2017,03,05, Sunday/五代目
大量に雪が積もった今シーズンの鈴鹿山脈。
悲しいかな、1月、2月私の休みの日に雨ばかり。
やっと天気が良い巡りとなったので久々に鎌尾根を歩いてみることにした。
2017年2月27日実施
宮妻峡キャンプ場への道はドライで除雪の雪も消えて無い模様。
カズラ谷入口の駐車場の雪もほぼ解けて?嫌な予感(^_^;)
林道を40分歩いて水沢峠登山口へ。
ここまでの林道はあちこちに倒木あり。
雪のせいで木が倒れたのかな?
トレースは十分あるので楽が出来るのだが・・・
登山道に入ってすぐは日陰なのでマシだったのだが、陽当りの良いところは、雪が腐っていて踏み抜くこと幾度も・・・(T_T)
水沢峠に近づいて谷に入れば、いつもと谷の様相がおかしい。
かなりの積雪がまだ残っているようで谷の地面が嵩上げされているから、目線が高くなっているらしい。
でも、雪解けがドンドン進んでいるようで左岸の滝は無氷結でジャージャー雪解け水が流れ落ちていて河床の雪も解かしている。なので踏み抜くと股下まで一気に沈んでしまう(T_T)
谷を詰め上がる最終ポイントの手前で左の小さい尾根を登っていくトレースがあった。
「こんなところから県境稜線尾根に出れるの?」とトレースに乗ってみたら、
出れるのは出れるけれど、雪が腐っていて非常に登りにくかった(T_T)
水沢峠から伊勢湾の展望は少し霞んでいるものの良好。
でも、冷たい風は強いし日陰は雪が凍っている。
風がマシな場所でアイゼンを装着した。
腐った雪を踏み抜きながら馬の背で一休み。
晴れて展望が良い。
それにしても解け残りの状態になっている雪はどうにかならんのか!?(^_^;)
歩き難いのよ~(T_T)
綿向山から雨乞山への稜線は白いけれど、今目の前にある雪の状態と同じくらいかなぁ・
水沢峠から35分で水沢岳に到着!
あれ、こんな看板だったっけ?
しかも看板、ほとんど埋まってるわ(^_^;)
ここの風の来ない斜面で昼食タイム。
カップ麺等で簡単に済ませる。
ここから先は鎌ヶ岳を見ながらの登山。
そういえば御嶽山も見えているよ。
風が吹き抜けていくキノコ岩エリアの地面は凍っている。
アイゼンが効いて歩きやすい。
風化した花崗岩のザレだらけの場所には水晶はあるんだろうか?
ザレ場を抜けると雪野原でノンビリ・・・
ズボッ!と踏み抜きでバランスを崩してばかり(T_T)
イブネ・クラシ・チョウシと御在所岳が見えてきた。
大洞の頭方面へ分岐する尾根に新しい青看板?
西端尾根分岐と書いてある。そんな名前の場所だったんですね~
ここからのアップダウンが鎌尾根の醍醐味みたいな場所なんですが、日なたの雪はシャブシャブでピッケルもアイゼンも効かない(T_T)
日陰の雪は締まっていて凍っているので利用価値あり!
おや?衝立岩手前に看板?
直進ダメというこんな看板今までに無かったと思う。
巻道から岩の上に登り上がる直前も雪が解けてきていて、
足の置き場所にとても困る。
トップは自分だけが通れても後続がダメにならないように配慮せねばならないのだ。
青空バックに急斜面を登って気持ちよさそうだけど、
実際は登りたくても足元の腐った雪が崩れて登りにくいこと極まりないのだ(^_^;)
岩の間も通ります。
雪庇の切れた場所を乗り越したいんだけど、足場の雪が崩れて登れない(T_T)
雪庇の付け根に大きな亀裂が走っている!!
どこからどこまで地面なのか判断できにくい!
時折、ズボッ!と右足が沈んで股下まで雪に埋まる。
普段なら飛び降りてしまえる場所が、踏み抜き・・・と思えてきてビビってしまう。
ピッケル・アイゼンの決まらない所を踏み抜いたら谷底に落ちてしまう!
地面が見える場所が安心(^_^;)
また雪庇の痩せ尾根歩きを開始(-_-;)
少しだけの下りでもドロドロの雪稜はオッカナイ!
日陰の雪は硬いので日陰に回り込んで歩くのが正解。
鎖場にやってきた。
垂直の鎖は雪に埋没している。
下り始めのところの雪が解けて無くなっていて下りにくい!
横ばいの鎖場は、鎖場手前の斜面についた雪が薄く、
ここのトラバースがかなり緊張した。
もう、これで怖い所終わった!と安心したのもつかの間!!
