台高:千里峰(北股林道から)::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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5月にデリカD:5が我が家にやってきた!『D:5活用山行シリーズ』!
台高の最奥!北股林道を行ける所まで行ってみる!
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山行日:2017年6月19日
2020年2月3日の北股林道の情報はこちら→2020年2月3日の山行
車を止める場所が不確定なので杉の湯Pで山仲間と落ち合って、車の台数を減らす。
R169から大迫ダム→入之波大橋を渡り、栃谷を左折、三之公出合いを直進して北股林道に入る。
この移動が1時間ほどかかる。
以前のセレナ2WDでは「この林道から無事帰れるのだろうか?」と超ストレスを感じながら走っていたが、今はデリカD:5(4WD&地上高21cm)なので『かなり』安心。
でも、道中に動かせられない巨岩落石が2箇所。
その岩の間は目測2mくらい。
なんとかデリカD:5(1795mm)で通ることができた。

この林道沿いに咲くヤマツツジ?の様子がちょっと変。
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葉っぱが大きい。まるでハイビスカスのようだ。

で、北股林道を行ける所まで行ってみたが、檜塚谷出合から350mほど進んだ所(P1044の南)で路肩崩壊。
こらアカン(-_-;)
手前に少し広い場所があった。ここでギリギリ方向変換。
檜塚谷出合まで引き返して車を駐めた(1台だけの駐車場あり)

登山靴を履いて歩きだせばヤマアジサイ。
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この日の日差しは夏のよう。
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下界は気温30℃オーバーの予報。

歩いて5分で通行止めになっている場所。
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谷側の路肩がのり面ごと崩落していて道路幅が狭くなっている。
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デリカD:5でギリギリ通過できそう?
だけど、通った後に路肩崩落が進むと間違いなく帰れなくなる?(^_^;)
そんなことだけは勘弁して欲しい!

そんなことを考えながら林道を歩く。
以前に崩落していた?高塚谷出合いはキレイにコンクリートで復旧されていた。
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せっかく、キレイに治っているのに車が入れないなんて・・・(T_T)

北股林道の奥に千里峰~奥ノ平峰が見えた。
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高塚谷出合から600m先に崩土&巨岩。
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どんな重機でこの岩を動かすのだろう?

さらに前方に路面崩壊地(^_^;)
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もう、ここまで来ると復旧させる気は無しですな(-_-;)

H鋼入りドラム缶?
索道ワイヤーのアンカーだったんだろう。
近くに青色のダンプカーらしいものが放置されている。
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あ?そういえば、ここがクズレ谷への下降点か?

北股林道をさらに奥へ歩いていくと、信じられない平均台があった!
幅40~50cm?高さは2m近いか?
勇気を出して側壁の残骸の平均台歩き(^^;)
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山側斜面(シダのある所)にトラバース道があるらしいけど、崩落していたような・・・
この平均台は渡りきる手前でコンクリが切れていて左の山側に移動するのだけど、
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自分の通った平均台を振り返ってみると、見なければ良かった!と思う景色がそこにある!(-_-;)
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穴があいてる!空中に浮いてる!!

ここまでの林道が本日の核心部か?(^^;)


赤い色がついているヤマボウシが満開。
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駐車地から林道を歩くこと40分で林道終点に到着。
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対岸に渡って登山口を探すが崩落していてよくわからない。
適当に急な場所を登って、尾根っぽい場所の踏み跡に合流。
踏み跡沿いにヒョロヒョロした赤紫色の花が咲いている。
近づいてみると噂のジキタリス。
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なぜこんな山奥に群生しているのか分からないが、ジギタリスは古来から薬草として使われてきた反面、全草が猛毒らしい。→大文字山を食べる


細い木樹が茂っている広い緩斜面を適当に歩いて
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エゴノキはここでも満開
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苔の付いている石灰岩のガレた急斜面を登って尾根に取り付いた。
その後は急な登りは無いんだけど、この日は蒸し暑くてバテ気味。
何なのか分からないプラ製リング。
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植林混じりの尾根は踏み跡がしっかりあって歩きやすい。
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植林の境界線らしい場所には目印の巨木が目立つ。
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しかし、この時期、植物系の花はコナスビくらいしか咲いていなかった。

トンボソウ?
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まだ咲かないの?

夏至の2日前のこの日、日差しが強く。
もう夏っぽいコントラスト。
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最後の登りをゼーハーゼーハー耐えて登りきれば、青空と伊勢方面の山々の連なり!
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少し移動して北方向を眺めれば、桧塚奥峰と桧塚が見えた。
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ズームアップ!
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程なく、千里峰の山頂に到着。
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駐車地から約2時間20分でした。
サラサドウダンが地面に落ちてる?
上を見上げれば、
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咲いてました!
白い花はカマツカかな?
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あ!シロヤシオの残り花!
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台高主稜線はエエ感じ!
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主稜線で見上げればサラサドウダンが満開です。
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台杉っぽい木からサラサドウダンが生えている。
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赤倉山への登りは最後の最後がシンドかった~!
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シャクナゲのヤブに囲まれた赤倉山は、ほぼ展望無し。
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山頂の看板は薄くなって字が読めないくらい。
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でも、サラサドウダンはたくさん。
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そしてトンネルになっているのは、すでに散っているシャクナゲ。
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おや?ここにもシロバナサラサドウダンンが咲いている!
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シロというより黄色?
この場所で五人が昼食をとるには狭すぎるので、北に移動。
シャクナゲのトンネルを下っていきます。
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ここのサラサドウダンは背が高い。
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でも、サラサばかりでベニドウダンが存在していなかったように思う。
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色が濃くて大ぶりの花。
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標高1345m付近でお昼ごはんを食べた。
オロシ温玉ブッカケ蕎麦(by流水麺)
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UHさんお手製のニンジンとアスパラのシーチキンあえやゴボウ。
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柚子風味のお漬物やおつまみなど、美味しく頂きました。

