2019,01,28, Monday/五代目
寒~い!寒気が入って西高東低の冬型!
久々に鈴鹿の釈迦ヶ岳を登ってみよう!
山行日:2019年1月28日
7:20伊賀は、マイナス3度。車の窓が凍っていた。
待ち合わせ場所付近で幻日?っぽい光の帯が空に光ってた。
シャープ亀山工場の横から巡見街道へ進むルートも久しぶり。
上白木集落から登ってくる道で路面凍結で車が動けなくなっていたり
ローモンドカントリー倶楽部横(名神高速付近)で軽トラが溝に落ちていたり、路面凍結で事故だらけ。
でも、その後、雪は全く無く、朝明ロッジ横の駐車場へ至る道は、「ほぼ」凍結もなく駐車場に残雪がある程度。
それでも月曜日ながら車が3台。
さすがメジャー。
庵座の滝ルートは、私と嫁さんはこれが二回目。
あれ?前は完成直後のあの堰堤のパイプの間を通ったのに?
うーん、トレースがあるようで無い。あるのは昨日、それ以前のもの?雪がそのうえに降り積もって見えない。
このルートは今日は誰も入っていないみたい。
それに今のところ、雪の量は大したことがない。
庵座の滝が見えてきた。
スラッと直瀑で美しい。
この谷の山腹道が踏みシロが少ないのにそこに着雪していて、落ちないのか?不安に感じる。
小さい丸太橋に雪が載ってる!山側が崩れて落ちてるし!
丸太は滑ってしまいそうなので山側の落ちている部分にソロリと載ってみたら、意外と安定して歩けた。
庵座の滝を巻き上がって休憩していたら、駐車場で私達より遅れてやってきた若者二人が追いついて来た。
私達音メンバーのOTさん「若い人たちは、お先にどうぞ!頑張ってトレース作って!」と訴える(-_-;)
若者たち:「え?(^_^;)そうですか?」と先行するものの、あまりこのルートを歩き慣れて居ないようで、ルートミス。そこをすかさず我らがラッセルマシーンIS君が「スタ!スタ!スタ!スタ!」と攻め寄って、若者の一人がチェーンスパイクを足から外している横を無言で抜き去ってトップをキープ(^_^;)
で、三段の滝の河原&巻道に差し掛かった。
ここはヒトキワ雪が吹き溜まったエリアで股下まで平気で雪が沈む。
腰ラッセル当たり前になってくると流石のIS君は前に進めなくなってしまう。
その昔、腰ラッセル・胸ラッセルのレクチャーを受けている私が巻道ルートのラッセルを開始。
遅いけど着実に登るルート工作で滝の左斜面を切り開いた。
滝を巻き上がると堰堤。
ここも雪がたっぷり&ノートレース。
どこをどう登ったっけ?と此処から先は記憶が曖昧(^_^;)
看板とピンクのリボン。そしてGPSで破線を確認してIS君に指示を出す。
ザレた急斜面。。。どうやって無雪期に登ったっけ?忘れたよ(^_^;)
雪がそれなりに付いているのでノーアイゼンで登れた。
でも、暴風&吹雪に見舞われて薄手の手袋では指先がジンジンしてきた。
一気に辺りは水墨画の世界になってフードも紐を締めていないと、ぶっ飛ばされかねない。
でも、フードをしていると周りの音が聞こえないし、視界が狭くなるので、ついついフードの紐を緩めてしまう。
最後の急斜面。ここはトラロープでフックスされていた岩場だったっけ?
溝道状で急角度のルートはフカフカ雪が詰まっていて、雪を足がかりに登ろうとすると、空回りするだけ。
ここでまた、私の出番。
雪をピッケルで掻き下ろしてチムニー状のルートを掘り起こす。
そうして着実に足がかり、手がかりを得て上に登ることが出来た。
(私が土木工事をしているあいだ、後続は待っているだけで寒くて・・・画像なしだそうです)
最後の低木エリアをくぐり抜けると釈迦ヶ岳最高点に到着!
で?最高点?そんな掲示前には無かったと思う。
松尾尾根の頭(1097.1m)って書いてあったハズなんだけど?
ここがまた防風でかなりヤバイ(-_-;)
メンバー全員がここに登ってきたので相談。
今日の予定ルートは羽鳥峰周回だったけど、天候不良なので、ここから中尾根下山でいい?
「OK!」と全員。
朝明駐車場へ戻れる中尾根を下ることにした。
初めてのルートなので、吹雪の中で地図を頻繁にチェックしながらの下山になるだろうと覚悟を決めた。
急降下の斜面を降りていくとトレースに気づいた。
どうやら、私達より早く出発した登山者がここを往復した模様。
中尾根を往復してくれていればラッキーなのだが・・・
大ガレ手前:風がマシな場所までやってきた。
嫁さんのスマホで地図をチェックしてもらったのだが、目の前の標高差10~20mの登り返しの大ガレの頭が地形図に存在していない!との報告。
国土地理院の一般的な地形図は誤差10mが表記できない。そのためなのか?でも、眼の前に登りがある。そうなると方位と現在位置だけを信じて進むしか無い。
おっしゃ!行くで!
