2010,10,30, Saturday/五代目
2010年の山行プレイバックシリーズです。
時は7月上旬、梅雨の合間の晴れた日。
鈴鹿山脈を北上している私の山行プランで、雨後の夏山・・・特に涼しい谷ルートはヤマビルの恐怖に怯えて登る事になるので、暑くても出来るだけ尾根筋ルートが良い。
(のちに沢登りで蛭に慣れ、忌避剤に出会ってヤマビルが怖くなくなった。)
そんな理由でこの日は国見尾根を通って国見岳へ登り、復路は御在所裏道を歩くことにした。
国見尾根の取り付きは御在所の裏道にある藤内小屋横が一般的らしい。
御在所裏道登山道は鈴鹿スカイラインの蒼滝トンネル東口からスタート。
この日は蒼滝トンネル東口の駐車地がいっぱいだったので、トンネル西口の先の左手にある駐車場に車を停めた。
9:30裏道登山道に入るとイキナリ、沢に降りていく。
この日はかなり暑かった。
こんなことなら沢タビを持ってきて沢歩きをすれば良かったなどと、登山開始直後で泣きが入る。
途中、裏道での工事迂回路の案内板があった。
登山口から25分で御在所中道分岐まで来た。
中道分岐から10分余りで藤内小屋に到着。
仮復旧で営業されているようだ。あたりのガレた状況は2年前の集中豪雨の被害がどれほど甚大だったのかが伺える。
藤内小屋前を通り過ぎ、右手の沢を木橋で渡ると国見尾根登山口があった。
木の根道を登り高度をかせぐ。
登っていると下界ではまだ聞いていない蝉の声がしはじめた。セミの中にはヒグラシの声まで聞こえる。
下界より涼しいであろう山の上で、なぜ下界よりも早くセミが鳴き始めるのだろう?
途中でコマメに給水しながらドンドン高度を上げる。
木の根道は、一般道の踏まれたダラダラ直登より楽だ。
国見尾根登山口から40分余りで尾根稜線に乗っかる。
ハライドが右手に見えている。
近々登りに行きたいと思っている。
近くに境石の碑というデカイ看板があった。
覗き込むと「界」の文字が岩に彫られている。
いったい何の境界なのだろう?
P1,004mの岩場に到着。暑くて喉がカラカラなので小休止。
進行方向を見上げるとこれから行く「ゆるぎ岩」と「天狗岩」が見える。
右を向くと当内壁の岩場が見える。
ロッククライミング場所で有名である。
写真にトンボが数匹写り込んでいるがトンボがいっぱい居た。
暑さから逃れるためだろうか?
5分余り歩くと岳不動尊分岐。
危険に付き通行不可である。
歩いているとコアジサイが咲いていた。
岳不動尊分岐から20分余りで「ゆるぎ岩」に到着。
すぐ目の前に「天狗岩」がある。
高所恐怖症の私は、嫁さんに「ゆるぎ岩」に登るように命じる。
嫁さんが「ゆるぎ岩」から撮影した国見尾根と裏道。
思えば遠くから来たもんだ!
私は岩の下で写真撮影。
ハライドからの稜線の途中で岩が見えているのは青岳だろうか?
茸岩があのどこかにあるのかな?
霞んで見えるのは釈迦ヶ岳。
そのうちに登る予定だ。それにしても「ゆるぎ岩」の看板がデカくて邪魔だ。
私はゆるぎ岩の下でランチの準備。
今日の昼食はカップうどんとコンビニオニギリ。
1000mの標高ああるのでカップうどんの蓋が膨張している。
昼食後に私も岩の上に登ってみるが・・・
やっぱり怖くてダメ!撤退!
国見岳山頂を目指して高度を上げると岩が斜面にいっぱい出てきた。
巨大な岩が行く手を阻む。
右に回りこもうとしたら岩の隙間にコアジサイが咲いていた。
上の虫はカミキリムシだろうか?
天狗岩から約10分で国見岳・国見峠分岐に到着。
石門を見物。
石門の上にも乗った。
釈迦ヶ岳以北や滋賀県側の山はまだ登っていないので山名がよく解らない。
ヤシオの時期や紅葉の時期には良い場所なんだろう。
今は一面緑色である。
石門から国見岳山頂は1分ほどだ。
この看板には標高1175.2mと書かれているが
下の看板には1165.7mと書かれている。
本稿では1165.7mを採用した。
上の看板のように国見岳は木々に覆われて展望できない。
木の合間に踏み跡を見つけ入っていくとテーブル上の岩場があった。
なんともよい景色ではないか!
