2010,10,14, Thursday/五代目
大峰の弥山を登る今回のスケジュールは、道中で昼食と今日の夜および翌朝の食料を買い込み、日帰り温泉で風呂を済ませ、弥山登山口でテント設営(テント泊)。
一夜開けて遅くとも7:30登山開始。時間に余裕があれば畿最高峰の八経ヶ岳(1,915m:八剣山、仏経ヶ岳とも呼ばれる)にチャレンジ。
なんと言っても日が暮れるまでに下山する。下山後は日帰り温泉で汗と垢を落とし、夕食をガッツリ食べて帰宅。
このテント泊&目的地選定も友人T氏に色々と相談をさせていただき、色々参考にさせていただきました。T氏に厚く御礼申し上げます。
初日・・・仕事にケリをつけて店に臨時休業の張り紙をして11時に我が家を出発。
名阪国道で奈良県の針ICを目指し、マクドナルドで「アイコンチキン チーズフォンデュ」を食べよう!と大内ドライブインに行ったら・・・マクドナルドが無い!いつの間に撤退したの!?
仕方ない・・・が、我が家のメンバーはハンバーガーを食べる気満々になっていたので道の駅:針テラスでロッテリアに立ち寄る。ロッテリアは久々である。昔、私はリブサンドが好きだが少し前に話題になっていたエビバーガー。嫁は・・・いや先を急ごう!
道中の幕営場所に近いところで風呂を済ませる場所・・・奥吉野・湯盛温泉「ホテル 杉の湯」があるのはネットでチェック済み。そこに書かれていたのが「宿泊以外の入浴時間は14時までの受付」。急がなければイケないのである。
でも、その前に食料調達!
かつて吉野まで何度と無く桜や彼岸花を求めてカメラ撮影に来ていた。記憶では大宇陀の道の駅周辺にコンビニがあったはず。
それより先には吉野にはあるが津風呂やその先の道中に無かったハズ。
予想通り「道の駅 宇陀路 大宇陀」の隣にコンビニ発見。(その手前にあったローソンは無くなっていた。)
食料を買おうとするが時間帯が悪いのか?購入意欲が湧くものが無い・・・オニギリ数個と菓子パンを少し、そして夜の酒のアテを買う。となりの道の駅を覗いてみるが、オカズになるようなモノは無い・・・ここの手前にあったスーパーで仕入れるべきだった!でも後の祭りである。先を急ぐ。
国道370号線から国道169号線に入り風呂を済ませるための「ホテル 杉の湯」の前に着いたのは13:56分。
急いで日帰り温泉の受付を!と思ってホテルの玄関先に行くと「日帰り温泉は16時まで」と張り紙が・・・急ぐ必要無かったやん!!(泣)
でも、風呂のあとの予定を考えるとこの時間に風呂に入って良いのである。だって幕営地までまだ時間がかなりかかるし、遅くなると暗闇でテントを設営せねばならないのだから。
ホテルのフロントで受付&支払。大人700円に子ども400円。タオル類は一切含まれていない。(もちろん持参)
日曜日の14時の温泉。ラッキーなのだろう。男風呂は私と息子だけの貸切状態。女風呂は嫁さんと娘の他にオバサンが2名だったらしい。ここの温泉、子連れにとってお湯の熱さは、熱くなくちょうど良く・・・泉質が異なる男湯と女湯が入れ替え制で利用出来るらしい。だがこのホテル、改修工事のため、今年(2010年)12月1日から来春4月4日まで休館とのこと。改装後には家族風呂が出来る。
入浴後、ホテルの隣にあった道の駅で食料調達が出来ないか?と物色するがめぼしいものは見つからず。でもその隣の役場?のようなところで青空市のようなものをしていて、ポテトフライ(1つ100円)と稚鮎のカラ揚げ300円を購入。
さらに先を急ぐ。
国道169号線の山のトンネルを出たり入ったりするループ橋を通り大台ケ原への分岐を過ぎ、国道309号線に入る。
国道309号線は「酷道309号線」とも呼ばれるほど車幅が狭く、両脇に大自然が迫っている道である。国道309号線に入る間際に子ども達は昼寝してしまった・・・車酔いにならなくて良いのだが、これでは夜の就寝時間が・・・ヤバイ!