まず前方のザレ場の頭まで行くぞ!
しかし!、ここは超暴風の場所。
70kg+装備の私でさえ踏ん張らないとヨロケルほどの横風。
フードの紐が緩くて吹き飛ばされそうになるわ、メガネが吹き飛ばされそうになるわ、身体を小さくしてザレ場を一歩一歩慎重に進めた。
メンバー皆が突風をやり過ごしたり耐風姿勢をとったりして無事通過。
釈迦白毫と呼ばれる分岐にやってきた。
松尾尾根と中尾根の分岐点。
ラッキーなことに中尾根に向かって登山者のトレースがある!
あとは要所、要所で地図確認をしてトレースが本当に中尾根ルートを辿っているのかをチェック。
標高880mの庵座滝3分の標識の所まで下った。
ここまで来ると風があまり来ないし切迫した雰囲気から開放されたので、遅めのお昼ご飯(カップ麺)タイムとした。
あとは凍った登山道や雪が緩んでズルズルになって滑りやすくなった場所をこなして、
大堰堤のある場所に出た。
堰堤の上を横切って、朝明駐車場までへの登山連絡道を歩いて山行終了。
そういえば、山頂直下まで私達の後ろに居た若者たちって?
私達があまりにも進行が遅いのでしびれを切らせて引き返してしまったのかな?
朝明の駐車場に私達が戻ると、駐車している車は私のデリカD:5だけになっていた(-_-;)
山行日:2019年1月28日
グループ山行@月曜山歩
4人(OT、IS、TY、TK)
距離:5.678km
沿面:5.972km
所要時間:5時間58分
(昼食分)
累積標高プラスマイナス751m
最低標高:450m(駐車場)
最高標高:1097.1m(釈迦ヶ岳最高点)
7:45関西本線某駅
9:00朝明駐車場9:15
10:17庵座の滝VP
10:57三段の滝巻道11:10
12:51釈迦ヶ岳最高点12:53
13:18釈迦白毫
13:45庵座の滝3分14:02
(昼食17分)
14:24鳴滝コバ
15:03中尾根登山口
15:14朝明駐車場
久々に鈴鹿の釈迦ヶ岳を登ってみよう!
山行日:2019年1月28日
7:20伊賀は、マイナス3度。車の窓が凍っていた。
待ち合わせ場所付近で幻日?っぽい光の帯が空に光ってた。
シャープ亀山工場の横から巡見街道へ進むルートも久しぶり。
上白木集落から登ってくる道で路面凍結で車が動けなくなっていたり
ローモンドカントリー倶楽部横(名神高速付近)で軽トラが溝に落ちていたり、路面凍結で事故だらけ。
でも、その後、雪は全く無く、朝明ロッジ横の駐車場へ至る道は、「ほぼ」凍結もなく駐車場に残雪がある程度。
それでも月曜日ながら車が3台。
さすがメジャー。
庵座の滝ルートは、私と嫁さんはこれが二回目。
あれ?前は完成直後のあの堰堤のパイプの間を通ったのに?
うーん、トレースがあるようで無い。あるのは昨日、それ以前のもの?雪がそのうえに降り積もって見えない。
このルートは今日は誰も入っていないみたい。
それに今のところ、雪の量は大したことがない。
庵座の滝が見えてきた。
スラッと直瀑で美しい。
この谷の山腹道が踏みシロが少ないのにそこに着雪していて、落ちないのか?不安に感じる。
小さい丸太橋に雪が載ってる!山側が崩れて落ちてるし!
