2021,03,23, Tuesday/五代目
昨年は三重県美杉町を見物した。
数年前から佐目の高畑山麓にミツマタ自生地が見事だと聞いていた。
今年は是非!と、その裏山の高畑山もひっくるめて高室山までを歩いてみた。
ミツマタ群生地→高畑山→ヒヨノ(陣尾山)→丸山→(高室山)→佐目自然公園P
山行日:2021年3月22日
佐目自然公園にデリカを置き車。ころ助さんの車に乗せてもらって、他のメンバーの待つ(有)マルト林産工業第二工場の駐車場(滋賀県犬上郡多賀町霜ケ原24)に向かった。
ここは今年からミツマタ群生地を見物する観光客のために公開された駐車場。
多賀町観光協会に登山用の駐車許可を電話確認しておいた。来年の使わせてもらえるようマナー良く利用したいものだ。
ミツマタ群生地のある林道の入り口はチェーン&ロックで車での立ち入りが禁止になっている。
募金箱があり整備協力金200円/1人を寄付した。
林道に入ってすぐ右手に野池。
オレンジ色の鯉を見つけると幸運が訪れる?と、ころ助さん。
え?そこに泳いでますよ?(秒で見つけた('◇')ゞ
対岸にチョッコリとミツマタ咲いている。
ショウジョウバカマを探しながら林道を奥に進む、
オニシバリの花も咲いている。
と、いうことは石灰岩の山?
何か虫?それとも実?
この変なシルエットはジャケツイバラの実の殻。
キブシ(雌雄異株)の花も盛りを迎えている。
三脚にカメラを乗せた男性が二人ほど。熱心に構図を考えておられた。
右側の谷間にも黄色いミツマタの群生地。
林道両脇の斜面に群生地。
左手に林道支線が伸びていて、そちらへ登ってみたが少し先で行き止まり。
規模は津市美杉町のものより小さめだが、高低差のある見え方は、こちらの方が上だ。早朝にも関わらずミツマタの花の蜜の香りが濃厚で酔いそうなくらいだった。
さんざんミツマタの写真を撮影して。
さて、登山開始!
林道の本線に戻って奥地へ進むと林道はすぐに終点。
そこからキレイな巡視路?(杣道?)となった。
杉林を歩いていくとP471高畑山南面の谷あいから鉄塔に出た。
鉄塔のペンキがやけにキレイ。塗装作業資材も置いてある?ああ、なるほど定期塗装しているんだ!
すぐ西に高畑山山頂。
山頂から今回はヒヨノへ行きたいので南尾根へ進む。
意外にも植林が少なく良い感じの二次林だ。
鉄塔の並んでいる先の山頂が目指すヒヨノ(陣尾山)。
その左奥は杉坂山P653
高畑山から一旦尾根を下るのだがこれが大変。
尾根芯に巡視路のテープ印があるとは知らずに電線下はどう?行ける?と下り始めたのだが、ブッシュが酷くて、すぐに断念。巡視路に戻ろうとトラバースを開始するとジャケツイバラの棘に掴まって流血(TcT)
そして巡視路は前日の雨で最悪のコンディション!!
鉄塔塗装作業員たちの安全を確保するために?フィックスロープが設置され、旧斜面は丁寧にもステップが切られて階段状になっているにも関わらず、踏み面は石灰岩の風化土壌で「にゅるんにゅるん」の難所と化していた。
そんなところに咲いているのはネコノメソウくらい。
急斜面を下って登り返すと今度は花こう岩の風化した地面になった?
カンアオイが花を付けていた。
鉄塔のある明るい尾根にタムシバが咲きだした。
鉄塔保守道を行く
鉄塔の横には白いバケツの成る木が生えていた。
たわわにバケツが成っている!
雑木林の尾根だったのが、いきなり杉林になる。
少しでも傾斜角度が強いと土を削ったステップがある。
植林を抜けて二次林となったらヒヨノ南面の最後の鉄塔が現れた。
ここから西を眺める近江平野を一望に!
