雨氷と雲海のちょっと台高縦走::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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やっとマイ・フィールドが晴れるよ!
風もきつく吹かない!
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雪は無いだろうけれど、歩いたことのないルートに山仲間を誘って行ってみた!
台高縦走:マナコ谷↑桧塚→池杉山↓青田発電所
山行日:2024年1月22日

今日の青田発電所付近は工事中で駐車スペース無し。
なので小屋谷林道を480mほど進んだ所にある空き地に車三台を駐車。デリカに全員乗ってマナコ谷登山口へ。
1月のこの道、雪が皆目ないのは未だかつてない。
少々の轍は気になったものの、すんなり登山口まで走れた。

今日はアイゼンもワカンも要らないだろう、と荷物を減らしてGO!
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曇り空でガスガスの霧の登山道を登り始めたが、今年に入って初めての「まともな山」はシンドイ!いきなりアキレス腱が伸びてフクラハギとお尻の筋肉が悲鳴をあげる!
整然と間伐された植林を汗をかきながら登って行けども、ガスガスの森に雪は無い。二次林に出るところで木の下に切れ切れの氷?
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おや?霧氷では無く雨氷の欠片?小さな霧氷もある?
標高を上げると霧の中から出る?
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あ?雲海の上に出たんだ!
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水無山方面の先っぽが見える。
登ってきた所を振り返ってみると!
なんと白い虹!
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霧が晴れる前兆に見られる虹が白虹。
北向き斜面の谷あいにだけ霧氷が出来ている!
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でも日が差し込んでいる場所はバラバラ・シャラシャラ音を立てて雨氷が落ちる音がする。
これから登る桧塚の山頂も霧が取れていく
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三峰山方面がチラリと見えた。
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標高1150m付近以上が見えている?
氷が鱗のように地面に落ち続けて当たると痛い(-_-;)
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あ?嫁さんのオデコに血がにじんでいる?聞けば、上を向いて霧氷の写真を撮影していたら氷が落下して額に当たったらしい(~_~;)
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神々しいけれどもうちょっと霧氷が付いていればなぁ(-_-;)
地面の苔にもミニサイズの雨氷
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雲海の上に出た!
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そして桧塚の稜線に出た。
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残雪がチョコっとだけ・・・って?
この日は1月22日ですが・・・
あ?オレンジに光るあれは海?と、ころ助さん。
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え?ここからは見えないのでは?と現場ではそう言っていたけれど、帰ってシュミレーションしてみたら、南東方向:迷岳から仙千代ヶ峰くらいの山の後ろに海が見えることが判明。
桧塚も雪が無いなぁ
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10:35桧塚から東に移動しながら北東(三峰山方向)を見たらすでに雲海は無くなりつつあった。
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これから縦走する池杉山方向の稜線
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1月なのに春の山みたいな景色や~
雑木の二次林を歩いてくと異形のヒメシャラさん。
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太いヒメシャラが続く
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P1186に千秋峰の看板
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でも、地元の人はここを千秋峰とは呼んでいないという事で、この看板は間違っているとのこと。
稜線は冬枯れの景色だけれど広い。春や秋は良い森なんだろう
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P1186から東へ下り始めると大崩落した北斜面
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崩落斜面の先にはカラマツの森が続く
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緩やかな鞍部にシカが角を擦りつけた跡
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UHさん曰くキハダの木かも?ミカン科の落葉高木で葉を軽く揉むと柑橘系の芳香。外皮のコルク層を剥いて内皮を乾燥させたものが生薬「黄柏(オウバク)」で陀羅尼助(だらにすけ)の主成分になるそうな。
P1104周辺は、まるで大庭園のような苔の石と樹々たち
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広い良い森ながら大運動会が出来そう
進むと二重稜線になって、
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また一つにまとまると大きな四角い岩の横を通って
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鞍部に降りて、またカラマツの森になる
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小さくてかわいいカラマツボックリ
鞍部から標高を60m上げてP1144に到着すると、そこは岩屋口山の山頂
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北東に延びる縦走路を下って行くと、ひときわ大きなブナ
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エエ森やわ~
また春に、秋に来たいわ~とP1115へ歩いて行くとヒメシャラのヒョロヒョロロした、ひこばえがいっぱい
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P1115の標識がある
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さらに東へ進んで行くと三等三角点のナメラ山(点名:猿山1118.40m)
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北尾根もあるけれど、途中で急斜面になる。池杉山へ行きたいので北東の尾根を下っていく。
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苔だらけの大木の樹はミズナラ?
下って登り返して行くと、また広い雑木林の良い森
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太いコナラ?にキノコ?
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フグやんのキノコチェック!
残念!食べらないキノコでした!
池杉山へ向かう一行。
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北にある小ピークは登らなくても良いピーク。右から巻いて行けば良い。
でも、桧塚方面の展望が良好。
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朝に向こうからこちらを眺めてやってきたのよね。
本日最後のピークの池杉山P1074m
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ここから高見山方面も良く見える。
あれ?高見山の麓にR166のループ橋が見えてる!
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ズームアップ!
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ほらね。
下山は北尾根を下っていくだけ。
でも、最初は激下り。
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コアジサイのヤブを掴みながら転がり落ちないように・・・
あれ?左手に錆びたモノレールの軌道がある?
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やがて植林の登山道を快調に下って行くと未舗装林道と出会ったり
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かつて苗木を植えた時に獣害から守るために設置されたネットの残骸があったり
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ちょっと急斜面を下る場面もあったり
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概ね快調に下って行く。
右手に林道が見えている場所に大きな営林小屋?も見えた。
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さらに下って行くと道か?という場所を少し通ったらP650
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尾根を下っていくとアシビのヤブにちょこっと出くわすがすぐに解消
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アカマツの巨木が残っていた

