2013,01,23, Wednesday/五代目
前に私と嫁さんの二人が霊仙山に登ったのは2011年4月11日のフクジュソウが咲く時期だった。
その時は、まさか真っ白な厳冬期の霊仙山の山頂を踏むことができるなんて夢にも思っていなかった!
(西南尾根を根気よく登っていく!)
今回は色んな好条件が重なったオカゲもあるが、今回のリーダーの判断が山頂を踏んでの周回達成の鍵を握っていた!
朝9時。多賀のコンビニPにて待合せ。
今回のルートは霊仙山の西南尾根~山頂~汗拭き峠の周回を目指す。ただし、積雪状況によっては、駐車地が河内になったり、アケン原になったりするので駐車地次第で登山ルートが変わる(アケン原からP712オオジャレの頭を経由)という師匠受け売りルート。
でも師匠は休養中で、今回のリーダーがI沢さんであることを皆に紹介。
車の台数を二台に減らして登山口Pへと向かう。
河内の風穴を通過しても道に雪は無い。あれよあれよとアケン原分岐で少し道に雪があるモノの直進可能。橋を越えたあたりで路面凍結が気になったので2つ目の橋を越えた広場に車を停める。ひょっとすると今畑口まで乗り入れ可能かもしれないが、除雪の雪が駐車地を塞いでいるかも?と、ここを駐車地にした。
なんとこれが大正解。ここから上の緩やかな坂道は溶けた雪が凍ってアイスバーン。
そして電線に木の枝があたっている箇所を伐採するために「きんでん」が道路を封鎖して作業をしていていたのだった(-_-;)事前告知見なかったよ>きんでん
まぁこちらは歩いて今畑口まで行くのでいいのだが・・・おや?一台の滋賀県ナンバーのレガシー?工事現場のオッチャン曰く、「あんたらも霊仙山か?さっきも登っていったけど、気ぃつけてな」
おお!先行者がいる!?これは有り難いぞ!
駐車地から15分ほどで今畑口に着いた。
看板がイッパイあるなぁ?とブツブツ言いながらロクに読まずに登山道に入っていく。
10分ほどで廃村の今畑集落の水場に到着。
ここで衣類調整や靴の調整で小休止。
植林帯を通り越したらたっぷりの雪がお出迎え。
でも先行者たちのトレースがあるのでツボ足でOK!
たまに踏み抜くと股下までズッポリ嵌る(-_-;)
P712mオオジャレ頭を通りすぎると笹峠手前の雪原の向こうに白い山が!
そう!まるでスキー場の様なあの山が霊仙山の西南尾根(近江展望)!
この雪原で先行者がスキー×1+スノーシュー×2であることが判明。
こちらは相変わらずそのトレースに乗ってツボ足で進む。
笹峠に来たが雪の吹き溜まりで笹峠を直進できずに少し右に振ってから直進を続ける。
西南尾根に取付く直前で防風・防寒対策と行動食を食べて小休止。
イザ!と気合を入れて吹き抜ける風に堪えながら西南尾根に取り付いた。
振り返れば鍋尻山がこちらを見ているようだ。
この斜面を登り始めて先行者を捉えることが出来た。
写真の中央の二人は我々のメンバーのI田君とO村さん。その右上の小さい点がスノーシュー2名の先行者。そして私よりも右下のやや緩斜面に山スキーの人が一人。そして山スキーの人が上にいる二人の写真を撮っていた。どうやら、この三人は一つのグループらしい。
近江展望付近まで登ってくると霞んでいるものの、琵琶湖の向こう岸に雪を頂いた比良山系や京都北山が見えていた。
これ比良山系かな?
しかし、強風でよろつきながらこの斜面を黙々と登り続けるのはキツイ(-_-;)
なかなか近江展望に着かないのよね(*_*)
途中で追い抜いたスノーシューたちは風がビュービュー吹き荒れているテラス状の場所で記念撮影大会?
