2013,03,06, Wednesday/五代目
2013/03/04(mon)積雪期の武奈ヶ岳1214.4mを登ってきた。
武奈ヶ岳は比良山系最高峰でいろんなアプローチが可能な山だが、今回はUHさんのリードでイン谷口からコヤマノ岳を経由して登ることとなった。
イン谷口から武奈ヶ岳までは片道5km。
私と嫁さんは比良山系のデビュー戦(昨年夏は坊村から明王谷で沢登り)。
果たしてこの山行は!?
子ども達に朝御飯を食べさせて7時に伊賀を出発。
野洲を通り琵琶湖大橋→湖西道路を経て9:00過ぎにイン谷口の奥にある駐車場に到着。
メンバーに挨拶をして登山準備。
9:20に登山道を登り始めた。
先週は堂満ルンゼを登る予定だったが、降雪直後で山行中止。
その後は暖かい日が続いていたが、この日の前日の日曜日に積雪があったもよう。
登山道には雪が少し残っている。
15分歩いて大山口
堂満ルンゼ入口を越えたあたりで左上を眺める
今年は堂満ルンゼを登ることができなかったが来年もチャレンジしたい
木橋の手前で小休止
のちに青ガレの急登開始
雪は少し溶け始めで緩みつつある
振り返ればびわ湖
晴れているがどことなく春霞っぽい
金糞峠直下の急登
空の色が群青色だ
メンバー半分がノーアイゼン
当然、私も嫁さんもノーアイゼンでチャレンジしていた。(結局、凍結場所がなく、下山までノーアイゼン)
大汗かいて金糞峠に到着
登山口から30分でした。
アイゼンの調整がうまくいっていなくて苦労されたMHさん。
頑張って登りました。
ここでも小休止。
KTさんが美味しいパウンドケーキを差し入れ。美味しかった!
金糞峠からの雪はよく締まっていて歩きやすい。
ツボ足のままで中峠を目指す。
奥ノ深谷分岐看板ポイントを通過
分岐を過ぎてしばらく歩く
さらに先に進むとリーダーが「?...あれ?」とルートミス(の錯覚(*_*;)
・・・それじゃ、修正しましょうとノートレースの深雪をツボ足で歩き、沢を渡る。
ツボ足では、踏抜きで苦労した。
100mと進まずにリーダーが奥ノ深谷に入った事に気付かれ、引き返えす。
この時にリーダーと男はワカンを装着。
そのまま沢沿いを中峠方面へ・・・
中峠まで残り500m余りの場所で問題発生。
「ルート上に雪庇が張り出していて道が消失している」というのだ。
ここまで沢の右岸を歩いていたが、対岸に渡るのは高低差と雪で無理っぽい。
周囲を観察すると右岸の急斜面にトレース!
中峠を断念してコヤマノ岳へ直登することにした。
この取付き、かなりの角度だけど雪が厚いから登れるのだ!
登っている途中で振り返ると、けっこうな斜面だとわかる。
ここで滑落停止訓練とか出来そうだなぁ。
ひと支尾根乗り越えると
コヤマノ岳南東主稜線になって角度は緩くなる
標高1000m付近の少し広い場所で簡単な昼食を取ることに
わずか20分足らずで皆がリュックを担いだ。
武奈ヶ岳のピークを踏む気力がマンマンだ。
ワカン部隊もワカンを脱いでツボ足でブナの森を黙々と登っていく
コヤマノ岳の山頂が近づいてきたらウッスラだが霧氷がついていた!
おお!今日は暖かかったから霧氷は見れないと思っていただけに、思っても見ないご褒美だ!
ここまでの疲れも吹っ飛ぶというものだ。
コヤマノ岳山頂付近の深雪はよく締まっていて沈まないので何処でも歩きやすい。
イン谷口から3時間20分で展望の良いコヤマノ岳山頂に到着。
雲が増えてきたが蓬莱山のびわ湖バレイスキー場がよく見える
霧氷と眺望の良さに皆の顔が綻ぶ
今日の引き返すタイムリミットは13時
メンバーの一人は蓬莱駅17:11に乗って家路につきたい
さぁ!どうする?
