:58廃遊園地P9:12
9:42唐谷林道終点9:45
10:24 P794 12:29
11:27 P1079
11:59迷岳山頂
12:00昼食12:56
13:26P1285m
13:33北尾根分岐
13:40迷池
14:00 P1195西尾根分岐14:03
14:36 P943
14:45アルバイト14:54
15:11 P750
15:15未舗装林道
15:48ヤジヤマ谷橋P15:58
(車)
16:17廃遊園地P

登り2時間47分 昼食1時間 下山3時間
UHさんの計画通りの山行でした。
サスガでございますm(__)m
ありがとうございましたm(__)m
| 山登り::台高山脈 |
| 11:15 PM | comments (2) | trackback (0) |

コメント

はじめましてです。
最近三重の山登りをはじめた初心者です。
五代目さんのブログで団体の山行きの道迷いに参考になったり
ソロでも参考にさせてもらっています
ご夫婦で登山いいですねぇ
私の主人はメタボなのでゴルフばかりで
登山なんて行けません
夫婦共有の趣味には憧れます
| ころ助 | EMAIL | URL | 2015/04/29 07:35 PM | lun047ok | 保留中コメント:0件

ころ助さん、はじめまして
山での道迷い・・・実は先日も・・・ゴニョゴニョ・・・(-_-;)
迷う人って、繰り返すんでしょうね・・・(^_^;)

私も昔はゴルフしていたんですが、センスが無いのに気づいて
歩くだけの趣味に切り替えたんです。
お金もかからないですしね(^_^)b
| 五代目 | EMAIL | URL | 2015/04/30 07:37 AM | RkWOqosk | 保留中コメント:0件



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