寒さ知らずの強者たちなのだろうか?(-_-;)
雪だまりに足を突っ込んでしまったら腰まで余裕で埋まってしまった(^_^;)
ワカン履こうか?どうしようか・・・リーダーも黙々と登ってきているし、ツボ足続行か!
近江展望に到着・・・と云うか近江展望は雪庇の中に埋もれて見えず。
ここから伊吹山の白い姿がチラリと見える。
ついに真冬にやって来た!って感じで感無量(T_T)
おおお!雪庇がモコモコと面白い!!
昨日・一昨日の土日は晴れて多くの登山者が歩いていたのでしょうか?
雪質は水分が多く重めなのでツボ足でもなんとか歩けてしまいます。
南霊仙を越えてP1036へ向かっているときにリーダーより昼ごはん宣言。
12:20稜線の左の森に入り、各自簡単に行動食を食べる。
ここで皆が食後のルートについて自分の意見を述べる。
天候が下り坂でガスが出てきている。もっとガスが濃くなったら遭難の可能性がある!今までのトレースを辿って戻ろう!
いや、せっかくここまで来たんだから周回コースを忠実に歩いて汗拭き峠へ下ろう!
そうだ!天気の崩れは夕方なんだからまだ時間がある!
いざとなれば夏道を歩いたときの周回データをGPSに入れてきているので大丈夫!
リーダーが皆の希望を要約。
よっしゃ!ワカンを着けて霊仙最高峰を回って山頂を踏もう。でも稜線から山頂方面を眺めながら歩いていて問題が無さそうならショートカットして山頂や!そして汗拭き峠へ降りよう!さぁ行こう!
昼食を食べていた森の中から稜線に戻って、歩いてきた方向を振り返ります。
なんだか来ちゃった!(゚∀゚)!って感じで嬉しいです。
P1036へ向ってワカンで歩き出すと「なんて歩き易いんや!」とワカンの有り難さを痛感。
この雪の締り具合なら少々雪が深い場所でも良さそうやな!
山頂へショートカットするでー!!とリーダーのI沢さんが山頂向けて転進!
真下は雪が溜まっていて深雪が何メートルあるか分からない?
少し右から回りこんで山頂を目指します。
琵琶湖方面を見るとタップリな雪原!むちゃきれい
さぁ登るでぇ!と山頂直下に取付く。
ワカンでキックステップしながら登るのだがご覧のようにワカンの浮力では膝までズブズブ埋まっていく(^_^;)
やったー!到着や!
霊仙山の山頂に到着や!厳冬期に山頂にきた!
師匠!やりましたよ!
しかし、霧氷もここまで成長すると大迫力ですね。
たかだか1083.5mの山なんですが立派な海老の尻尾です。
北は霞がガスに変わりつつあって米原市街の向こうに伊吹山が辛うじて見えています。
南は藤原岳~御池岳~茶野がクッキリ見えています。
ズームアーップ!中央が御池岳で右が鈴ヶ岳ですね。
コレ!コレ!
霧氷をホジって削るな!(・∀・;)ヤメナッテバ!
そいじゃ、ショートカットのおかげで時間もたっぷりできたので経塚山も経由して行きましょう。
山頂から経塚山までの間は雪が少なくてワカンのままでは歩きにくい。
そして経塚山に到着。
お虎池へ下りだしたとき、私のワカンに付いていた部材(縦紐)が緩んで取れているのに気づいた。
皆に先に行ってもらって、私はワカンを脱いだ。
幸いにしてベルト通しからテープ紐が抜けただけなので、簡単に直ったのだが、しばらくカレンフェルトだらけなのでワカンをつけないで歩き出した。
これが誤算。カレンフェルトを下りきった後は深雪の斜面の起伏を登って降りて・・・ツボ足がめり込んで一人で大騒ぎしながら先行メンバーを追った。
おお!待っててくれたのね!ありがとう!
え?あんな所に霊山神社の鳥居?
夏道より南を歩いてしまっていたのね?