丸太は滑ってしまいそうなので山側の落ちている部分にソロリと載ってみたら、意外と安定して歩けた。
庵座の滝を巻き上がって休憩していたら、駐車場で私達より遅れてやってきた若者二人が追いついて来た。
私達音メンバーのOTさん「若い人たちは、お先にどうぞ!頑張ってトレース作って!」と訴える(-_-;)
若者たち:「え?(^_^;)そうですか?」と先行するものの、あまりこのルートを歩き慣れて居ないようで、ルートミス。そこをすかさず我らがラッセルマシーンIS君が「スタ!スタ!スタ!スタ!」と攻め寄って、若者の一人がチェーンスパイクを足から外している横を無言で抜き去ってトップをキープ(^_^;)
で、三段の滝の河原&巻道に差し掛かった。
ここはヒトキワ雪が吹き溜まったエリアで股下まで平気で雪が沈む。
腰ラッセル当たり前になってくると流石のIS君は前に進めなくなってしまう。
その昔、腰ラッセル・胸ラッセルのレクチャーを受けている私が巻道ルートのラッセルを開始。
遅いけど着実に登るルート工作で滝の左斜面を切り開いた。
滝を巻き上がると堰堤。
ここも雪がたっぷり&ノートレース。
どこをどう登ったっけ?と此処から先は記憶が曖昧(^_^;)
看板とピンクのリボン。そしてGPSで破線を確認してIS君に指示を出す。
ザレた急斜面。。。どうやって無雪期に登ったっけ?忘れたよ(^_^;)
雪がそれなりに付いているのでノーアイゼンで登れた。
でも、暴風&吹雪に見舞われて薄手の手袋では指先がジンジンしてきた。
一気に辺りは水墨画の世界になってフードも紐を締めていないと、ぶっ飛ばされかねない。
でも、フードをしていると周りの音が聞こえないし、視界が狭くなるので、ついついフードの紐を緩めてしまう。
最後の急斜面。ここはトラロープでフックスされていた岩場だったっけ?
溝道状で急角度のルートはフカフカ雪が詰まっていて、雪を足がかりに登ろうとすると、空回りするだけ。
ここでまた、私の出番。
雪をピッケルで掻き下ろしてチムニー状のルートを掘り起こす。
そうして着実に足がかり、手がかりを得て上に登ることが出来た。
(私が土木工事をしているあいだ、後続は待っているだけで寒くて・・・画像なしだそうです)
最後の低木エリアをくぐり抜けると釈迦ヶ岳最高点に到着!
で?最高点?そんな掲示前には無かったと思う。
松尾尾根の頭(1097.1m)って書いてあったハズなんだけど?
ここがまた防風でかなりヤバイ(-_-;)
メンバー全員がここに登ってきたので相談。
今日の予定ルートは羽鳥峰周回だったけど、天候不良なので、ここから中尾根下山でいい?
「OK!」と全員。
朝明駐車場へ戻れる中尾根を下ることにした。
初めてのルートなので、吹雪の中で地図を頻繁にチェックしながらの下山になるだろうと覚悟を決めた。
急降下の斜面を降りていくとトレースに気づいた。
どうやら、私達より早く出発した登山者がここを往復した模様。
中尾根を往復してくれていればラッキーなのだが・・・
大ガレ手前:風がマシな場所までやってきた。
嫁さんのスマホで地図をチェックしてもらったのだが、目の前の標高差10~20mの登り返しの大ガレの頭が地形図に存在していない!との報告。
国土地理院の一般的な地形図は誤差10mが表記できない。そのためなのか?でも、眼の前に登りがある。そうなると方位と現在位置だけを信じて進むしか無い。
おっしゃ!行くで!
まず前方のザレ場の頭まで行くぞ!
しかし!、ここは超暴風の場所。
70kg+装備の私でさえ踏ん張らないとヨロケルほどの横風。
フードの紐が緩くて吹き飛ばされそうになるわ、メガネが吹き飛ばされそうになるわ、身体を小さくしてザレ場を一歩一歩慎重に進めた。
メンバー皆が突風をやり過ごしたり耐風姿勢をとったりして無事通過。
釈迦白毫と呼ばれる分岐にやってきた。
松尾尾根と中尾根の分岐点。
ラッキーなことに中尾根に向かって登山者のトレースがある!
あとは要所、要所で地図確認をしてトレースが本当に中尾根ルートを辿っているのかをチェック。
標高880mの庵座滝3分の標識の所まで下った。
ここまで来ると風があまり来ないし切迫した雰囲気から開放されたので、遅めのお昼ご飯(カップ麺)タイムとした。
あとは凍った登山道や雪が緩んでズルズルになって滑りやすくなった場所をこなして、
大堰堤のある場所に出た。
堰堤の上を横切って、朝明駐車場までへの登山連絡道を歩いて山行終了。
そういえば、山頂直下まで私達の後ろに居た若者たちって?
私達があまりにも進行が遅いのでしびれを切らせて引き返してしまったのかな?
朝明の駐車場に私達が戻ると、駐車している車は私のデリカD:5だけになっていた(-_-;)
山行日:2019年1月28日
グループ山行@月曜山歩
4人(OT、IS、TY、TK)
距離:5.678km
沿面:5.972km
所要時間:5時間58分
(昼食分)
累積標高プラスマイナス751m
最低標高:450m(駐車場)
最高標高:1097.1m(釈迦ヶ岳最高点)
7:45関西本線某駅
9:00朝明駐車場9:15
10:17庵座の滝VP
10:57三段の滝巻道11:10
12:51釈迦ヶ岳最高点12:53
13:18釈迦白毫
13:45庵座の滝3分14:02
(昼食17分)
14:24鳴滝コバ
15:03中尾根登山口
15:14朝明駐車場
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