2011,07,02, Saturday/五代目
木津川源流(淀川源流)の服部川源流探検シリーズ第三弾!
旧大山田村の布引地区にやってきた。
(2011.06.29 ユキノシタ)
以前紹介した笠取山登山で訪れた際の馬野渓は、地元ではメジャーなので今回は馬野渓に入らずにその先・・・坂下へ登る手前にある左妻川へ行ってきた。
左妻川林道の出合から約300m入った所に駐車。
あ?もう昼や!と嫁さんが持たせてくれたオニギリを食べた。
それだけでは足りないのでカップラーメンも食べる。
気温はドンドン暑くなってきているようで汗ばんできた!12:13駐車地の目の前から入渓。
いきなりチョックストーン小滝。
先日の高見山は身体を濡らすことが無く暑かったので今日はそのリベンジ!と、言わんばかりにザブザブと釜に入ってシャワークライム。
苔がついた凝灰岩の岩だけど、フリクションが適度にあって登りやすい。
でも、水が濁っていて透明度が低い。
沢の上に少し広葉樹があるものの、この谷は(も)旧大山田村時代の恩恵からか?整備された林道が整備されている。そのおかげで青山高原に突き上げるまでずーっと杉の植林帯だ。いくら源流部といえども杉だらけの植林帯は水が綺麗じゃない・・・
次の小滝もチョックストーンで二条の滝。
オーバーハングから水が落ちてきている。滝の中に入ってみたが手がかり足がかり無し。
小さく左岸を巻く・・・と林道に出る。
すぐに沢に降りる。
小滝を越えるとまた小滝。
小滝!
小滝!
小滝!
その小滝には太股から腰の深さの淵がある。適度に身体が冷やされて調子が良い。水が綺麗なら言うこと無しなんだけどなぁ。
相変わらず林道沿いに沢があっていつでも帰れる状況。
平流になったので林道に出ようか?と思っていたらグッタリしたガマを発見。
しんでるの?と突付くと動き出した。
でも、それって・・・
文字通り頭隠して尻隠さず・・・
ガマから15分・・・やっと平流を抜ける。
(林道と交差する第二の橋がかかっていた。)
先日の高見山の大平谷にも居たんだけど渓流域に住むカワニナ?
・・・って、渓流にカワニナがいるの?
ここにも居た。
杉木立を抜けて左妻川は流れる。
この小滝の釜は深かった。
胸まで浸かりながら左岸をヘツって滝に近づいていったら、
あらら?と、足場が無くなってドボン。
そこは足が着かない場所だった。
結局泳いで滝芯へ突入。
水流に押し返されながら岩に爪を引っ掛けくらいついた。あとは突っ張りながらヨイショ!と身体を持ち上げてクリア!
一人ガッツポーズをとってしまった私だった。
少し平流を歩くと以下のような場所に来た。
この水が白く落ちている真ん中に黒い岩が数個露出している。
この岩に下の写真の生き物がくっついていた。
何かが羽化しているようだけど、セミ?
でもこんな水辺・・・というか沢のど真ん中・・・いったい何?
林道交差で第三の橋をくぐる。
小滝も無くドンドン進む。
すると今度は青いメタリックなカラーで細長い生き物がヒトスジ・・・
ヘビ?じゃない!なんやこら?!
み・・・み、みず・・・ミミズ?
デカイ!伸びている状態は40cmオーバー!?
摘まんでみると身体を縮めて防御体制になる!?それでも20cm以上はある!?
これは噂に聞くヤマミミズか!?ひょっとしてシーボルトミミズ!?
私は生まれて初めてお目にかかった。
それにしてもデカイ。触ってみると大暴れして水の中に落ちた。
水の中でも平気なようだが摘み上げてヤブの中に放りこんでおいた。
遡行は続く。
滝?と言って良いのだろうか?という流れがあるものの滝らしい滝が無い。
少しまともな支流が右岸にあった。
地図上に載っていた支流だとしたらかなり奥深くから流れている。またそのうちに探検に行こう。
この支流を越えたアタリから左妻川本流が良い感じになってきた。
奥に見えるは二段5m滝。
その入口左岸に高さ8mほどの大岩が鎮座している。
大岩が落ちてきたらエライことになりそう。
滝壷は細い廊下状。深さは腰くらい。
右岸から滝芯でクリア。
これで沢の水が綺麗だったら
言う事なしの沢登り初心者向けコースだ
この滝が一番手強かった。
左岸はスラブでお手上げ。右岸と滝芯も足を掛ける場所が殆どなし。
爪先を載せられる場所を見つけて、あとは力技でよじ登ってクリア。
クリアの喜びの雄叫びを上げて落口を記念撮影。
まだまだ流れは上流に続いているが
時間となったので今日はここまで!
