国見岳(周回:国見尾根~ヤシオ尾根)::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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2012年5月14日(月)晴れ!
アカヤシオ?シロヤシオ?どっちかが咲いているだろう!と鈴鹿の花見山行に国見岳を選んで行ってきた。


今回のメンバーは、大阪のSRさん、滋賀のM氏とその奥様、そして私と嫁さんの計5人。
9時に蒼滝トンネル西駐車場で待ち合わせ。
M氏の奥様運転の車は鈴鹿スカイラインの武平峠を越えてやって来た。
各自、登山靴の紐をしめて9:10に駐車場を出発。
駐車場を振り返ると!

H24年6月30日まで北谷(裏道登山道)の砂防工事の資材置き場になっているから一般車両は駐車しないでね!と立て看板があった!でも、ガードマンもチェーンもされていなかったから気付かずに駐車したよ!(;・∀・)にっげろー
ま、看板に気付かなかったということで!(^_^;)
蒼滝トンネルをくぐって裏道登山口に行くと工事現場へ向かう道路にガードマンとチェーンで通せんぼ。
「山登りですよね。川へ下る登山道を歩いてもらえますか?すみませんねぇ。」と年配の警備員さん。
へいへいと川に下りて堰堤手前で階段を登っていくと今年お初のギンリョウソウ。

まだ真っ白で生まれたてのよう。

雪で工事が止まっていた時は工事道&堰堤内を歩いて行けたが、今日は立入禁止場所はチェーンやロープなどでバリケードがされていた。自動的に巻き道を歩くことになる。

でも雪の工事道を歩いたときとほとんど変わらない所要時間(約40分)で藤内小屋に到着。

藤内小屋は土日祝日のみの営業になっているようで、この時間は無人&ワンコも居なかった。
小休止ののちに沢を渡り国見尾根登山口に進む。

木の根道を一気に登り続けるこの登山道。

ボッカトレーニングにはもってこい!

傾斜が緩む場所は10mくらいが2箇所ほど、あとはガンガン登る
おや、咲いたばかりのようなシャクナゲがある。

見渡すと花は咲き始めたばかり。

蕾は極端に少ない。
シャクナゲは裏年なのだろうか?
去年は(あと10日ほど後になるが)同じ鈴鹿の鎌ヶ岳でシャクナゲが全開に咲いていたのに今年はほとんど咲いていない。

それに比べて咲きまくっていたのがタテヤマリンドウ?

足元のアチラコチラにカワイイ花が咲いていた。
ハルリンドウの高山亜種と言われているのがタテヤマリンドウだがどの標高から高山でタテヤマリンドウになるのだろう?

ハルリンドウに癒されながら汗を滴らせて尾根を詰めていく

見晴らしの良い場所に出ると前方の山の上に国見岳名物の天狗岩とゆるぎ岩が見えた。

ここでハライドや釈迦ヶ岳方面を眺めながら小休止
今日は水蒸気が多くて遠景は見えないがまず見晴らしは良いほうだ。
歩き始めるとミツバツツジの紫色は所々にあるのだが、

アカヤシオが皆目無いのだ。裏年なのかもしれないが、GWの悪天が花芽を落としたのだろうか?去年はこの日より5日遅れでももっとアカヤシオが咲いていた

境界石を過ぎ、更に高度を上げていくが、三岳寺跡への分岐を通りすぎると進路左の巻き道を一旦下る。
途中で進路右に尾根芯の大きな岩のある場所へ上っていく道があるが、そこは岩陰の休憩場所があるだけなので先に進む場合はそのまま尾根左側の山腹道を進む。