雨後で霞んで遠望はNG。
歩いてきた尾根を振り返る。
綿向山・雨乞岳方面が見える。
さぁ、ヒヨノ山頂にアタック。
いつのまにか石灰岩の風化したニュルニュル斜面。
傾斜角度がキツイので獣道っぽい跡を探して右へ左へ。
尾根では宇宙人が大量に遊んでいた。
尾根芯を登って行くと石灰岩の岩場の隙間を縫って登る場所があって、両手も駆使して登らねばならなくなった。
二足歩行できるようになった!すると植林が始まった。
ヒヨノ(陣尾山)は二等三角点 基準点名:四手村687.40m
しかしながら植林の伐採倒木が無造作に切り捨てられていて雑然としている。
風倒木も入り乱れて、せっかっくのカルスト台地の平原が残念な姿。
アミダクジを選ぶかのように倒木の隙間を歩く。
腐り切っていない木の枝が落ち葉に隠れていて、スッ転びそうになって膝の靱帯を痛めてしまった(泣)
苔むした石灰岩の露岩も鬱蒼とした杉林の中。
お昼の時間になったのでランチ会場に良い場所を探して森をウロウロ。
でも植林で鬱蒼としていることにプラスして、この日は寒気が入り込んでいたために気温が低く、風も強い。
御池岳方面が真っ白(グレー)に見えて雨雲か?こちらに向かってくる?と思っていたら、白い粒々がパラパラパラパラ!!!と激しく降り出し、すぐに地面が白くなりだした!アラレや!
慌ててレインウエア&ザックカバーを装着!
・・・・あ?やんだ(-_-;)
でも、あたりは濡れてビチョビチョ。
石灰岩の岩に座れる場所?を見つけて、そこで昼食をとった。
食後は高室山へ。
陣屋祠のある鉄塔広場を横切っ・・・て?
よく見るとここにカルスト地形の窪地が何か所もある?
広い植林の丸山に向かって登って行く。
昼食後は、標高差の少ないここでもシンドイ(-_-;)
丸山690mはカレンフェルト
そして陥没地のドリーネ→ウパーレ?がたくさん!
林道まで出て作戦会議。
ユキワリイチゲの花がどうなっている?と、土山町の瀧樹神社を見物しよう!と事前に話していたので、この時期に花の無い高室山はパスしよう!と全会一致。
下山モードに入る。
ここでも最初はヌルヌル山道を経て二次林→つづら折れ道。
ここでまたしても横殴りで氷雨が降り出した。
山頂に向かっていたら、さぞかし寒かったことだろう。
あとは順調に尾根を下って山行終了。
山行日:2021年3月22日
グループ山行@月曜山歩
参加者4人(ころ助、のりこ、TY、TK)
ミツマタ
ミ(ス)ミソウ
山野草園(つげ農産)
ヤマシ(ャ)クヤク
AB姉
距離:9.1km
沿面:9.4km
標高差:40m
所要時間:6時間36分
(内昼食32分)
累積標高:+979m-939m
最小標高:197m(臨時駐車場付近)
最大標高:690m(丸山)
6:00伊賀自宅
7:25道の駅せせらぎの里こうら7:30
7:45佐目自然公園7:50
7:55ミツマタ臨時駐車場8:11
※マルト第二工場
滋賀県犬上郡多賀町霜ケ原24
8:17ミツマタ群落入り口ゲート
8:38群生地8:55
9:00巡視路入り口
9:35高畑山
11:17ヒヨノ(陣尾山)
(二等三角点 基準点名:四手村687.40m)
12:06昼食32分12:38
12:46陣屋祠付近
13:05丸山13:05
13:26P673東の林道
14:36佐目自然公園
土山町へ移動・・・あれ?綿向山や雨乞岳の山頂が白い?
少しだけ雪積もった?
瀧樹神社に立ち寄るも、寒くて天候が悪かったせい?
花は閉じて「しょんぼり」
3/22でソメイヨシノが咲きそう!早い!
雑草のヒメオドリコソウ
↑この人、あく抜きまたは天ぷらで食べれます。
その後、帰り道の「つげ農園」で園芸種の山野草を物色
私は、今回は我慢して何も買わなかった!