道は沢沿いにしばらく走ったあと山を登りまくり「つづら折れ道」でグングン高度を上げてひた走る。
国道309号線の入口(標高500m)から目的地の行者還(ぎょうじゃかえり)トンネル西口(標高1,100m)まで標高差600mあるのだ。
いくら子ども達が寝ていてもスピードは上げられない・・・といより上がらない。
16:00 本日の目的地の「行者還トンネル西口」駐車地に到着。
でも幕営地が分からない!しかも小雨が降ったりやんだり。
トンネル横の駐車地は3台ほどの車があるが、まだ余裕あり。でも無人。
登山口を越えて道が下り始める路肩には10台足らずの車が駐車している。その一台に下山してきたらしいオジサン発見!オジサンに山の状態と幕営地を尋ねる。
「10月9日の豪雨(国道42号線と309号線が総雨量規制で通行止めだった)のおかげで日程が一日遅れて本日10日の朝から八剣山を登頂したが一日中ガスの中で下山直前にガスが晴れて大台ヶ原まで展望できた。」とのこと。
「登山届ボックス横の登山道を入った所の沢沿いにテントが張れそうな所があった。そこが良いのではないか?
でも、車中泊のほうが楽じゃない?」と、ご指摘。
確かにそうだが、我が日産セレナは4人分の登山装備一式とテント一式などが積み込まれ車中で寝るとなるとシートをリクライニングさせて寝る事になる。それでは足を伸ばして寝れないし、第一、テント泊を子ども達が楽しみにしている。
教えてくれたオジサンに御礼を言って、幕営適切地を見分する。
登山口から徒歩1分(約70m)ほどの場所に苔むした平らな場所を発見。
焚き火の跡もある。でも今は誰もテントを張っていない。
急いで車に戻り幕営装備一式を取ってきた。
子ども達は食料やマットを運んだ。
雨がパラパラしていたので大急ぎで嫁さんとテント設営。所要時間15分ほど。家で2回練習してきた成果である。
(苔の地面下が石だらけでペグが刺さらなかったのでテント内部四隅に石を置き、フライシートの張り綱も石で止めた。)
登山道の様子を見に沢を渡る木橋まで散歩してみたが私達のテント以外に2張りのテントが道中にあった。
17:00雨が降ったりやんだり・・・
道中で買ってきた食料を子ども達に食べさせ、親はコンビニで仕入れたツマミ系を食べ、家から持ってきた酒を飲む。
食事を終えた子ども達とシリトリをしたり歌を歌ったりテレビの無い時間をまったりと過ごす。
が!しかし!道中、昼寝をしてしまった子ども達は一向に寝る気配なし。
大きいLEDランタン(後日、この登山の装備編を加工と思っている)を消して小さめのランタンに切り替えシュラフに潜り込ませたがダメ!
明日の朝は早起きで登山なのに!