で、このへんで昼メシの続きを食べましょうか?と私が提案。
目の前にあるドリーネの窪地に入り込んでお湯を沸かすことにした。
コーヒーを飲む者。ココアを飲む者。カップヌードルを食べる夫婦。熱燗を沸かすリーダー!(^_^;)あら?お銚子まで持参してはるわ(^_^;)ご馳走様です!
食後は霊山神社に参拝!
え?(;・∀・)何これ?
この池は「お虎が池」ではありません。下丹生
以前に来たときは気付かなかったが、この池は何池?お虎が池は何処に?
さぁ!お猿岩を見物して下山しよう!
お猿岩は?あれ?先っぽが少し見えているこれ?
ただでさえ、分かりにくいお猿岩が、なおさら分かりにくい(-_-;)
さぁ!サクっと下山しよう!
最初は大人しく夏道のトレースを歩いていたけれど、
先頭が早過ぎるので、ルートを見極めてダーーーっ!と斜面をショートカット!
冬はこれが楽しいのよね!トレースのある場所は踏み固められていて滑って危ないやん!(^_^;)違う?
おっと?標高630m付近から下で雪が腐ってる!?
ズルズルドロドロやん!こらアカン!ワカンでは危ない!
標高600m、岩場でトラロープのフィックス手前でワカンを脱いだ。
ここから7分ほどで汗拭き峠に到着。
落合方面に下りますが大洞谷の沢までが相変わらず足場が頼りなくて慎重に降りねばならない。
川原に降りて沢沿いの道を歩いて・・・え?ナニコレ?
植林が薙ぎ払われて大崩壊?(・∀・;)
あちらこちらで登山道がヤバい状態ながらも補修されている。
西出商店のオヤジさん?それとも観光協会や保勝会のような方達の尽力だろうか?ありがたい事です。
丸太橋まで降りてきて一安心?
と、思いきや、道が崩壊して無い!
左側の斜面をよじ登って通らなければならないのか?と周囲を眺めてみる。対岸に踏み跡?
来た道を振り返れば沢に降りるためのトラロープと
その下にアルミ梯子が設置されている。
沢に降りたら浅瀬を渡渉して右岸に移る。
ここは護岸ごと大崩壊したもよう。
そして右岸から左岸に戻るための丸太橋も設置されていたようだが、
すでに設置していた箇所がエグれて橋の機能を失っていた。
なんだかんだと崩壊していながらも補修されているおかげで無事に落合集落に到着。
1月半ばでこの積雪量はやっぱり少ないんだろうなあ
道路は除雪されているらしいが、路肩の雪も少ないよなぁ
今畑口に帰還。看板を眺めていると
「落合ルート→林道崩壊のため通行不可能」って?
情報が古い?これを読んで汗拭き峠の周回を諦める人もいるかも?
お?我々が登り始めた時にあったレガシーに人が?聞けばやっぱり我々が追い抜いたスノーシュー&スキーの三人組。彼らはピストンして今畑に舞い戻ったらしい。
落合から駐車地まで16分で歩いて山行終了!
お疲れ様でした!
2013年1月21日
グループ山行(男×3+女×3)
距離:10.732km
沿面:11.095km
所要時間:6時間41分
累積標高+1081km-1074km
(地図上の緑線は夏道、赤線が今回のGPS軌跡、ピンク破線は豪雪時のサブ・アプローチルート)
8:45多賀某コンビニP8:55
9:20駐車地9:36
9:50今畑口
10:00今畑10:07
10:47P712mオオジャレ頭の北
10:53笹峠
12:02P1003近江展望
12:24昼食場(ワカン)12:50
13:15霊仙山13:20
13:32経塚山13:34
13:52お虎ケ池北で休憩14:31
14:47お猿岩
14:58見晴らし台(5合目)
15:07P725
15:29汗拭き峠
16:02落合
16:10今畑口
16:18駐車地16:30
16:42多賀某コンビニP16:56
18:15伊賀自宅着
この日の山行は色んなラッキーが重なったオカゲとリーダーのI沢さんのナイスな判断で厳冬期の霊仙山の山頂が踏めた。
今年1年、このような山行が続いて欲しいなぁ!
