尾鷲市:元須賀利の小池&大池と日和山::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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日曜日に低気圧が去ったものの、西高東低の気圧配置と寒気が下りてくるので、私の山行フィールドは、ことごとく寒さ&暴風と降雪。
遭難ごっこをしに行く必要も無いなぁ・・・と、ころ助さんに何処かよい所ない?と相談すると、おススメの海岸山行があります!と、案内してもらえることになった。
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山行日:2023年12月18日
元須賀利?初めて聞く場所だけど、そこに行く途中に私の友人宅がある!?駐車地情報とか教えてもらおう!と連絡を取ってみたら、私たちの待ち合わせ場所に彼も明日やってくるとのこと。
楽しみ!!

紀北町の大白公園グラウンド駐車場が待合せ場所。
OH君とは十数年ぶりに会う。地元の議会議員として活躍している彼は、これから二胡奏者のイベントの下見を馬越峠でするなどと、何かと忙しそう。駐車場や帰り道での地魚販売所などを教えてもらい、ここで別れた。

尾鷲市の飛び地の須賀利町方面へ県道202号線を車で20分余り、トンネルをくぐり抜けて須賀利集落の最初の民家を越えた場所の空き地に駐車。え?IS君はここに朝から来たって?待ち合わせ場所は紀北町のグランド駐車場になっていたのになんで?・・・ああ、いつもの迷子ね(~_~;)
毎回ちゃんとピンポイントでグーグルマップの案内しているのに・・・

この空き地、以前は立入禁止になっていたらしいが、今回は入ることが出来たし、他に登山者の車もあった。何十台でも停められそうな空き地だ。

寒気が日本列島に降りているので流石に寒い。
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フリースが脱げずに山行開始。
県道を渡った場所が登山口。
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川沿いに歩いて植林に入ろうとしていたらプラ容器に溜まっている雨水が凍ってる!
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伊賀も寒かったがここも日陰は寒い(~_~;)
ころ助さんの案内で植林に入り、沢を渡った場所から沢沿いに植林内の登山道を登る。
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地味に急な斜面でシンドイ。
男性登山客一人を追い抜いた。
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登り切ると日和山・大池のT字分岐。
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ここに先ほどの男性の同行者の女性のザックがデポされていた。一人で日和山に行ったのかな?
海は午前中の方がキレイですから先に大池へ行きましょう!と、ころ助さんの勧めもあって我々は大池方面へ。

山腹道からジグザグに急傾斜の尾根を下っていき、
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P123との鞍部で植林方向:東へ下って行くと、小池に到着。
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池の水は少なく、白濁してキレイとは言い難い。
小池ね・・・
マンガ『オバケのQ太郎』でラーメンをいつも食べていたのは小池さんだったよな?と変な記憶のスイッチが入ってしまった('◇')ゞ
あのラーメン、いつも美味しそうだったナ
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シロダモの赤い実

小池の奥へ進むと「あら?海やん」
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海岸の少し先の磯場が越えられないみたいなのでチョコっと出ている尾根を乗り越すらしい。
浜にはカゴやブイといった漁具が打ち上げられている
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紅白カゴ~!('m')!
磯場に来たので森に入って尾根を乗り越す
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標高差30mほど登って
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尾根を一つ乗り越す
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降りて行くと石ころの砂利浜
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丸っこい石がたくさんある海岸やなぁ・・・と、浜の石を眺めていたら何か見覚えのある形の石?
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これって、うちの背黒餅そっくりやん!
背黒(せえくろ)餅
なんでこんなところに転がってるんよ!?と探して歩くことに(@_@)
あ、こんなのもあった!
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おお~ウニの骨格!アカウニかな?
浜の末端まで来たので木のある場所を潜る
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お?これはマンリョウ?それともヒャクリョウ?
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ハスノハカズラ
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お?海に出た?
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いや、海じゃない、池やこれ。ここが、大池や。
水が少ないようだけど、東西約500メートル、南北約100メートルの細長い形(周囲約1.4キロメートル、水深約5メートル)をした海跡湖(かいせきこ)。
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2012年1月24日に国の天然記念物に指定され、メダカ、コイ、ウナギがいるらしい。そういえば筆者はコイらしい魚影を見た。
この池の底には外洋ゆかりの堆積物が沈んでいて、それを調査した結果、過去2400年間にM9クラスの大津波を伴った地震が十数回あったことが分かっているらしい。高知大学岡村土研公式ホームページ

閉鎖的なこの池に大津波の時に海水が入って来る場所へ、ころ助さんが案内してくれた。
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砂岩のこの岩場が外洋との関所になっている場所で汐越岩と呼ばれている場所だそうだ。
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しかし、爪先だけで岩の弱点を登るという微妙な岩登りをさせますな~
岩の上に立つと、この絶景!
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手前の磯場がまたキレイなんやー!!
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海水がエメラルドグリーン!青い~!
岩場には8月から12月に咲くアゼトウナの群れ!
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花期が長い~!
こちらはキノクニシオギクかな?
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イソギクと明確に見分けが出来ないっす~('◇')ゞ
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ころ助さん、次の名所に連れて行ってくれるそうなので付いて行く
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大池の縁をさらに奥地へと進み
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超小池の横から岩場を越えていく。
ここも津波が来た時に外洋から海水が飛び込んでくる場所のようだ。
しかし、岩の縦じまが凄い。
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褶曲というより撓曲 (とうきょく) している断層?凄いぞここ!
海岸が見える場所に出た!
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おおお~!
なんという地形!節理じゃなく曲がって直角になってる!?
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高い場所までずっと続くよ~
え?あの岩の高い場所まで行けそう?行ってみよう!
登って、振り返ると!
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この荒々しい岩尾根が外洋と大池を隔てているのがよくわかる。
それにしても水がキレイ!
水平線だ~海~
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ここは晴れて穏やか~
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ここまで来てよかったよ~
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↓↑グレ釣りのメッカらしい
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釣り師が何人も居ました!