21:00テントの外に出ると雨が止んでいて星空が見えた。
カシオペア座や天の川がくっきり見える。子ども達にも見せた。
我々の住んでいる場所も田舎だが、これほどの星空は見えない。周囲に明かりの無い山奥に来なければ見ることが出来ない星空だ。
その後30分もしないうちに子ども達はテント中央で寝息を立て始めた。テント両端の親も寝ることにした。嫁は寝付きが良いのですぐに寝たようだ。
沢の堰堤の近くに幕営しているので沢の音が聞こえる。まるでジェット機に乗っている時の音のようだ。耳栓を持ってくれば良かったと後悔する。
雨は降ったりやんだりしている。風も時折強くなってテントを揺らす。
寝れそうで寝れない・・・・明日は早朝から幕営撤去をして登山だというのに・・・登山編に続く
一夜開けて遅くとも7:30登山開始。時間に余裕があれば畿最高峰の八経ヶ岳(1,915m:八剣山、仏経ヶ岳とも呼ばれる)にチャレンジ。
なんと言っても日が暮れるまでに下山する。下山後は日帰り温泉で汗と垢を落とし、夕食をガッツリ食べて帰宅。
このテント泊&目的地選定も友人T氏に色々と相談をさせていただき、色々参考にさせていただきました。T氏に厚く御礼申し上げます。
初日・・・仕事にケリをつけて店に臨時休業の張り紙をして11時に我が家を出発。
名阪国道で奈良県の針ICを目指し、マクドナルドで「アイコンチキン チーズフォンデュ」を食べよう!と大内ドライブインに行ったら・・・マクドナルドが無い!いつの間に撤退したの!?
仕方ない・・・が、我が家のメンバーはハンバーガーを食べる気満々になっていたので道の駅:針テラスでロッテリアに立ち寄る。ロッテリアは久々である。昔、私はリブサンドが好きだが少し前に話題になっていたエビバーガー。嫁は・・・いや先を急ごう!
道中の幕営場所に近いところで風呂を済ませる場所・・・奥吉野・湯盛温泉「ホテル 杉の湯」があるのはネットでチェック済み。そこに書かれていたのが「宿泊以外の入浴時間は14時までの受付」。急がなければイケないのである。
でも、その前に食料調達!
かつて吉野まで何度と無く桜や彼岸花を求めてカメラ撮影に来ていた。記憶では大宇陀の道の駅周辺にコンビニがあったはず。
それより先には吉野にはあるが津風呂やその先の道中に無かったハズ。
予想通り「道の駅 宇陀路 大宇陀」の隣にコンビニ発見。(その手前にあったローソンは無くなっていた。)
食料を買おうとするが時間帯が悪いのか?購入意欲が湧くものが無い・・・オニギリ数個と菓子パンを少し、そして夜の酒のアテを買う。となりの道の駅を覗いてみるが、オカズになるようなモノは無い・・・ここの手前にあったスーパーで仕入れるべきだった!でも後の祭りである。先を急ぐ。
国道370号線から国道169号線に入り風呂を済ませるための「ホテル 杉の湯」の前に着いたのは13:56分。
急いで日帰り温泉の受付を!と思ってホテルの玄関先に行くと「日帰り温泉は16時まで」と張り紙が・・・急ぐ必要無かったやん!!(泣)
でも、風呂のあとの予定を考えるとこの時間に風呂に入って良いのである。だって幕営地までまだ時間がかなりかかるし、遅くなると暗闇でテントを設営せねばならないのだから。
ホテルのフロントで受付&支払。大人700円に子ども400円。タオル類は一切含まれていない。(もちろん持参)
日曜日の14時の温泉。ラッキーなのだろう。男風呂は私と息子だけの貸切状態。女風呂は嫁さんと娘の他にオバサンが2名だったらしい。ここの温泉、子連れにとってお湯の熱さは、熱くなくちょうど良く・・・泉質が異なる男湯と女湯が入れ替え制で利用出来るらしい。だがこのホテル、改修工事のため、今年(2010年)12月1日から来春4月4日まで休館とのこと。改装後には家族風呂が出来る。
入浴後、ホテルの隣にあった道の駅で食料調達が出来ないか?と物色するがめぼしいものは見つからず。でもその隣の役場?のようなところで青空市のようなものをしていて、ポテトフライ(1つ100円)と稚鮎のカラ揚げ300円を購入。
さらに先を急ぐ。
国道169号線の山のトンネルを出たり入ったりするループ橋を通り大台ケ原への分岐を過ぎ、国道309号線に入る。
国道309号線は「酷道309号線」とも呼ばれるほど車幅が狭く、両脇に大自然が迫っている道である。国道309号線に入る間際に子ども達は昼寝してしまった・・・車酔いにならなくて良いのだが、これでは夜の就寝時間が・・・ヤバイ!