ここから武奈ヶ岳山頂まで?行こう!行ける!
と、武奈ヶ岳へ向けていったん斜面を下る
ここでも霧氷が綺麗だ
鞍部から今から登る武奈ヶ岳を目前にする。
13時まであと14分!
そして南東斜面に取付き
あら?あら?とKTさんが足の痙攣?
おっと!?私も左膝上が痙攣!(-_-;)
二人で足がつってしまった(^_^;)
ふたりとも簡単なストレッチをして復活!
12:59雪庇が綺麗な稜線上に出る
13時ジャスト!武奈ヶ岳山頂!
360度のパノラマが広がる展望!すごい!
初めての比良の山!
それも比良の最高峰に立ち、これだけの眺望を得ることが出来るとは!しかも、この日は、ほぼ無風!超ラッキー!
時間があるのなら、ここでティータイムとしたいところだが、今日はエンドタイムが切られているのでモタモタしていられない。
さぁ!下りましょう!
坊村へ下る稜線のルートには雪庇が長くついている
いいなぁ、次回はあそこを歩きたいなぁ
山頂から8分ほどで八雲ヶ原&イブルギのコバ分岐に入る
深雪を楽しみながらドンドン下っていくとイブルギのコバを経て、広い雪原に差し掛かる
ここが八雲ヶ原なんだ!ホントに広い場所ですね
武奈ヶ岳から35分ほどで八雲ヶ原に到着だ
かつてはトイレもあった場所らしいが、今は何もない。
真ん中の木陰に陣取り、10分の小休止
北比良峠を目指し歩き出す。
少し登りにさしかかって、またしても私とKTさんの足に痙攣が!
それにしてもなんで私たち二人が同じタイミングでこうなるの?(-_-;)
下山開始から1時間ほどで北比良峠に到着。
雲は多いものの一日よい天気でした。
びわ湖も綺麗です
ここから少し先まで左側の谷に落っこちないように慎重に歩きます。
あとは樹間に入ると楽勝です。
少し傾斜が急になりながら下っていきますが、
ノーアイゼンでラストを歩いていると踏みしめられた雪に乗って何度か転びました(^_^;)
武奈ヶ岳から下りはじめて2時間20分で大山口到着
さらに10分下ってイン谷口の駐車地に戻ることが出来ました。
武奈ヶ岳への登りタイムは3時間40分で、下りタイムは2時間30分余り!
予定タイムは各4時間+3時間だったが50分短縮。
この原因は、無尽蔵のスタミナ大王のIS君が先頭をガンガン歩いたオカゲ?
皆が彼に引っ張られた結果がこのタイムになったのかも?
もし仮に彼一人で歩いていれば、さらに1時間短縮かも?
っていうくらいに彼は足が速い(^_^;)
それにしても、天候にも恵まれ、久々に充実した山行が出来た。
山行を企画し、リーダーを引き受けてくれたUHさんのオカゲだ。
また、同行いただいた皆さんには、いろいろと励ましていただいたり、リンゴやお菓子など色々と差し入れいただきました。
感謝!ありがとうございました!
また一緒に登ってくださいね!
2013/03/04(mon)
グループ山行(8人:男3人+女5人)
距離:10.567km
沿面:10.942km
所要時間:6時間16分(昼食18分)
累積標高+1129m-1129m
最低標高:314m(イン谷口P)
最高標高:1214.4m(武奈ヶ岳山頂)
7:00伊賀出発
9:05イン谷口駐車場(上部トイレ前)9:20
9:35大山口
10:50金糞峠10:59
11:05奥ノ深谷でアルバイト11:21
11:42谷より直登開始(ca.915)
11:55昼食(ca.1000)12:13
12:38コヤマノ岳(P1181)12:40
13:00武奈ヶ岳山頂(1214.4m)13:05
13:13分岐
13:30イブルギのコバ
13:43八雲ヶ原13:53
14:12北比良峠14:16
15:27大山口
15:37イン谷口
武奈ヶ岳は比良山系最高峰でいろんなアプローチが可能な山だが、今回はUHさんのリードでイン谷口からコヤマノ岳を経由して登ることとなった。
イン谷口から武奈ヶ岳までは片道5km。
私と嫁さんは比良山系のデビュー戦(昨年夏は坊村から明王谷で沢登り)。
果たしてこの山行は!?
