つばや菓子舗五代目ブログ

10:30菓子作りの仕事が終わった。
日曜なので嫁さんに店番を頼んで、子ども達を連れてソリ遊びにでも・・・と考えた。


今からだと着替えて、荷造りして、車中でオニギリでも食べながら・・・三峰山？あそこは樹氷で人が多過ぎる？
いや、その前に、子どもの足だとヘッデン付けて下山だ。それだと気温が低すぎる？

じゃ、ロープウエイで御在所？大人往復2100円＋子ども往復(1050円×2=)2100円・・・4200円！？オーマイガー！クーポン券を使ってみても(410円安くなるだけ)3790円？！なんじゃそら！歩いて登ればタダやん！？(当たり前)
じゃ片道は裏道を使って自力で降りる？こちらも今からだとヘッデン必須だ。
やはり往復ロープウェイで御在所のスキー場か？・・・４２００円・・・鰻丼4杯食えるやん・・・
・・・うーむ・・・と考えていると子ども達が「ウンチ！」と珍しく二人揃ってトイレに行った。
戻ってくると「弟が水みたいなウンチしてた！」・・・弟は姉が数日前に罹っていた胃腸風邪を感染された模様。

ここで１名脱落。長女だけがソリ遊びに行けることになった。(弟は母親が大好きなので母親と留守番になることは何も問題ないのだ)

うーむ・・・、とは言うものの、これでは、ロープウェイに乗れずにソリ遊びも行けない弟が可哀相すぎる。
じゃ、体力勝負！自力で登れて、雪のある近所の山・・・しかも風が当たらない場所は？
あ～！！一箇所ある！
・・・と、昼ごはんを家で食べて向かった場所が！
我が三重県伊賀市の霊山765.8mである。

我が家の霊山登山の起点は、いつも霊山寺。
ここの駐車場は標高380mほど。ここから山頂までは片道：約2.6km　標高差386m。

リュックを背負って出発！その前に霊山寺境内のトイレを拝借。
池の向こうにある手洗い場は

カチコチに凍りついていた。(鯉の居る池も氷が張っていた)
12:52いざ出発。

15分ほど登っていくと登山道に雪が目立ち始めた。

さらに5分ほどでベンチの休憩場所。飴玉を口に放りこみエネルギー充填。
登り始めて35分。登山道の雪が踏まれて凍っているのが目立ってきた。軽アイゼンを子どもと一緒に装着する。

お気づきだろうか？子どもと山にソリ遊び・・・それは口実で！実は自分の新しい登山靴の足慣らしだったのだ！この靴についてはまた後日、ネタが無くなった頃に書こうと思う。
登山道はこんな感じ。

雪は指してないのだが踏まれた箇所(真ん中)が凍っている。８合目を越えると路肩の雪はクルブシくらいまである。
13:53ちょうど一時間経過。「たいこ岩」までやってきた。

この辺りはいつも山から水が染み出ている場所。雪の下やアチコチで氷が凄い。

14:04太鼓岩から10分。山頂に到着。(登山開始から1時間10分)
)
この時間、山頂は晴れ間があって見晴らしも非常に良い。
でも、北向き斜面は風が当たる場所で雪は吹き飛ばされている。
南向き：笠取山方面も晴れ間があるがどんより。でもこの山頂の砦のような窪地は雪が付いている！

ここでソリ遊びだ！

ソリと言っても山に自力で持って上がる《ヒップソリ》
ソリでブレーキもコントロールも出来ないために、体重移動と足ブレーキが頼みである。
適当な斜面にテクテク登って深雪(深い場所で膝くらいあった)をソリで駆け下りる！

うちの長女にとって生まれて始めてのソリ遊び！

私も若かりし日(22年ほど前)にスノーボードでカナダを放浪した事のある人間。
そのソリを貸せ！と取り上げて一度滑ったがかなりテクニックが要る！
でも、レインウエアを着るのを忘れていたので背中に雪が入った！
レインウエアを着込んでもう一回！と思ってリュックを探すが・・・家に置いてきてしまった！(泣)

子どもがソリで楽しそうに遊んでいたのを眺めて過ごしたのであった。

雪雲が北の山に掛かってきたので温かいスープを飲んで下山開始！14:36

15:35チラチラと雪が降ってきたと同時に下山完了！(下山タイムは1時間)


ルート

標高


しかし、小学１年生の長女は大人の歩行速度で良く歩く。
ただし、何か鼻先に人参をぶら下げていないといけないのだが・・・(汗)

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