痩せ尾根の上の解けかけ雪庇渡り~!(T_T)
最後のピークに登って鎌ヶ岳を眺める。
はぁ~9時スタートだと、やっぱり14:30でここや。
鎌ヶ岳には行かずに、ここからカズラ谷コースで下山する。
まず尾根を下るがここにも雪が満載。
でも、腐っていて踏み抜き穴がたくさんある。
今日のトレースも混じっているようなのでカズラ谷をピストンした人がいたんだろう。
踏み抜き落とし穴に注意しながら下山していくのだが、踏み抜きはあまりにも突然にやってくる。
一気に股下までズボッ!と身体が傾く。
これを何度も繰り返して体力消耗(T_T)
しかし、カズラ谷ルートに積もった雪はいったいどれほどなんだ?
山腹道が消失して、道らしきところの床が高くて樹木が邪魔!!
雪の直後にこのルートで登り下りした人は、さぞかしこの山を熟知されている人だったんだろうなぁ。
最後の植林で雪が消えたしまったけど、カズラ谷の大滝まで下山し、
沢の水でアイゼンを洗ってアイセンを収納。
沢を二回渡渉して、車に戻った。
腐った雪の鎌尾根は今までで一番手ごわかったです(^_^;)
2017年2月27日実施
グループ山行@月曜山歩
4人(OT、IS、TY、TK)
アイゼン
雪
雪庇
腐った雪
7:10自宅
7:30伊賀の某SC7:40
7:45関西本線某駅
8:42宮妻峡カズラ谷前P9:04
9:44登山口9:49
11:08水沢峠11:18
(アイゼン装着)
11:53水沢岳12:26
(昼食33分)
14:30岳峠分岐
14:58雲母分岐
15:38P682
16:05沢出合
(アイゼン脱)
16:22駐車地
17:35伊賀の某SC
距離:8.283km
沿面:8.711km
所要時間:7時間18分
(うち昼食33分)
累積標高プラスマイナス1090m
最低標高:385m(カズラ谷口P)
最低標高:1079m(鎌尾根後半)
宮妻峡に入る手前の民家裏手の桜が咲いていた!
何という品種なんだ?河津桜?
そうそう、新名神の工事が宮妻にもやってきてるんですねぇ~
鈴鹿の山にどう影響があるんだろう・・・
悲しいかな、1月、2月私の休みの日に雨ばかり。
やっと天気が良い巡りとなったので久々に鎌尾根を歩いてみることにした。
2017年2月27日実施
宮妻峡キャンプ場への道はドライで除雪の雪も消えて無い模様。
カズラ谷入口の駐車場の雪もほぼ解けて?嫌な予感(^_^;)
林道を40分歩いて水沢峠登山口へ。
ここまでの林道はあちこちに倒木あり。
雪のせいで木が倒れたのかな?
トレースは十分あるので楽が出来るのだが・・・
登山道に入ってすぐは日陰なのでマシだったのだが、陽当りの良いところは、雪が腐っていて踏み抜くこと幾度も・・・(T_T)
水沢峠に近づいて谷に入れば、いつもと谷の様相がおかしい。
かなりの積雪がまだ残っているようで谷の地面が嵩上げされているから、目線が高くなっているらしい。
でも、雪解けがドンドン進んでいるようで左岸の滝は無氷結でジャージャー雪解け水が流れ落ちていて河床の雪も解かしている。なので踏み抜くと股下まで一気に沈んでしまう(T_T)
谷を詰め上がる最終ポイントの手前で左の小さい尾根を登っていくトレースがあった。
「こんなところから県境稜線尾根に出れるの?」とトレースに乗ってみたら、
出れるのは出れるけれど、雪が腐っていて非常に登りにくかった(T_T)
水沢峠から伊勢湾の展望は少し霞んでいるものの良好。
でも、冷たい風は強いし日陰は雪が凍っている。
風がマシな場所でアイゼンを装着した。
腐った雪を踏み抜きながら馬の背で一休み。
晴れて展望が良い。
それにしても解け残りの状態になっている雪はどうにかならんのか!?(^_^;)
歩き難いのよ~(T_T)
綿向山から雨乞山への稜線は白いけれど、今目の前にある雪の状態と同じくらいかなぁ・
水沢峠から35分で水沢岳に到着!
あれ、こんな看板だったっけ?
しかも看板、ほとんど埋まってるわ(^_^;)
ここの風の来ない斜面で昼食タイム。
カップ麺等で簡単に済ませる。
ここから先は鎌ヶ岳を見ながらの登山。
そういえば御嶽山も見えているよ。
風が吹き抜けていくキノコ岩エリアの地面は凍っている。
アイゼンが効いて歩きやすい。
風化した花崗岩のザレだらけの場所には水晶はあるんだろうか?