数年前から佐目の高畑山麓にミツマタ自生地が見事だと聞いていた。
今年は是非!と、その裏山の高畑山もひっくるめて高室山までを歩いてみた。
ミツマタ群生地→高畑山→ヒヨノ(陣尾山)→丸山→(高室山)→佐目自然公園P
山行日:2021年3月22日
佐目自然公園にデリカを置き車。ころ助さんの車に乗せてもらって、他のメンバーの待つ(有)マルト林産工業第二工場の駐車場(滋賀県犬上郡多賀町霜ケ原24)に向かった。
ここは今年からミツマタ群生地を見物する観光客のために公開された駐車場。
多賀町観光協会に登山用の駐車許可を電話確認しておいた。来年の使わせてもらえるようマナー良く利用したいものだ。
ミツマタ群生地のある林道の入り口はチェーン&ロックで車での立ち入りが禁止になっている。
募金箱があり整備協力金200円/1人を寄付した。
林道に入ってすぐ右手に野池。
オレンジ色の鯉を見つけると幸運が訪れる?と、ころ助さん。
え?そこに泳いでますよ?(秒で見つけた('◇')ゞ
対岸にチョッコリとミツマタ咲いている。
ショウジョウバカマを探しながら林道を奥に進む、
オニシバリの花も咲いている。
と、いうことは石灰岩の山?
何か虫?それとも実?
この変なシルエットはジャケツイバラの実の殻。
キブシ(雌雄異株)の花も盛りを迎えている。
三脚にカメラを乗せた男性が二人ほど。熱心に構図を考えておられた。
右側の谷間にも黄色いミツマタの群生地。
林道両脇の斜面に群生地。
左手に林道支線が伸びていて、そちらへ登ってみたが少し先で行き止まり。
規模は津市美杉町のものより小さめだが、高低差のある見え方は、こちらの方が上だ。早朝にも関わらずミツマタの花の蜜の香りが濃厚で酔いそうなくらいだった。
さんざんミツマタの写真を撮影して。
さて、登山開始!
林道の本線に戻って奥地へ進むと林道はすぐに終点。
そこからキレイな巡視路?(杣道?)となった。
杉林を歩いていくとP471高畑山南面の谷あいから鉄塔に出た。
鉄塔のペンキがやけにキレイ。塗装作業資材も置いてある?ああ、なるほど定期塗装しているんだ!
すぐ西に高畑山山頂。
山頂から今回はヒヨノへ行きたいので南尾根へ進む。
意外にも植林が少なく良い感じの二次林だ。
鉄塔の並んでいる先の山頂が目指すヒヨノ(陣尾山)。
その左奥は杉坂山P653
高畑山から一旦尾根を下るのだがこれが大変。
尾根芯に巡視路のテープ印があるとは知らずに電線下はどう?行ける?と下り始めたのだが、ブッシュが酷くて、すぐに断念。巡視路に戻ろうとトラバースを開始するとジャケツイバラの棘に掴まって流血(TcT)
そして巡視路は前日の雨で最悪のコンディション!!
鉄塔塗装作業員たちの安全を確保するために?フィックスロープが設置され、旧斜面は丁寧にもステップが切られて階段状になっているにも関わらず、踏み面は石灰岩の風化土壌で「にゅるんにゅるん」の難所と化していた。
そんなところに咲いているのはネコノメソウくらい。
急斜面を下って登り返すと今度は花こう岩の風化した地面になった?
カンアオイが花を付けていた。
鉄塔のある明るい尾根にタムシバが咲きだした。
鉄塔保守道を行く
鉄塔の横には白いバケツの成る木が生えていた。
たわわにバケツが成っている!
雑木林の尾根だったのが、いきなり杉林になる。
少しでも傾斜角度が強いと土を削ったステップがある。
植林を抜けて二次林となったらヒヨノ南面の最後の鉄塔が現れた。
ここから西を眺める近江平野を一望に!