その時は、まさか真っ白な厳冬期の霊仙山の山頂を踏むことができるなんて夢にも思っていなかった!
(西南尾根を根気よく登っていく!)
今回は色んな好条件が重なったオカゲもあるが、今回のリーダーの判断が山頂を踏んでの周回達成の鍵を握っていた!
朝9時。多賀のコンビニPにて待合せ。
今回のルートは霊仙山の西南尾根~山頂~汗拭き峠の周回を目指す。ただし、積雪状況によっては、駐車地が河内になったり、アケン原になったりするので駐車地次第で登山ルートが変わる(アケン原からP712オオジャレの頭を経由)という師匠受け売りルート。
でも師匠は休養中で、今回のリーダーがI沢さんであることを皆に紹介。
車の台数を二台に減らして登山口Pへと向かう。
河内の風穴を通過しても道に雪は無い。あれよあれよとアケン原分岐で少し道に雪があるモノの直進可能。橋を越えたあたりで路面凍結が気になったので2つ目の橋を越えた広場に車を停める。ひょっとすると今畑口まで乗り入れ可能かもしれないが、除雪の雪が駐車地を塞いでいるかも?と、ここを駐車地にした。
なんとこれが大正解。ここから上の緩やかな坂道は溶けた雪が凍ってアイスバーン。
そして電線に木の枝があたっている箇所を伐採するために「きんでん」が道路を封鎖して作業をしていていたのだった(-_-;)事前告知見なかったよ>きんでん
まぁこちらは歩いて今畑口まで行くのでいいのだが・・・おや?一台の滋賀県ナンバーのレガシー?工事現場のオッチャン曰く、「あんたらも霊仙山か?さっきも登っていったけど、気ぃつけてな」
おお!先行者がいる!?これは有り難いぞ!
駐車地から15分ほどで今畑口に着いた。
看板がイッパイあるなぁ?とブツブツ言いながらロクに読まずに登山道に入っていく。
10分ほどで廃村の今畑集落の水場に到着。
ここで衣類調整や靴の調整で小休止。
植林帯を通り越したらたっぷりの雪がお出迎え。
でも先行者たちのトレースがあるのでツボ足でOK!
たまに踏み抜くと股下までズッポリ嵌る(-_-;)
P712mオオジャレ頭を通りすぎると笹峠手前の雪原の向こうに白い山が!
そう!まるでスキー場の様なあの山が霊仙山の西南尾根(近江展望)!
この雪原で先行者がスキー×1+スノーシュー×2であることが判明。
こちらは相変わらずそのトレースに乗ってツボ足で進む。
笹峠に来たが雪の吹き溜まりで笹峠を直進できずに少し右に振ってから直進を続ける。
西南尾根に取付く直前で防風・防寒対策と行動食を食べて小休止。
イザ!と気合を入れて吹き抜ける風に堪えながら西南尾根に取り付いた。
振り返れば鍋尻山がこちらを見ているようだ。
この斜面を登り始めて先行者を捉えることが出来た。
写真の中央の二人は我々のメンバーのI田君とO村さん。その右上の小さい点がスノーシュー2名の先行者。そして私よりも右下のやや緩斜面に山スキーの人が一人。そして山スキーの人が上にいる二人の写真を撮っていた。どうやら、この三人は一つのグループらしい。
近江展望付近まで登ってくると霞んでいるものの、琵琶湖の向こう岸に雪を頂いた比良山系や京都北山が見えていた。
これ比良山系かな?
しかし、強風でよろつきながらこの斜面を黙々と登り続けるのはキツイ(-_-;)
なかなか近江展望に着かないのよね(*_*)
途中で追い抜いたスノーシューたちは風がビュービュー吹き荒れているテラス状の場所で記念撮影大会?
寒さ知らずの強者たちなのだろうか?(-_-;)
雪だまりに足を突っ込んでしまったら腰まで余裕で埋まってしまった(^_^;)
ワカン履こうか?どうしようか・・・リーダーも黙々と登ってきているし、ツボ足続行か!
