2020,02,06, Thursday/五代目
R169から大迫ダム(奈良県吉野郡川上村大迫)へ入り、入之波からさらに奥地へ・・・
北東の奥へ奥へと進む林道北股線(北股林道)。
最近、この山域の山行レポートがネット上に上がっていない。
なんで?と思い山仲間を誘って北股林道を北上し、五郎平から奥ノ平峰→霧降山→池木屋山→大黒尾根→ホウキガ峰→クズレ谷左岸尾根の周回コースを計画した。
一般車両 進入禁止?
山行日:2020年2月3日
北股林道は長い・・・素掘り?自然?の隧道(トンネル)を越え、少し進んだ場所(細尾谷出合の橋を越えた所)に鍵付きチェーンの林道ゲートが設置された?!
ここから歩くことになる。
北股トンネルを通って前回車を乗り入れられた檜塚谷Pへ1.7km。
このため檜塚谷Pまでの区間で30分余計にかかった。
檜塚谷Pに着いて、スイッチを入れ忘れていたGPSロガー計測開始。
本日のログはここからになる。
2017年にここへ来たときは檜塚谷Pの少し先で路肩欠損で通行不能だったが?
その場所は直されていたが、さらにその先で崩土
さらに道がエグれてグチャグチャ(-_-;)
落石防止のモルタル吹付している最中に道が荒廃したらしい。
途中で止まってしまった?モルタル吹付工事
さらにブナの巨木が落ちてきてジャングルジム
どっさり崩土は前より増量
そして相変わらずの場所(~_~;)
檜塚谷Pから40分で林道終点、五郎平入り口に到着。
渡渉してジキタリス広場を通過
大きな種の殻が落ちていたので上を見上げると大きな種殻と丸い粒々が見えた。
あれは、桐の種と花芽。大きな種は冬にパカっと口が開いて中から風に飛ぶ薄いペラペラの小さな種が詰まっていたもの。そして花芽は、すでに秋に作られ始めている!
この日は標高1000mくらいから少し雪が現れ、1200mくらいから地面が白く見えなくなる程度。
檜塚谷Pから2時間10分で県境稜線に出た。
今日は日没時間までの時間が足りない可能性があるので千里峰はパス。
北向き日陰斜面の雪がクラスト気味でキックステップが決まらないのでアイゼンを装着した。
気温が3月並みで風が吹いたりやんだりのこの日、台高主稜線の展望は霞気味。
南方向。ホウキガ峰の後ろに日出ヶ岳の稜線。
見返り北展望・・・
左から木ノ実ヤ塚、薊岳 手前に奥ノ迷峰(千石山)
その右後ろに前山、笹ヶ峰、明神岳、右後ろに国見山、水無山。そこからずーっと右にきて桧塚奥峰と桧塚
西の展望・・・
中央左の背の高い山は迷岳。その右に凸凹している山塊は白倉山~野江股ノ頭、古ヶ丸山
少し角度の違う場所から迷岳より北にある山の展望・・・
右の山は迷岳。その左に下って布引山。
左の木の横はナメラ山?その後ろで霞んでいるのは三峰山からの稜線の修験業山→栗ノ木岳→局ヶ岳
奥ノ平峰から進路が南東へ。
お昼ご飯を食べたい時間になってきたのだが風が吹いているので移動
おっと!?台高主稜線にもジキタリス!寒さに滅茶苦茶に強いの!?
お主は化け物か?(~_~;)
霧降山手前で南西の展望地があった!
遠望だが大普賢岳から小普賢岳のギザギザ。
そしてその後ろに弥山~八経ヶ岳
大普賢岳の右には阿弥陀が森、竜ヶ岳、山上ヶ岳
木に隠れている手前の尾根の右のピークは白鬚岳
それにしても台高主稜線はヒメシャラの若木の藪がひどい。
しなって跳ね返ってくると顔にミミズ腫ができそう!( ノД`)シクシク…
お昼ちょうどに霧降山P1360に到着。
昨日の「人間」の足跡?
コブシ平方面から登ってきて池木屋山へ向かったらしい(ピストンしてる)トレースがあった。
ここでも相変わらず風が吹き抜けて寒いので先へ進む。
木の向こうに池木屋山が見えている
兎に角、風があるので場所を・・・・
お腹がかなり減ったので、黙々と稜線歩き。
記憶も写真も無い(~_~;)
尾根が広くなり、良い森の様相。
山頂が近づいてきたようだ。
風もあまり吹かないので待望の昼食休憩をとった。
昼食後、山頂に向かって歩き始めると、またしてもジキタリスたち
・・・なんでお前たちがここに居るんだよぉ!(~_~;)
え?群落になっているって?(~_~;)マヂカ?
