美杉町石名原のミツマタ群生地と大洞山::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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津市美杉町のミツマタ群生地がちょうど満開で凄いらしい。鈴鹿のミツマタ群生地は以前に仙ヶ岳登山の下山時に葉っぱだけを見たことがあるけど、美杉町の群生地はまだ行ったことがない!
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ミツマタ群生地を見て、そのあと大洞山へ花探しに行こう!と出かけてみた。
山行日:2020年3月23日

 好天のはずの月曜日。寒の戻りで意外と寒い。朝の天気予報では、昼頃から北風が強くなって、さらに寒くなる予報になっていた。

 コロナウイルス対策でトイレだけしか営業していない道の駅御杖で山仲間と待ち合わせ。初参加のスミちゃんを迎えて、ミツマタ群落地の駐車場となっている石名原簡易郵便局前の広場に向かった。初参加のスミちゃんから「ここより群落地までの距離が短くなる駐車場がR422号線沿いにあります!」とのナイスな情報を得て、R422を東進。堀井モータース(津市美杉町石名原1922-3)の道を挟んだ南側にある未舗装駐車場へ向かうと(ごみ集積所横の空き地)朝8時だというのに駐車場は、ほぼ満車。最後の駐車スペースに車を駐車。
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徒歩にて伊勢地川を渡る。
少し行くと休耕田?にミツマタが植えられていた。

もうコブシやモクレンが咲いている!
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(コブシとタムシバの違いは、タムシバの花には一枚の葉が下にあることと、花びらが細長いこと。
なので上の写真は花びらが丸く、葉っぱが無いのでコブシ)
途中にある集落には「新名所ミツマタ群生地」の看板。
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週末には露店で物売りもしていたりするのかな?
広場になっている場所には仮設トイレ2基!
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これって買うと、かなりの値段だし、借りるのも汲み取り料金別で良いお値段になるのだ。
となりには獣害駆除用の檻も設置?もし捕まっていたら必死でもがく獣さんとご対面(~_~;)

駐車場から林道を登っていくこと20分ほど。
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道端にもミツマタが出てきたら群生地への入り口は近い。

「群生地は下部から見るより上部から見て回るのが良いですよ~」と数年ここに通っている、ころ助さん。
そうなん?と林道を登って左折れしたら!
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おおお!すごい黄色いツクツクが林床を埋め尽くしている!
しかも、デジタル一眼レフやミラーレスを首からぶら下げたカメラマンだらけ!
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駐車場が満車だったのはこの人たちだったのね!

すごい規模にミツマタが咲いている!
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ここに伊賀市から来ていたオジサマ登場!話してると「うちの山にも800本のミツマタの苗を植えたから3年後にはこれくらいの森が伊賀にも誕生するから楽しみに!」
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・・・すごい!

小一時間ほどミツマタ群生地を楽しんで、真福院(津市美杉町三多気204)へ車で移動。あ!駐車場への道を通り過ぎて細い道に突入した!!
なんとかデリカでも通れた!

真福院Pから「水田と茅葺屋根と桜」の撮影ポイントを眺める。
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そうか、この風景の山は「学能堂山」だったのね。

真福院から登山開始すると公衆トイレに立ち寄る。

植林された森の舗装路を登って行くとピンクの花が咲いている。
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スイカズラ科のウグイスカグラ。
赤く熟した実は甘くて食べることができる。この実を鶯が啄む姿が神楽を舞っているようだから「鶯神楽:ウグイスカグラ」秋には黄葉する。

急キャンプ場駐車場?の所の登山口にトサミズキの花が満開。
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トサミズキは花が大きく8個以上の塊。そしてオレンジ色の雄しべが特徴。

登山道を少し上った所にヒュウガミズキも満開!
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こちらの花はトサミズキに比べて花は3個で構成されて小ぶり。雄しべの色は同色系で目立たない。

階段道を昼食の材料とガスを背負って登るのはシンドイ!
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私、日ごろは一日中立って菓子を作る和菓子職人をしているので基本的に運動不足なので体力無いのです( ノД`)ノ
この日は初参加のスミちゃんを迎えての花見親睦山行なので頑張るのだ!
1時間20分で雌岳山頂に到着!
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霞んでいるものの好展望。
高見山~室生火山群の山並みが広がっている。
2012年日本地質学会で明らかにされた研究結果から室生火山群に火山が存在したのではなく、大峰・大台カルデラの火砕流堆積物などが50km以上流走してきたのが赤目・室生の山々の起源なのだそうだ。

↓中新世の室生火砕流堆積物PDFファイル
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/118/Supplement/118_2012.0039/_pdf/-char/ja

これから登る雄岳と倶留尊山方面。
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雌岳で同行していたOTさんの旧知の師と出会った。
彼はONHさんと言い、新ハイキング関西のリーダーだったようです。
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ONHさんとお別れして、雄岳へ
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ここからは経ヶ峰、青山高原の風車群とその後ろに鈴鹿山脈が見えた。

この日は北西の風が強く、しかも寒気が流れ込んできて、とにかく風が冷たい!
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風さえなければ太陽熱でポカポカなのだが、風がネック!!
昼ご飯を食べる場所を求めて下山開始!
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冷風に追い立てられるかのようにスタスタ小走りに移動!
P894四ノ峰の岩場の陰でなんとか昼食場所を確保。
ネコノメソウを避けつつバーナーと鍋でトマトスープ鍋!
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デルモンテ リコピンリッチトマト鍋スープ(冬季限定)を使ってのミネストローネ風スープ!
けっこう美味しかった!

食後は倉骨峠を見物に行って
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そこから引き返して東海自然歩道の苔むした石畳道を散策。
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何か花が?と、きょろきょろ皆で花探しをしたが、ここはまだ春の花には少し早すぎたもよう・・・
セントウソウも咲き始めで小さいし
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ハシリドコロは・・・ねぇ(~_~;)
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バイケイソウも・・・ねぇ(~_~;)
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崩れていて巻道ができた場所を始めて通る。
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あるのはネコノメソウ・・・
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白いスミレさん
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下山途中で、ころ助さんが皆にドリップコーヒーをご馳走してくれた!
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コーヒー豆をゴリゴリゴリゴリ・・・私の仕事なのね?(~_~;)6にんぶん・・・
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挽きたて!淹れたて!美味しかったっす!(^▽^)/
真福院に立ち寄って
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大杉と大欅の間を通って
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下山完了


山行日:2020年3月23日
グループ山行@月曜山歩
6人(OT、UH、ころ助、HS※、TY、TK)
※初参加
ミツマタ群落
花見
三角点

ミツマタ群落MAP
距離:2.125km
沿面:2.151km
所要時間:60分
累積標高:+-139.299m
最低標高:290m(駐車地)
最高標高:410m(群落展望台)

7:50道の駅御杖7:55
8:07駐車地
8:25ミツマタ群落8:57
9:07駐車地

++++++++++++++++++++++++++++++++++
MAP
9:17真福院下P9:30
10:05林道出合
10:52大洞山雌岳山頂11:06
11:28大洞山雄岳山頂11:34
11:51四ノ峰12:37
(昼食46分)
12:49倉骨峠12:50
14:01あずまや14:05
14:38コーヒータイム15:10
(32分)
15:30真福院P
HYOUKOU
距離:8.19km
沿面:8.461km
所要時間:5時間57分
(うち昼食46分、コーヒータイム32分)
累積標高プラスマイナス841m
最低標高:509m(駐車地)
最高標高:1013m(大洞山雄岳山頂)

三等三角点:大洞山984.82m

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