近江展望に到着・・・と云うか近江展望は雪庇の中に埋もれて見えず。
ここから伊吹山の白い姿がチラリと見える。
ついに真冬にやって来た!って感じで感無量(T_T)
おおお!雪庇がモコモコと面白い!!
昨日・一昨日の土日は晴れて多くの登山者が歩いていたのでしょうか?
雪質は水分が多く重めなのでツボ足でもなんとか歩けてしまいます。
南霊仙を越えてP1036へ向かっているときにリーダーより昼ごはん宣言。
12:20稜線の左の森に入り、各自簡単に行動食を食べる。
ここで皆が食後のルートについて自分の意見を述べる。
天候が下り坂でガスが出てきている。もっとガスが濃くなったら遭難の可能性がある!今までのトレースを辿って戻ろう!
いや、せっかくここまで来たんだから周回コースを忠実に歩いて汗拭き峠へ下ろう!
そうだ!天気の崩れは夕方なんだからまだ時間がある!
いざとなれば夏道を歩いたときの周回データをGPSに入れてきているので大丈夫!
リーダーが皆の希望を要約。
よっしゃ!ワカンを着けて霊仙最高峰を回って山頂を踏もう。でも稜線から山頂方面を眺めながら歩いていて問題が無さそうならショートカットして山頂や!そして汗拭き峠へ降りよう!さぁ行こう!
昼食を食べていた森の中から稜線に戻って、歩いてきた方向を振り返ります。
なんだか来ちゃった!(゚∀゚)!って感じで嬉しいです。
P1036へ向ってワカンで歩き出すと「なんて歩き易いんや!」とワカンの有り難さを痛感。
この雪の締り具合なら少々雪が深い場所でも良さそうやな!
山頂へショートカットするでー!!とリーダーのI沢さんが山頂向けて転進!
真下は雪が溜まっていて深雪が何メートルあるか分からない?
少し右から回りこんで山頂を目指します。
琵琶湖方面を見るとタップリな雪原!むちゃきれい
さぁ登るでぇ!と山頂直下に取付く。
ワカンでキックステップしながら登るのだがご覧のようにワカンの浮力では膝までズブズブ埋まっていく(^_^;)
やったー!到着や!
霊仙山の山頂に到着や!厳冬期に山頂にきた!
師匠!やりましたよ!
しかし、霧氷もここまで成長すると大迫力ですね。
たかだか1083.5mの山なんですが立派な海老の尻尾です。
北は霞がガスに変わりつつあって米原市街の向こうに伊吹山が辛うじて見えています。
南は藤原岳~御池岳~茶野がクッキリ見えています。
ズームアーップ!中央が御池岳で右が鈴ヶ岳ですね。
コレ!コレ!
霧氷をホジって削るな!(・∀・;)ヤメナッテバ!
そいじゃ、ショートカットのおかげで時間もたっぷりできたので経塚山も経由して行きましょう。
山頂から経塚山までの間は雪が少なくてワカンのままでは歩きにくい。
そして経塚山に到着。
お虎池へ下りだしたとき、私のワカンに付いていた部材(縦紐)が緩んで取れているのに気づいた。
皆に先に行ってもらって、私はワカンを脱いだ。
幸いにしてベルト通しからテープ紐が抜けただけなので、簡単に直ったのだが、しばらくカレンフェルトだらけなのでワカンをつけないで歩き出した。
これが誤算。カレンフェルトを下りきった後は深雪の斜面の起伏を登って降りて・・・ツボ足がめり込んで一人で大騒ぎしながら先行メンバーを追った。
おお!待っててくれたのね!ありがとう!
え?あんな所に霊山神社の鳥居?
夏道より南を歩いてしまっていたのね?