雨後で霞んで遠望はNG。
歩いてきた尾根を振り返る。
綿向山・雨乞岳方面が見える。
さぁ、ヒヨノ山頂にアタック。
いつのまにか石灰岩の風化したニュルニュル斜面。
傾斜角度がキツイので獣道っぽい跡を探して右へ左へ。
尾根では宇宙人が大量に遊んでいた。
尾根芯を登って行くと石灰岩の岩場の隙間を縫って登る場所があって、両手も駆使して登らねばならなくなった。
二足歩行できるようになった!すると植林が始まった。
ヒヨノ(陣尾山)は二等三角点 基準点名:四手村687.40m
しかしながら植林の伐採倒木が無造作に切り捨てられていて雑然としている。
風倒木も入り乱れて、せっかっくのカルスト台地の平原が残念な姿。
アミダクジを選ぶかのように倒木の隙間を歩く。
腐り切っていない木の枝が落ち葉に隠れていて、スッ転びそうになって膝の靱帯を痛めてしまった(泣)
苔むした石灰岩の露岩も鬱蒼とした杉林の中。
お昼の時間になったのでランチ会場に良い場所を探して森をウロウロ。
でも植林で鬱蒼としていることにプラスして、この日は寒気が入り込んでいたために気温が低く、風も強い。
御池岳方面が真っ白(グレー)に見えて雨雲か?こちらに向かってくる?と思っていたら、白い粒々がパラパラパラパラ!!!と激しく降り出し、すぐに地面が白くなりだした!アラレや!
慌ててレインウエア&ザックカバーを装着!
・・・・あ?やんだ(-_-;)
でも、あたりは濡れてビチョビチョ。
石灰岩の岩に座れる場所?を見つけて、そこで昼食をとった。
食後は高室山へ。
陣屋祠のある鉄塔広場を横切っ・・・て?
よく見るとここにカルスト地形の窪地が何か所もある?
広い植林の丸山に向かって登って行く。
昼食後は、標高差の少ないここでもシンドイ(-_-;)
丸山690mはカレンフェルト
そして陥没地のドリーネ→ウパーレ?がたくさん!
林道まで出て作戦会議。
ユキワリイチゲの花がどうなっている?と、土山町の瀧樹神社を見物しよう!と事前に話していたので、この時期に花の無い高室山はパスしよう!と全会一致。
下山モードに入る。
ここでも最初はヌルヌル山道を経て二次林→つづら折れ道。
ここでまたしても横殴りで氷雨が降り出した。
山頂に向かっていたら、さぞかし寒かったことだろう。
あとは順調に尾根を下って山行終了。
山行日:2021年3月22日
グループ山行@月曜山歩
参加者4人(ころ助、のりこ、TY、TK)
ミツマタ
ミ(ス)ミソウ
山野草園(つげ農産)
ヤマシ(ャ)クヤク
AB姉
距離:9.1km
沿面:9.4km
標高差:40m
所要時間:6時間36分
(内昼食32分)
累積標高:+979m-939m
最小標高:197m(臨時駐車場付近)
最大標高:690m(丸山)
6:00伊賀自宅
7:25道の駅せせらぎの里こうら7:30
7:45佐目自然公園7:50
7:55ミツマタ臨時駐車場8:11
※マルト第二工場
滋賀県犬上郡多賀町霜ケ原24
8:17ミツマタ群落入り口ゲート
8:38群生地8:55
9:00巡視路入り口
9:35高畑山
11:17ヒヨノ(陣尾山)
(二等三角点 基準点名:四手村687.40m)
12:06昼食32分12:38
12:46陣屋祠付近
13:05丸山13:05
13:26P673東の林道
14:36佐目自然公園
土山町へ移動・・・あれ?綿向山や雨乞岳の山頂が白い?
少しだけ雪積もった?
瀧樹神社に立ち寄るも、寒くて天候が悪かったせい?
花は閉じて「しょんぼり」
3/22でソメイヨシノが咲きそう!早い!
雑草のヒメオドリコソウ
↑この人、あく抜きまたは天ぷらで食べれます。
その後、帰り道の「つげ農園」で園芸種の山野草を物色
私は、今回は我慢して何も買わなかった!
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