道は沢沿いにしばらく走ったあと山を登りまくり「つづら折れ道」でグングン高度を上げてひた走る。
国道309号線の入口(標高500m)から目的地の行者還(ぎょうじゃかえり)トンネル西口(標高1,100m)まで標高差600mあるのだ。
いくら子ども達が寝ていてもスピードは上げられない・・・といより上がらない。
16:00 本日の目的地の「行者還トンネル西口」駐車地に到着。
でも幕営地が分からない!しかも小雨が降ったりやんだり。
トンネル横の駐車地は3台ほどの車があるが、まだ余裕あり。でも無人。
登山口を越えて道が下り始める路肩には10台足らずの車が駐車している。その一台に下山してきたらしいオジサン発見!オジサンに山の状態と幕営地を尋ねる。
「10月9日の豪雨(国道42号線と309号線が総雨量規制で通行止めだった)のおかげで日程が一日遅れて本日10日の朝から八剣山を登頂したが一日中ガスの中で下山直前にガスが晴れて大台ヶ原まで展望できた。」とのこと。
「登山届ボックス横の登山道を入った所の沢沿いにテントが張れそうな所があった。そこが良いのではないか?
でも、車中泊のほうが楽じゃない?」と、ご指摘。
確かにそうだが、我が日産セレナは4人分の登山装備一式とテント一式などが積み込まれ車中で寝るとなるとシートをリクライニングさせて寝る事になる。それでは足を伸ばして寝れないし、第一、テント泊を子ども達が楽しみにしている。
教えてくれたオジサンに御礼を言って、幕営適切地を見分する。
登山口から徒歩1分(約70m)ほどの場所に苔むした平らな場所を発見。
焚き火の跡もある。でも今は誰もテントを張っていない。
急いで車に戻り幕営装備一式を取ってきた。
子ども達は食料やマットを運んだ。
雨がパラパラしていたので大急ぎで嫁さんとテント設営。所要時間15分ほど。家で2回練習してきた成果である。
(苔の地面下が石だらけでペグが刺さらなかったのでテント内部四隅に石を置き、フライシートの張り綱も石で止めた。)
登山道の様子を見に沢を渡る木橋まで散歩してみたが私達のテント以外に2張りのテントが道中にあった。
17:00雨が降ったりやんだり・・・
道中で買ってきた食料を子ども達に食べさせ、親はコンビニで仕入れたツマミ系を食べ、家から持ってきた酒を飲む。
食事を終えた子ども達とシリトリをしたり歌を歌ったりテレビの無い時間をまったりと過ごす。
が!しかし!道中、昼寝をしてしまった子ども達は一向に寝る気配なし。
大きいLEDランタン(後日、この登山の装備編を加工と思っている)を消して小さめのランタンに切り替えシュラフに潜り込ませたがダメ!
明日の朝は早起きで登山なのに!
21:00テントの外に出ると雨が止んでいて星空が見えた。
カシオペア座や天の川がくっきり見える。子ども達にも見せた。
我々の住んでいる場所も田舎だが、これほどの星空は見えない。周囲に明かりの無い山奥に来なければ見ることが出来ない星空だ。
その後30分もしないうちに子ども達はテント中央で寝息を立て始めた。テント両端の親も寝ることにした。嫁は寝付きが良いのですぐに寝たようだ。
沢の堰堤の近くに幕営しているので沢の音が聞こえる。まるでジェット機に乗っている時の音のようだ。耳栓を持ってくれば良かったと後悔する。
雨は降ったりやんだりしている。風も時折強くなってテントを揺らす。
寝れそうで寝れない・・・・明日は早朝から幕営撤去をして登山だというのに・・・登山編に続く
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