さぁ!移動して磯でランチしましょうか!?と、ころ助さんの案内再開。

大池の東端からさらに東へ行こうとすると、あれま立派な炭焼き窯
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そーそーこういう場所ってオモトがあるんよね。
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持ち込まれたの?自生してたのかな?

東にドンドン進むと浜に出た
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穏やかな印象の磯場。
各々で平らな場所に陣取りランチ会場にした。

風も無くポカポカ陽気の平和なランチタイム~
冬に手袋はおろかジャケットも着ずに野外で過ごせるなんて~

食後はアサマシクも磯場に何か良いものは無いか?と探す一行。
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おったか?食えそうにない・・・(=_=)
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小さなイソギンチャクと細かい貝がチョロっとあるだけでお土産になるものは無かったよ(>_<)
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お?アコヤガイとバフンウニの骨格?
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ウニの種類で色が違うんやね~
さぁ、ぼちぼち引き上げましょう!
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復路は往路と違って池の北側を歩いて帰る
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飛行機雲が一筋。
ここに須賀利の昔の集落があったんだよな~。どこになにがあったのかな~などと思いながら歩いて行くと、大池の東北端に鳥居があった。
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昭和五十七年四月吉日之建
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社護神社
春日大明神神霊と書かれた木もあった。
この近くに昭和48年から58年まで、三重県水産試験場の魚類種苗生産施設があったそうなので、その時に作られたのだろうか?
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ここ元須賀利の住人は江戸時代に台風や津波のの被害に耐え切れず、今の尾鷲市須賀利町と紀北町島勝に移ったらしい。
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この後、砂利浜を経て小池に戻り、標高差170mを登って日和山分岐へ戻った。30分余りだった。
そして本日のメインイベントである日和山へ。
海岸暖地性の変わり映えのしない山道を辛抱強く登って行く。
石垣?何の?
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うーむ分からない。
え?ここが山頂?
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木に囲まれて、展望無しの「ちょっとだけの平地」。
周りの木を伐採して展望が良ければ・・・の山頂だねぇ
帰り際に木の隙間から、ちょっとだけ須賀利港らしいものが見えた。
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下山は、大池分岐まで戻って朝に登った植林の登山道で
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海と山を行き来した山行終了
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山に行かなくても磯や浜を行き来するだけでも、けっこう標高差があるから、良い運動になった気がする。
西高東低の気圧配置で北西風が強過ぎる日や私のフィールドが雨の日なんかは尾鷲方面が幸せやなぁ~
ええことを教えてもらいました!
ころさんありがとう!

駐車地から車に乗って引き上げるときに何気にバス停の名前を見たら
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一日4往復?しかも日曜日は運休してしまうのね・・・(-_-;)
セミデマンドってどういうシステムなんだ・・・って、バス停の名前が金助前?
フム・・・
と、車をスタートさせると!?
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金助さんの家の前なんやー!
(;'∀')アレマー

山行日:2023年12月18日
グループ山行@月曜山歩
参加者5名(CLころ助、IS、フグやん、TY,TK)

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6:10伊賀自宅
集合8:20
大白公園グラウンド駐車場(トイレあり)


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8:40金助バス停西駐車地8:54
9:24日和山・大池分岐9:27
9:48小池
9:52海岸
10:06尾根端乗越し
10:09海岸
10:21大池(西端)
10:42汐越岩10:48
10:55超小池
10:58須賀利の三段壁11:10
11:20磯場ランチ会場11:50
12:12社護神社12:15
12:42小池
13:14日和山・大池分岐
13:41日和山13:50
四等三角点301.10m
14:12日和山・大池分岐
14:30金助バス停西駐車地

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地魚を買いたいねん。と、OH君に聞いたら
道の駅に立ち寄るか「ショッピー」と?
調べてみると地元のローカルスーパー。
町の魚屋さんが無くなってしまった現代、午後に地魚買うのはここがベストかも?

と、いうことで、旧紀伊長島町の長島ショッピー 中州店
地元のスーパーで地魚を買いに!
私は格安のブダイ。嫁さんは干物を購入。
ブダイは魚好きな娘の希望で二枚におろして塩焼きにして食べましたフワッとした身で美味しかった~
このショッピーの精肉売り場も気になる。
松阪牛がけっこうお値打ち価格で販売されている。
また買いに行こう!
レジを済ませて帰ろうと店内から出ようとすると何か木の札が?
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年末の12月ということもあり、正月飾りが売っていて、その横に木の札がたくさん並んでいた。この地域は丁寧にお札を飾り付けるんですね~ すごい~

蘇民将来→玄関
スサノオと同一視なんよね~
水神宮→水道
三宝大荒神→台所
火と水の力の両方備わっているから台所を守るのね
八百萬御神→神棚
(これ、初めて見たかも?)
御歳徳大喜神→どこでも
歳徳大善神(としとくだいぜんじん)の書き間違い?

背黒餅のような石たち
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| 山登り::南伊勢・東紀州 |
| 07:06 PM | comments (0) | trackback (0) |

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