ちなみに山上の池は凍って雪の下
ピッケルで掘っても割れません
広い尾根を登っていくと
山頂!二等三角点(点名:中奥1395.93m)
腰折れブナの木がお迎えしてくれます。
山頂で記念撮影をしたら、馬ノ鞍峰方面の大黒尾根を下ります。
13:12
下りは快調。広い尾根。
しかし、君たちジキタリスさんたち・・・多いよ(~_~;)
ホウキガ峰への登り道、ヒメシャラの若木のヤブは顔に跳ね返ると、かなりイタイ!
ブナ、ツガ?サワラ?、シロヤシオとアケボノツツジの木がたくさん。
P1258へ近づくと岩交じりのやせ尾根になってきた。アイゼン脱いでおこう!
P1258の南東は断崖絶壁!
P1258を越えると尾根はいったん広くなってシャクナゲ園のよう。
登り返していくとヒノキ根っこ道を乗り越して
14:54下山分岐点に到着。
池木屋山山頂から1時間40分あまりかかったが想定していた範囲。
おやつを食べて下山ルートへ出発!
・・・・ゲゲっ!意外と急傾斜で狭い尾根やん(~_~;)
これがしばらくの間・・・いや、けっこう続くやん(~_~;)
雪が着いているならアイゼン&ピッケル必須ですなぁ(~_~;)
標高差100m下ってもまだ急傾斜の痩せ尾根(~_~;)しつこいなぁ
20分くらい降りて、やっと傾斜が緩くなった。
平和な尾根下りがしばらく続く。
ころ助の腰掛みっけ!
などと遊んでいたら、ここでちょうどルート分岐。
今回は尾根を北北西に進む。
最初は歩き良かったのだが、傾斜角度は次第に急になって激下りになった。
時折、モンキークライムダウンしながら降りやすそうな場所を求めて右へ左へ。
沢に着地して帰路は下流方向だが渡渉点は上流側にある。このまま下流に進むとゴルジュで渡渉不可能。
なので少し上流側へ移動して
渡渉。
渡渉後は右岸を歩く・・・が!
ブナの巨木が倒れていてジャングルジム(~_~;)
隙間を縫って下流方向へ。
ブナの倒木を越えたらすぐに右岸をよじ登って山腹道へ巻き上がる。
テープ印があったので、すぐにこの山腹道は理解できた。
山腹道を下流へ進むと尾根端を乗り越え、北からの本流との合流点に着く。
本流の上流方向に目を向けると本流左岸へと下る踏み跡あり(写真の倒木方向へ)。
倒木横に飛び石あり!
そこだ!ころ助さん!
うまく渡れた!?トラウマ克服か!?
渡渉後の安堵もつかの間。
尾根へ激登り!
いや!違う!↑の明るい場所は尾根芯へ向かっているだけ!そこから尾根をさらに登るのだ!
ふひー!やっと林道に出た!
↑渡渉方法の図解
ここからトボトボと朝に来た道を戻る。
檜塚谷Pまで30分。さらにゲートまで25分・・・
アケボノツツジやシロヤシオの咲くころにもう一度歩いてみたい。
でも、林道ゲートから林道終点まで
片道3.8km1時間 → 往復7.6km 2時間・・・
これを良しとするか否か・・・
人が通りにくくなるなぁ・・・ヒメシャラの森が台高主稜線を封鎖する日も近いかも?
山行日:2020年2月3日
グループ山行@月曜山歩
4人(IS、ころ助、TY、TK)
周回
雪山
アイゼン
やぶこぎ
渡渉
激下り
三角点
<
距離:12.725km
沿面:13.219km
所要時間:7:42
(うち昼食20分)
累積標高プラスマイナス1439m
最高標高:1395m(池木屋山山頂)
二等三角点(点名:中奥1395.93m)
(ゲートから檜塚谷まで1.7km×2=3.4km
+往路30分+帰路25分)
6:00自宅
7:40道の駅 杉の湯川上P
8:45ゲート(標高615m)
ゲートから檜塚谷Pまで距離:1.75km累積標高+123m-80m
檜塚谷出合P9:15
9:55五郎平
11:25県境稜線11:30
11:50奥ノ平峰
12:00霧降山
12:25昼食12:45
(20分:標高1343m)
13:00池木屋山13:12
13:53ホウキガ峰
14:27 P1258
14:54下山分岐15:00
16:05渡渉1
16:22渡渉2
16:28林道出合
16:58檜塚谷出合P
17:23ゲート
北東の奥へ奥へと進む林道北股線(北股林道)。
最近、この山域の山行レポートがネット上に上がっていない。
なんで?と思い山仲間を誘って北股林道を北上し、五郎平から奥ノ平峰→霧降山→池木屋山→大黒尾根→ホウキガ峰→クズレ谷左岸尾根の周回コースを計画した。
一般車両 進入禁止?