子ども達に朝御飯を食べさせて7時に伊賀を出発。
野洲を通り琵琶湖大橋→湖西道路を経て9:00過ぎにイン谷口の奥にある駐車場に到着。
メンバーに挨拶をして登山準備。
9:20に登山道を登り始めた。
先週は堂満ルンゼを登る予定だったが、降雪直後で山行中止。
その後は暖かい日が続いていたが、この日の前日の日曜日に積雪があったもよう。
登山道には雪が少し残っている。
15分歩いて大山口
堂満ルンゼ入口を越えたあたりで左上を眺める
今年は堂満ルンゼを登ることができなかったが来年もチャレンジしたい
木橋の手前で小休止
のちに青ガレの急登開始
雪は少し溶け始めで緩みつつある
振り返ればびわ湖
晴れているがどことなく春霞っぽい
金糞峠直下の急登
空の色が群青色だ
メンバー半分がノーアイゼン
当然、私も嫁さんもノーアイゼンでチャレンジしていた。(結局、凍結場所がなく、下山までノーアイゼン)
大汗かいて金糞峠に到着
登山口から30分でした。
アイゼンの調整がうまくいっていなくて苦労されたMHさん。
頑張って登りました。
ここでも小休止。
KTさんが美味しいパウンドケーキを差し入れ。美味しかった!
金糞峠からの雪はよく締まっていて歩きやすい。
ツボ足のままで中峠を目指す。
奥ノ深谷分岐看板ポイントを通過
分岐を過ぎてしばらく歩く
さらに先に進むとリーダーが「?...あれ?」とルートミス(の錯覚(*_*;)
・・・それじゃ、修正しましょうとノートレースの深雪をツボ足で歩き、沢を渡る。
ツボ足では、踏抜きで苦労した。
100mと進まずにリーダーが奥ノ深谷に入った事に気付かれ、引き返えす。
この時にリーダーと男はワカンを装着。
そのまま沢沿いを中峠方面へ・・・
中峠まで残り500m余りの場所で問題発生。
「ルート上に雪庇が張り出していて道が消失している」というのだ。
ここまで沢の右岸を歩いていたが、対岸に渡るのは高低差と雪で無理っぽい。
周囲を観察すると右岸の急斜面にトレース!
中峠を断念してコヤマノ岳へ直登することにした。
この取付き、かなりの角度だけど雪が厚いから登れるのだ!
登っている途中で振り返ると、けっこうな斜面だとわかる。
ここで滑落停止訓練とか出来そうだなぁ。
ひと支尾根乗り越えると
コヤマノ岳南東主稜線になって角度は緩くなる
標高1000m付近の少し広い場所で簡単な昼食を取ることに
わずか20分足らずで皆がリュックを担いだ。
武奈ヶ岳のピークを踏む気力がマンマンだ。
ワカン部隊もワカンを脱いでツボ足でブナの森を黙々と登っていく
コヤマノ岳の山頂が近づいてきたらウッスラだが霧氷がついていた!
おお!今日は暖かかったから霧氷は見れないと思っていただけに、思っても見ないご褒美だ!
ここまでの疲れも吹っ飛ぶというものだ。
コヤマノ岳山頂付近の深雪はよく締まっていて沈まないので何処でも歩きやすい。
イン谷口から3時間20分で展望の良いコヤマノ岳山頂に到着。
雲が増えてきたが蓬莱山のびわ湖バレイスキー場がよく見える
霧氷と眺望の良さに皆の顔が綻ぶ
今日の引き返すタイムリミットは13時
メンバーの一人は蓬莱駅17:11に乗って家路につきたい
さぁ!どうする?