やがて急な坂を岩を掴みながら

木の根っこも掴んで登っていく

そうするとゆるぎ岩(手前:左側)と天狗岩(奥:右)とご対面

ここまで裏道登山口から約2時間10分

ザックを下ろして岩の上に登る。

伊勢湾やヤシオ尾根方面、そして藤内壁を見物

少し早いがここで昼食とした
この日のメニューはフライパンでソーセージを焼いて缶ビールで乾杯。
嫁さんが師匠仕込みのコンソメスープを作って皆に食べてもらった。
その後はピーマンやオクラ、スナップエンドウを炒めて塩コショウ。
イワシみりんもフライパンで焼いて、鍋で5分で出来るパスタも登場して、気がつけば1時間半近くも、ゆるぎ岩付近にいた事になる(^_^;)

ザックは軽くなったものの、お腹いっぱいになって急な坂道を登るのがツライ(;´Д`)
ゆるぎ岩の手前でもあったのだが、国見岳へ登る道中にアカヤシオの残りが咲いていた。

よく見れば蕾もまだあるが極端に少ない。やっぱり裏年なんだろうなぁ

ムシカリの白い花が咲いていた。

虫が好むというのでムシカリ「虫狩」が正式名。
でも亀の甲羅のような形を葉から別名、オオカメノキ(大亀の木)の方が覚えやすい。

国見峠分岐に着くと石門方面がなにやら騒がしい。

昔にヤマガだったオネエ様方が15人前後、賑やかな声をさせながら石門方向からやって来た。

石門の上に乗ってここが先着5名程度で楽しむアカヤシオや紅葉を眺める弁当ポイントだと紹介。

この日はアカヤシオは皆目咲いていない状態。

ほな、国見岳山頂へ行きましょ!とスタスタ歩く

国見岳山頂はヤブの中。その先の見晴台もハイカーで賑わっていた。
春霞で眺望はイマイチだが御池岳くらいまでならよく見える。
茸岩を確認して青岳へ向かう。
青岳の弁当広場(勝手に命名(^_^;)から南東を見ると

今日のランチ場所だった、ゆるぎ岩と天狗岩が見える。

県境稜線尾根をスタスタ行くと腰越峠の分岐看板。

ここで右折してヤシオ尾根に入ります。

ヤシオ尾根に入るとすぐ左手に「きのこ岩」

観光名所の「きのこ岩」から神崎川方面の山々を眺めるが山名が分からない山ばかり(^_^;)
アカヤシオもシロヤシオも皆目咲いていない新緑の尾根を腰越峠方面へ歩くと腰越峠・ハライド方面と三岳寺跡に分岐がある。

その分岐を右に下っていく。
この三岳寺跡へ向かうルートは、ザレ場が少しあったりするが明瞭な道だ。でも途中で二箇所ほどルートを間違えそうになる場所があるので注意が必要。

この道中にはシャクナゲがあったり

イワカガミの群落があるのだが、今年はどの花も花が少ないように思う。

檜林の鞍部に降り立つと三岳寺鐘突堂跡

ここから植林を通って沢に出ます
沢に出たところが岳不動尊の分岐
そこからは沢沿いの森の道を歩いて

最初に登った国見尾根登山口に戻る
そして丸木橋を渡って藤内小屋へ戻り、山行を終えたのであった。

午後は風と曇り空から雨になる?と心配された一日だったが、天候に恵まれ良い汗がかけた山行だった
参加された皆さん!お疲れさまでした!

歩行距離:7.768km(沿面:8.174km)
所要時間:6時間45分(昼食1時間25分)
累積標高+:990m
累積標高-:859m

9:10蒼滝トンネル西駐車場
9:16裏道登山口
9:55藤内小屋10:03
10:05国見尾根登山口
10:46 Ca.937 10:55
11:25ゆるぎ岩(昼食85min)12:50
13:04国見峠分岐
13:07石門13:12
13:16国見岳山頂13:22
13:35青岳
13:39腰越峠分岐
13:40きのこ岩13:55
14:02 P1081
14:11三岳寺跡分岐
14:47鐘突堂跡(藤内小屋分岐)
15:00 Ca.661 15:12
15:14藤内小屋15:19
15:55裏道登山口
16:00蒼滝トンネル西駐車場
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| 05:50 PM | comments (0) | trackback (0) |

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