で、このへんで昼メシの続きを食べましょうか?と私が提案。
目の前にあるドリーネの窪地に入り込んでお湯を沸かすことにした。
コーヒーを飲む者。ココアを飲む者。カップヌードルを食べる夫婦。熱燗を沸かすリーダー!(^_^;)あら?お銚子まで持参してはるわ(^_^;)ご馳走様です!
食後は霊山神社に参拝!
え?(;・∀・)何これ?
この池は「お虎が池」ではありません。下丹生
以前に来たときは気付かなかったが、この池は何池?お虎が池は何処に?
さぁ!お猿岩を見物して下山しよう!
お猿岩は?あれ?先っぽが少し見えているこれ?
ただでさえ、分かりにくいお猿岩が、なおさら分かりにくい(-_-;)
さぁ!サクっと下山しよう!
最初は大人しく夏道のトレースを歩いていたけれど、
先頭が早過ぎるので、ルートを見極めてダーーーっ!と斜面をショートカット!
冬はこれが楽しいのよね!トレースのある場所は踏み固められていて滑って危ないやん!(^_^;)違う?
おっと?標高630m付近から下で雪が腐ってる!?
ズルズルドロドロやん!こらアカン!ワカンでは危ない!
標高600m、岩場でトラロープのフィックス手前でワカンを脱いだ。
ここから7分ほどで汗拭き峠に到着。
落合方面に下りますが大洞谷の沢までが相変わらず足場が頼りなくて慎重に降りねばならない。
川原に降りて沢沿いの道を歩いて・・・え?ナニコレ?
植林が薙ぎ払われて大崩壊?(・∀・;)
あちらこちらで登山道がヤバい状態ながらも補修されている。
西出商店のオヤジさん?それとも観光協会や保勝会のような方達の尽力だろうか?ありがたい事です。
丸太橋まで降りてきて一安心?
と、思いきや、道が崩壊して無い!
左側の斜面をよじ登って通らなければならないのか?と周囲を眺めてみる。対岸に踏み跡?
来た道を振り返れば沢に降りるためのトラロープと
その下にアルミ梯子が設置されている。
沢に降りたら浅瀬を渡渉して右岸に移る。
ここは護岸ごと大崩壊したもよう。
そして右岸から左岸に戻るための丸太橋も設置されていたようだが、
すでに設置していた箇所がエグれて橋の機能を失っていた。
なんだかんだと崩壊していながらも補修されているおかげで無事に落合集落に到着。
1月半ばでこの積雪量はやっぱり少ないんだろうなあ
道路は除雪されているらしいが、路肩の雪も少ないよなぁ
今畑口に帰還。看板を眺めていると
「落合ルート→林道崩壊のため通行不可能」って?
情報が古い?これを読んで汗拭き峠の周回を諦める人もいるかも?
お?我々が登り始めた時にあったレガシーに人が?聞けばやっぱり我々が追い抜いたスノーシュー&スキーの三人組。彼らはピストンして今畑に舞い戻ったらしい。
落合から駐車地まで16分で歩いて山行終了!
お疲れ様でした!
2013年1月21日
グループ山行(男×3+女×3)
距離:10.732km
沿面:11.095km
所要時間:6時間41分
累積標高+1081km-1074km
(地図上の緑線は夏道、赤線が今回のGPS軌跡、ピンク破線は豪雪時のサブ・アプローチルート)
8:45多賀某コンビニP8:55
9:20駐車地9:36
9:50今畑口
10:00今畑10:07
10:47P712mオオジャレ頭の北
10:53笹峠
12:02P1003近江展望
12:24昼食場(ワカン)12:50
13:15霊仙山13:20
13:32経塚山13:34
13:52お虎ケ池北で休憩14:31
14:47お猿岩
14:58見晴らし台(5合目)
15:07P725
15:29汗拭き峠
16:02落合
16:10今畑口
16:18駐車地16:30
16:42多賀某コンビニP16:56
18:15伊賀自宅着
この日の山行は色んなラッキーが重なったオカゲとリーダーのI沢さんのナイスな判断で厳冬期の霊仙山の山頂が踏めた。
今年1年、このような山行が続いて欲しいなぁ!
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