北は千石山で手前南面に鹿の楽園のような木のない原っぱが見える。
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よく見ると北西にジョウブツ山の電波塔
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その繋がりに二階岳、木ノ実ヤ塚、薊岳。
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復路は赤倉山の西に連なる稜線をP1238mまで歩くので、赤倉山北面の植林帯の手前を南にトラバースしていく。
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後から地図を眺めれば、植林帯手前じゃなく、もう少し北へ下って、尾根が広くなった所から回り込んだ方が良かったのかもしれない。
西につながる広い尾根に到着した。
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尾根の北側は、浅い谷と言うか、ちょっと低い広場。
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良い枝ぶりのホオノキがあって
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大きな花が咲いていた
少し先に進むと北側の広場はバイケイソウに埋め尽くされていた
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森のなかで縦に長いテントウムシのような謎の虫の死骸を拾った。
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帰って調べてみるとカメムシで「オオキンカメムシ」と、いうそうな。
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この赤倉山の西に連なる稜線は高くて太い樹木が多い。
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大木の風倒木も何本かあったが、どれもこれも樹高が高かった。
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そして台高名物ヒメシャラも多く見れたが、倒木を受け止めてしまった不運なヒメシャラも居た。
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雪国でもないのにグニャリと曲がった木も根性で生きている。
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カクダ谷の左岸上部、P1221の南側に広がる広い草原は?
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なんでこんなに広い草原が出来てしまったんだろう?
サッカーでも出来そうなくらい広い。

岩の露出した尾根を進むが
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岩だらけで進めなくなることは無い。
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緊張感無しで歩ける尾根です。

木材の切り出しに使われたであろうワイヤーが食い込んだ大木が何本かあった。
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この木に関してはワイヤーを解いてもらえずに放置され、
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実に苦しそうである。

P1275をスッタカターと乗り越して次のピークにフレッシュなシロヤシオが残っていた。
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P1238に近づいていくと植林帯となっていく。
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本日最後の登りをゼーゼー喘ぎながら登るとP1238
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ここが、前回、大鯛山から縦走して最後に到達した場所だ。
これでこの尾根が繋がった。
(厳密に言うと大鯛山~白鬚山が繋がっていない)
あ?こんな看板なかったぞ?
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「桧塚谷高」?確かに「檜塚谷」の右岸尾根の最終地点ピークだけど、「○×の頭」とかも言うけど、ここは「○×の高」なんだねぇ。
ここでオヤツタイム。
保冷剤(水を凍らせたペットボトル)で冷やして持ってきた「つばや特製の笹餅
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笹の香りと塩気が移った道明寺の生地が美味しいんです!
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道明寺の周りには熊笹パウダーを溶かし込んだ寒天コーティング!
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P1238の南尾根は前にも下っているんだけど、すっかり忘れてしまっていた(-_-;)
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かなり急斜面を落っこちないように木や鹿避けフェンスを掴みながら急降下。
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フェンスは2条が並行して存在しているが、その2つの隙間に入るほうが平和に下っていけるかも。
とにかく激下り。
開けた場所から好展望があったが、ここだけ(-_-;)
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他は鬱蒼とした森の中。
なので決して登りには使いたくないルートだ。
標高950mまで下ってきたら東に広場を伴った杉植林帯へくだる。
倒木が多いのでアミダクジを選びながら下っているようだ。
ここからは赤杭を目安に下っていく。
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これと同時にテープも色とりどり現れる。
細い常緑広葉樹の森、ここも急斜面だ。
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紫色のテープには「近畿中国森林管理局」の文字があった。
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標高750m付近も急斜面だが、細かくジグザグに仕事道が刻まれている。
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でも、最後の最後で倒木が邪魔!
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倒木を乗り越えるとキレイな植林に仕事道があり、
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赤杭がちゃんと続いていた。
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赤杭の向こうはすぐ北股林道。
そこは予定通り檜塚谷出合。

今日もよく遊びました。
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スタートから6時間30分で北股川の流れが見える駐車地に戻りました!


山行日:2017年6月19日
グループ山行@月曜山歩
5人(OT、UH、IS、TY、TK)
周回
シャクナゲ
シロタマ
サラサドウダン
シロヤシオ
アカヤシオ

距離:9.019km
沿面:9.468km
所要時間:6時間30分
(うち昼食36分)
累積標高プラスマイナス1208m
最低標高:663m(駐車地)
最高標高:1400m(千里峰)
Hyoukou

伊賀自宅6:00
6:55榛原駅
7:40道の駅 杉の湯川上7:45
MAP
8:58北股林道P9:14
(檜塚谷出合付近)
9:55林道終点9:58
11:33千里峰11:38
11:58赤倉山12:02
12:06昼食12:42(36分)
13:26 P1221
13:55 P1275
14:24 P1238 14:37
15:14標高950m
15:44北股林道P

イチヤクンウが見受けられましたが、どれもまだ蕾でした。
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残念(T_T)

これはユキザサの花が枯れたもの?
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何?

ヤマシゃク(シロ)
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種が出来ている株を数株見つけたけど、規模は小さく、葉は虫食いが酷い。
末永くここに残って咲き続けてもらいたいものだ。

この草花の名前が思い出せない。
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白い四弁の花弁の花が咲いていた。
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| 山登り::台高山脈 |
| 09:10 PM | comments (0) | trackback (0) |

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