山行日:2020年2月3日
北股林道は長い・・・素掘り?自然?の隧道(トンネル)を越え、少し進んだ場所(細尾谷出合の橋を越えた所)に鍵付きチェーンの林道ゲートが設置された?!
ここから歩くことになる。
北股トンネルを通って前回車を乗り入れられた檜塚谷Pへ1.7km。
このため檜塚谷Pまでの区間で30分余計にかかった。
檜塚谷Pに着いて、スイッチを入れ忘れていたGPSロガー計測開始。
本日のログはここからになる。
2017年にここへ来たときは檜塚谷Pの少し先で路肩欠損で通行不能だったが?
その場所は直されていたが、さらにその先で崩土
さらに道がエグれてグチャグチャ(-_-;)
落石防止のモルタル吹付している最中に道が荒廃したらしい。
途中で止まってしまった?モルタル吹付工事
さらにブナの巨木が落ちてきてジャングルジム
どっさり崩土は前より増量
そして相変わらずの場所(~_~;)
檜塚谷Pから40分で林道終点、五郎平入り口に到着。
渡渉してジキタリス広場を通過
大きな種の殻が落ちていたので上を見上げると大きな種殻と丸い粒々が見えた。
あれは、桐の種と花芽。大きな種は冬にパカっと口が開いて中から風に飛ぶ薄いペラペラの小さな種が詰まっていたもの。そして花芽は、すでに秋に作られ始めている!
この日は標高1000mくらいから少し雪が現れ、1200mくらいから地面が白く見えなくなる程度。
檜塚谷Pから2時間10分で県境稜線に出た。
今日は日没時間までの時間が足りない可能性があるので千里峰はパス。
北向き日陰斜面の雪がクラスト気味でキックステップが決まらないのでアイゼンを装着した。
気温が3月並みで風が吹いたりやんだりのこの日、台高主稜線の展望は霞気味。
南方向。ホウキガ峰の後ろに日出ヶ岳の稜線。
見返り北展望・・・
左から木ノ実ヤ塚、薊岳 手前に奥ノ迷峰(千石山)
その右後ろに前山、笹ヶ峰、明神岳、右後ろに国見山、水無山。そこからずーっと右にきて桧塚奥峰と桧塚
西の展望・・・
中央左の背の高い山は迷岳。その右に凸凹している山塊は白倉山~野江股ノ頭、古ヶ丸山
少し角度の違う場所から迷岳より北にある山の展望・・・
右の山は迷岳。その左に下って布引山。
左の木の横はナメラ山?その後ろで霞んでいるのは三峰山からの稜線の修験業山→栗ノ木岳→局ヶ岳
奥ノ平峰から進路が南東へ。
お昼ご飯を食べたい時間になってきたのだが風が吹いているので移動
おっと!?台高主稜線にもジキタリス!寒さに滅茶苦茶に強いの!?
お主は化け物か?(~_~;)
霧降山手前で南西の展望地があった!
遠望だが大普賢岳から小普賢岳のギザギザ。
そしてその後ろに弥山~八経ヶ岳
大普賢岳の右には阿弥陀が森、竜ヶ岳、山上ヶ岳
木に隠れている手前の尾根の右のピークは白鬚岳
それにしても台高主稜線はヒメシャラの若木の藪がひどい。
しなって跳ね返ってくると顔にミミズ腫ができそう!( ノД`)シクシク…
お昼ちょうどに霧降山P1360に到着。
昨日の「人間」の足跡?
コブシ平方面から登ってきて池木屋山へ向かったらしい(ピストンしてる)トレースがあった。
ここでも相変わらず風が吹き抜けて寒いので先へ進む。
木の向こうに池木屋山が見えている
兎に角、風があるので場所を・・・・
お腹がかなり減ったので、黙々と稜線歩き。
記憶も写真も無い(~_~;)
尾根が広くなり、良い森の様相。
山頂が近づいてきたようだ。
風もあまり吹かないので待望の昼食休憩をとった。
昼食後、山頂に向かって歩き始めると、またしてもジキタリスたち
・・・なんでお前たちがここに居るんだよぉ!(~_~;)
え?群落になっているって?(~_~;)マヂカ?