14:16遡行終了。
簡易舗装&未舗装路の繰り返しの道を歩いて15:00駐車地に戻る。
単独・ピストン
帰路は林道
(以下の数値は片道のみ)
歩行距離3.2km(沿面3.7km)所要時間2:27
平均速度1.3km/h
旧大山田村の布引地区にやってきた。
(2011.06.29 ユキノシタ)
以前紹介した笠取山登山で訪れた際の馬野渓は、地元ではメジャーなので今回は馬野渓に入らずにその先・・・坂下へ登る手前にある左妻川へ行ってきた。
左妻川林道の出合から約300m入った所に駐車。
あ?もう昼や!と嫁さんが持たせてくれたオニギリを食べた。
それだけでは足りないのでカップラーメンも食べる。
気温はドンドン暑くなってきているようで汗ばんできた!12:13駐車地の目の前から入渓。
いきなりチョックストーン小滝。
先日の高見山は身体を濡らすことが無く暑かったので今日はそのリベンジ!と、言わんばかりにザブザブと釜に入ってシャワークライム。
苔がついた凝灰岩の岩だけど、フリクションが適度にあって登りやすい。
でも、水が濁っていて透明度が低い。
沢の上に少し広葉樹があるものの、この谷は(も)旧大山田村時代の恩恵からか?整備された林道が整備されている。そのおかげで青山高原に突き上げるまでずーっと杉の植林帯だ。いくら源流部といえども杉だらけの植林帯は水が綺麗じゃない・・・
次の小滝もチョックストーンで二条の滝。
オーバーハングから水が落ちてきている。滝の中に入ってみたが手がかり足がかり無し。
小さく左岸を巻く・・・と林道に出る。
すぐに沢に降りる。
小滝を越えるとまた小滝。
小滝!
小滝!
小滝!
その小滝には太股から腰の深さの淵がある。適度に身体が冷やされて調子が良い。水が綺麗なら言うこと無しなんだけどなぁ。
相変わらず林道沿いに沢があっていつでも帰れる状況。
平流になったので林道に出ようか?と思っていたらグッタリしたガマを発見。
しんでるの?と突付くと動き出した。
でも、それって・・・
文字通り頭隠して尻隠さず・・・
ガマから15分・・・やっと平流を抜ける。
(林道と交差する第二の橋がかかっていた。)
先日の高見山の大平谷にも居たんだけど渓流域に住むカワニナ?
・・・って、渓流にカワニナがいるの?
ここにも居た。
杉木立を抜けて左妻川は流れる。
この小滝の釜は深かった。
胸まで浸かりながら左岸をヘツって滝に近づいていったら、
あらら?と、足場が無くなってドボン。
そこは足が着かない場所だった。
結局泳いで滝芯へ突入。
水流に押し返されながら岩に爪を引っ掛けくらいついた。あとは突っ張りながらヨイショ!と身体を持ち上げてクリア!
一人ガッツポーズをとってしまった私だった。
少し平流を歩くと以下のような場所に来た。
この水が白く落ちている真ん中に黒い岩が数個露出している。
この岩に下の写真の生き物がくっついていた。
何かが羽化しているようだけど、セミ?
でもこんな水辺・・・というか沢のど真ん中・・・いったい何?
林道交差で第三の橋をくぐる。
小滝も無くドンドン進む。
すると今度は青いメタリックなカラーで細長い生き物がヒトスジ・・・
ヘビ?じゃない!なんやこら?!
み・・・み、みず・・・ミミズ?
デカイ!伸びている状態は40cmオーバー!?
摘まんでみると身体を縮めて防御体制になる!?それでも20cm以上はある!?
これは噂に聞くヤマミミズか!?ひょっとしてシーボルトミミズ!?
私は生まれて初めてお目にかかった。
それにしてもデカイ。触ってみると大暴れして水の中に落ちた。
水の中でも平気なようだが摘み上げてヤブの中に放りこんでおいた。
遡行は続く。
滝?と言って良いのだろうか?という流れがあるものの滝らしい滝が無い。
少しまともな支流が右岸にあった。
地図上に載っていた支流だとしたらかなり奥深くから流れている。またそのうちに探検に行こう。
この支流を越えたアタリから左妻川本流が良い感じになってきた。
奥に見えるは二段5m滝。
その入口左岸に高さ8mほどの大岩が鎮座している。
大岩が落ちてきたらエライことになりそう。
滝壷は細い廊下状。深さは腰くらい。
右岸から滝芯でクリア。
これで沢の水が綺麗だったら
言う事なしの沢登り初心者向けコースだ
この滝が一番手強かった。
左岸はスラブでお手上げ。右岸と滝芯も足を掛ける場所が殆どなし。
爪先を載せられる場所を見つけて、あとは力技でよじ登ってクリア。
クリアの喜びの雄叫びを上げて落口を記念撮影。
まだまだ流れは上流に続いているが
時間となったので今日はここまで!
14:16遡行終了。
簡易舗装&未舗装路の繰り返しの道を歩いて15:00駐車地に戻る。
単独・ピストン
帰路は林道
(以下の数値は片道のみ)
歩行距離3.2km(沿面3.7km)所要時間2:27
平均速度1.3km/h
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