ここから武奈ヶ岳山頂まで?行こう!行ける!
と、武奈ヶ岳へ向けていったん斜面を下る
ここでも霧氷が綺麗だ
鞍部から今から登る武奈ヶ岳を目前にする。
13時まであと14分!
そして南東斜面に取付き
あら?あら?とKTさんが足の痙攣?
おっと!?私も左膝上が痙攣!(-_-;)
二人で足がつってしまった(^_^;)
ふたりとも簡単なストレッチをして復活!
12:59雪庇が綺麗な稜線上に出る
13時ジャスト!武奈ヶ岳山頂!
360度のパノラマが広がる展望!すごい!
初めての比良の山!
それも比良の最高峰に立ち、これだけの眺望を得ることが出来るとは!しかも、この日は、ほぼ無風!超ラッキー!
時間があるのなら、ここでティータイムとしたいところだが、今日はエンドタイムが切られているのでモタモタしていられない。
さぁ!下りましょう!
坊村へ下る稜線のルートには雪庇が長くついている
いいなぁ、次回はあそこを歩きたいなぁ
山頂から8分ほどで八雲ヶ原&イブルギのコバ分岐に入る
深雪を楽しみながらドンドン下っていくとイブルギのコバを経て、広い雪原に差し掛かる
ここが八雲ヶ原なんだ!ホントに広い場所ですね
武奈ヶ岳から35分ほどで八雲ヶ原に到着だ
かつてはトイレもあった場所らしいが、今は何もない。
真ん中の木陰に陣取り、10分の小休止
北比良峠を目指し歩き出す。
少し登りにさしかかって、またしても私とKTさんの足に痙攣が!
それにしてもなんで私たち二人が同じタイミングでこうなるの?(-_-;)
下山開始から1時間ほどで北比良峠に到着。
雲は多いものの一日よい天気でした。
びわ湖も綺麗です
ここから少し先まで左側の谷に落っこちないように慎重に歩きます。
あとは樹間に入ると楽勝です。
少し傾斜が急になりながら下っていきますが、
ノーアイゼンでラストを歩いていると踏みしめられた雪に乗って何度か転びました(^_^;)
武奈ヶ岳から下りはじめて2時間20分で大山口到着
さらに10分下ってイン谷口の駐車地に戻ることが出来ました。
武奈ヶ岳への登りタイムは3時間40分で、下りタイムは2時間30分余り!
予定タイムは各4時間+3時間だったが50分短縮。
この原因は、無尽蔵のスタミナ大王のIS君が先頭をガンガン歩いたオカゲ?
皆が彼に引っ張られた結果がこのタイムになったのかも?
もし仮に彼一人で歩いていれば、さらに1時間短縮かも?
っていうくらいに彼は足が速い(^_^;)
それにしても、天候にも恵まれ、久々に充実した山行が出来た。
山行を企画し、リーダーを引き受けてくれたUHさんのオカゲだ。
また、同行いただいた皆さんには、いろいろと励ましていただいたり、リンゴやお菓子など色々と差し入れいただきました。
感謝!ありがとうございました!
また一緒に登ってくださいね!
2013/03/04(mon)
グループ山行(8人:男3人+女5人)
距離:10.567km
沿面:10.942km
所要時間:6時間16分(昼食18分)
累積標高+1129m-1129m
最低標高:314m(イン谷口P)
最高標高:1214.4m(武奈ヶ岳山頂)
7:00伊賀出発
9:05イン谷口駐車場(上部トイレ前)9:20
9:35大山口
10:50金糞峠10:59
11:05奥ノ深谷でアルバイト11:21
11:42谷より直登開始(ca.915)
11:55昼食(ca.1000)12:13
12:38コヤマノ岳(P1181)12:40
13:00武奈ヶ岳山頂(1214.4m)13:05
13:13分岐
13:30イブルギのコバ
13:43八雲ヶ原13:53
14:12北比良峠14:16
15:27大山口
15:37イン谷口
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