ちなみに山上の池は凍って雪の下
ピッケルで掘っても割れません
広い尾根を登っていくと
山頂!二等三角点(点名:中奥1395.93m)
腰折れブナの木がお迎えしてくれます。
山頂で記念撮影をしたら、馬ノ鞍峰方面の大黒尾根を下ります。
13:12
下りは快調。広い尾根。
しかし、君たちジキタリスさんたち・・・多いよ(~_~;)
ホウキガ峰への登り道、ヒメシャラの若木のヤブは顔に跳ね返ると、かなりイタイ!
ブナ、ツガ?サワラ?、シロヤシオとアケボノツツジの木がたくさん。
P1258へ近づくと岩交じりのやせ尾根になってきた。アイゼン脱いでおこう!
P1258の南東は断崖絶壁!
P1258を越えると尾根はいったん広くなってシャクナゲ園のよう。
登り返していくとヒノキ根っこ道を乗り越して
14:54下山分岐点に到着。
池木屋山山頂から1時間40分あまりかかったが想定していた範囲。
おやつを食べて下山ルートへ出発!
・・・・ゲゲっ!意外と急傾斜で狭い尾根やん(~_~;)
これがしばらくの間・・・いや、けっこう続くやん(~_~;)
雪が着いているならアイゼン&ピッケル必須ですなぁ(~_~;)
標高差100m下ってもまだ急傾斜の痩せ尾根(~_~;)しつこいなぁ
20分くらい降りて、やっと傾斜が緩くなった。
平和な尾根下りがしばらく続く。
ころ助の腰掛みっけ!
などと遊んでいたら、ここでちょうどルート分岐。
今回は尾根を北北西に進む。
最初は歩き良かったのだが、傾斜角度は次第に急になって激下りになった。
時折、モンキークライムダウンしながら降りやすそうな場所を求めて右へ左へ。
沢に着地して帰路は下流方向だが渡渉点は上流側にある。このまま下流に進むとゴルジュで渡渉不可能。
なので少し上流側へ移動して
渡渉。
渡渉後は右岸を歩く・・・が!
ブナの巨木が倒れていてジャングルジム(~_~;)
隙間を縫って下流方向へ。
ブナの倒木を越えたらすぐに右岸をよじ登って山腹道へ巻き上がる。
テープ印があったので、すぐにこの山腹道は理解できた。
山腹道を下流へ進むと尾根端を乗り越え、北からの本流との合流点に着く。
本流の上流方向に目を向けると本流左岸へと下る踏み跡あり(写真の倒木方向へ)。
倒木横に飛び石あり!
そこだ!ころ助さん!
うまく渡れた!?トラウマ克服か!?
渡渉後の安堵もつかの間。
尾根へ激登り!
いや!違う!↑の明るい場所は尾根芯へ向かっているだけ!そこから尾根をさらに登るのだ!
ふひー!やっと林道に出た!
↑渡渉方法の図解
ここからトボトボと朝に来た道を戻る。
檜塚谷Pまで30分。さらにゲートまで25分・・・
アケボノツツジやシロヤシオの咲くころにもう一度歩いてみたい。
でも、林道ゲートから林道終点まで
片道3.8km1時間 → 往復7.6km 2時間・・・
これを良しとするか否か・・・
人が通りにくくなるなぁ・・・ヒメシャラの森が台高主稜線を封鎖する日も近いかも?
山行日:2020年2月3日
グループ山行@月曜山歩
4人(IS、ころ助、TY、TK)
周回
雪山
アイゼン
やぶこぎ
渡渉
激下り
三角点
<
距離:12.725km
沿面:13.219km
所要時間:7:42
(うち昼食20分)
累積標高プラスマイナス1439m
最高標高:1395m(池木屋山山頂)
二等三角点(点名:中奥1395.93m)
(ゲートから檜塚谷まで1.7km×2=3.4km
+往路30分+帰路25分)
6:00自宅
7:40道の駅 杉の湯川上P
8:45ゲート(標高615m)
ゲートから檜塚谷Pまで距離:1.75km累積標高+123m-80m
檜塚谷出合P9:15
9:55五郎平
11:25県境稜線11:30
11:50奥ノ平峰
12:00霧降山
12:25昼食12:45
(20分:標高1343m)
13:00池木屋山13:12
13:53ホウキガ峰
14:27 P1258
14:54下山分岐15:00
16:05渡渉1
16:22渡渉2
16:28林道出合
16:58檜塚谷出合P
17:23ゲート
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