問題はこの先。
標高500m付近から下。
相変わらず植林なのだけれど踏み跡が分からなくなった。
どうやら斜面が崩れて道が埋まったらしい。
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右往左往したものの破線があったはずの場所に道らしいものが無い。
足下に川が見えて着陸予定の林道も見えているのだけれど、そこへ行く道が無い。
あれれ?と無理やり下に下って森から出てみると
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大崩落現場に草が生えてしまってる状態(~_~;)
傾斜がきつくないので何とかジグを切りながらユルユルと標高を落としていくことにした。
でも、ススキとイバラとイラクサっぽいトゲトゲがたくさん潜んでいるヤブだった(-_-;)
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引っ掻き傷や棘に刺されながらも無事(?)林道に降り立った。なるほど、この標高500m以下の下山ルートが使えないから最近の山行レポートは林道を歩いているんだなぁ

青田発電所の工事現場の横を通って小屋谷林道を歩いて駐車地へ戻った。
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その道中、降りてきた崩落斜面を対岸から見ることができた(-_-;)
忠実に尾根芯を下っていけば平和に下ることができるのかな?(;^_^A

山行日:2024年1月22日
グループ山行@月曜山歩
参加者5人(ころ助、UH、フグやん、TY、TK)
縦走
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距離:10.7km
所要時間:7時間28分
(うち昼食44分)
累積標高:+963m -1349m
最小標高:369m(青田発電所前付近)
最大標高:1402m(桧塚山頂)

集合
7:50青田発電所のもうちょい先の左路肩駐車地
デリカに乗り合わせてマナコ谷登山口Pへ
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8:10マナコ谷登山口8:25
(標高776m)
9:29作業小屋
10:26桧塚
基準点名:蓮2(三等)1402.17m
11:07 P1214
11:20昼食+きのこ12:04
(44分)
12:10 P1186
12:57岩屋口山
13:39ナメラ山
基準点名:猿山(三等)1118.40m
14:04池杉山14:14
14:56 P650
15:11崩壊斜面上の植林
15:37未舗装林道
15:45青田発電所前
15:53置き車駐車地

山行終了後にフグやん運転のヤリスクロスでデリカの回収に行こうとしたら、フグやんが「メガネ無い!」事件が勃発。探しても何処にも無い!
と、なると!?
デリカに眼鏡を忘れたかも?
・・・近眼のフグやん、ダートコース小屋谷林道をメガネ無しで運転する自信がない?
なので、私がヤリスクロスを運転してマナコ谷登山口へ行くことに。
で、マナコ谷登山口のデリカに眼鏡?
ない!ない!ない!
あ・・・!
朝に来ていたジャケットのポケットに入ってました!
ごめんなさい。
あ~!見つかってよかった!(^▽^)/
| 山登り::台高山脈 |
| 02:36 PM | comments (0) | trackback (0) |

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