ザレ場を抜けると雪野原でノンビリ・・・
ズボッ!と踏み抜きでバランスを崩してばかり(T_T)
イブネ・クラシ・チョウシと御在所岳が見えてきた。
大洞の頭方面へ分岐する尾根に新しい青看板?
西端尾根分岐と書いてある。そんな名前の場所だったんですね~
ここからのアップダウンが鎌尾根の醍醐味みたいな場所なんですが、日なたの雪はシャブシャブでピッケルもアイゼンも効かない(T_T)
日陰の雪は締まっていて凍っているので利用価値あり!
おや?衝立岩手前に看板?
直進ダメというこんな看板今までに無かったと思う。
巻道から岩の上に登り上がる直前も雪が解けてきていて、
足の置き場所にとても困る。
トップは自分だけが通れても後続がダメにならないように配慮せねばならないのだ。
青空バックに急斜面を登って気持ちよさそうだけど、
実際は登りたくても足元の腐った雪が崩れて登りにくいこと極まりないのだ(^_^;)
岩の間も通ります。
雪庇の切れた場所を乗り越したいんだけど、足場の雪が崩れて登れない(T_T)
雪庇の付け根に大きな亀裂が走っている!!
どこからどこまで地面なのか判断できにくい!
時折、ズボッ!と右足が沈んで股下まで雪に埋まる。
普段なら飛び降りてしまえる場所が、踏み抜き・・・と思えてきてビビってしまう。
ピッケル・アイゼンの決まらない所を踏み抜いたら谷底に落ちてしまう!
地面が見える場所が安心(^_^;)
また雪庇の痩せ尾根歩きを開始(-_-;)
少しだけの下りでもドロドロの雪稜はオッカナイ!
日陰の雪は硬いので日陰に回り込んで歩くのが正解。
鎖場にやってきた。
垂直の鎖は雪に埋没している。
下り始めのところの雪が解けて無くなっていて下りにくい!
横ばいの鎖場は、鎖場手前の斜面についた雪が薄く、
ここのトラバースがかなり緊張した。
もう、これで怖い所終わった!と安心したのもつかの間!!
痩せ尾根の上の解けかけ雪庇渡り~!(T_T)
最後のピークに登って鎌ヶ岳を眺める。
はぁ~9時スタートだと、やっぱり14:30でここや。
鎌ヶ岳には行かずに、ここからカズラ谷コースで下山する。
まず尾根を下るがここにも雪が満載。
でも、腐っていて踏み抜き穴がたくさんある。
今日のトレースも混じっているようなのでカズラ谷をピストンした人がいたんだろう。
踏み抜き落とし穴に注意しながら下山していくのだが、踏み抜きはあまりにも突然にやってくる。
一気に股下までズボッ!と身体が傾く。
これを何度も繰り返して体力消耗(T_T)
しかし、カズラ谷ルートに積もった雪はいったいどれほどなんだ?
山腹道が消失して、道らしきところの床が高くて樹木が邪魔!!
雪の直後にこのルートで登り下りした人は、さぞかしこの山を熟知されている人だったんだろうなぁ。
最後の植林で雪が消えたしまったけど、カズラ谷の大滝まで下山し、
沢の水でアイゼンを洗ってアイセンを収納。
沢を二回渡渉して、車に戻った。
腐った雪の鎌尾根は今までで一番手ごわかったです(^_^;)
2017年2月27日実施
グループ山行@月曜山歩
4人(OT、IS、TY、TK)
アイゼン
雪
雪庇
腐った雪
7:10自宅
7:30伊賀の某SC7:40
7:45関西本線某駅
8:42宮妻峡カズラ谷前P9:04
9:44登山口9:49
11:08水沢峠11:18
(アイゼン装着)
11:53水沢岳12:26
(昼食33分)
14:30岳峠分岐
14:58雲母分岐
15:38P682
16:05沢出合
(アイゼン脱)
16:22駐車地
17:35伊賀の某SC
距離:8.283km
沿面:8.711km
所要時間:7時間18分
(うち昼食33分)
累積標高プラスマイナス1090m
最低標高:385m(カズラ谷口P)
最低標高:1079m(鎌尾根後半)
宮妻峡に入る手前の民家裏手の桜が咲いていた!
何という品種なんだ?河津桜?
そうそう、新名神の工事が宮妻にもやってきてるんですねぇ~
鈴鹿の山にどう影響があるんだろう・・・
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