ハライドへ延びる広い尾根の向こうには釈迦ヶ岳。
下の写真は根の平峠や水晶岳方面だろうか?
まだ登っていないので山名が分からない。
足元から吹き上がってくる風が冷たく気持ちイイ。
国見岳の好展望地で小休止したあとは国見峠へ。
途中でザレ場と膝下が笹で埋まった場所を通る。
途中で見える御在所は普段見慣れた姿と全く違うのに驚かされる。
国見岳山頂から20分余りで国見峠に到着。
やたらに暑いので水分補給と一服。
国見峠から裏道へは溝道を通って急降下していく。
道中の右手には藤内壁や前尾根が見える。
途中からは沢沿いの道になる。
岩の合間にコアジサイが咲いている。
やがて綺麗な沢がガレ場の沢に変わる。
2年前の集中豪雨で土石流が発生したのはこの上部だろうか?
よくもまぁこれほどの岩があったものだ!というくらい岩がゴロゴロ。
下の方にもずっと続いている。
やがて藤内壁が近づいてくると岩にクライマーが居る。
ほら、ここにいるでしょ?
しばしクライマーの動きを見学した。
国見峠から1時間(途中でクライマー見物含む)で藤内壁出合に到着。
「自分たちには縁のない場所や!」と言っていたら、山の師匠が「そのうち連れて行ってあげる」と有り難いお言葉(汗)
ここから下はガレ場を歩いていく。
上の写真に人が一人歩いているのだが見えるだろうか?
ほら!ここに居ます!
ガレ場は踏まれた道もありますが岩が連続している場所は岩に赤い丸印のペイントがあってルートは容易に降りることができます。
藤内壁出合から20分で「国見尾根登山口」藤内小屋横の橋が見えてきた。
ここから車を置いている蒼滝トンネル西口まで35分でした。
6時間余りの山行でした。
時は7月上旬、梅雨の合間の晴れた日。
鈴鹿山脈を北上している私の山行プランで、雨後の夏山・・・特に涼しい谷ルートはヤマビルの恐怖に怯えて登る事になるので、暑くても出来るだけ尾根筋ルートが良い。
(のちに沢登りで蛭に慣れ、忌避剤に出会ってヤマビルが怖くなくなった。)
そんな理由でこの日は国見尾根を通って国見岳へ登り、復路は御在所裏道を歩くことにした。
国見尾根の取り付きは御在所の裏道にある藤内小屋横が一般的らしい。
御在所裏道登山道は鈴鹿スカイラインの蒼滝トンネル東口からスタート。
この日は蒼滝トンネル東口の駐車地がいっぱいだったので、トンネル西口の先の左手にある駐車場に車を停めた。
9:30裏道登山道に入るとイキナリ、沢に降りていく。
この日はかなり暑かった。
こんなことなら沢タビを持ってきて沢歩きをすれば良かったなどと、登山開始直後で泣きが入る。
途中、裏道での工事迂回路の案内板があった。
登山口から25分で御在所中道分岐まで来た。
中道分岐から10分余りで藤内小屋に到着。
仮復旧で営業されているようだ。あたりのガレた状況は2年前の集中豪雨の被害がどれほど甚大だったのかが伺える。
藤内小屋前を通り過ぎ、右手の沢を木橋で渡ると国見尾根登山口があった。
木の根道を登り高度をかせぐ。
登っていると下界ではまだ聞いていない蝉の声がしはじめた。セミの中にはヒグラシの声まで聞こえる。
下界より涼しいであろう山の上で、なぜ下界よりも早くセミが鳴き始めるのだろう?
途中でコマメに給水しながらドンドン高度を上げる。
木の根道は、一般道の踏まれたダラダラ直登より楽だ。
国見尾根登山口から40分余りで尾根稜線に乗っかる。
ハライドが右手に見えている。
近々登りに行きたいと思っている。
近くに境石の碑というデカイ看板があった。
覗き込むと「界」の文字が岩に彫られている。
いったい何の境界なのだろう?
P1,004mの岩場に到着。暑くて喉がカラカラなので小休止。
進行方向を見上げるとこれから行く「ゆるぎ岩」と「天狗岩」が見える。
右を向くと当内壁の岩場が見える。
ロッククライミング場所で有名である。
写真にトンボが数匹写り込んでいるがトンボがいっぱい居た。
暑さから逃れるためだろうか?
5分余り歩くと岳不動尊分岐。
危険に付き通行不可である。
歩いているとコアジサイが咲いていた。
岳不動尊分岐から20分余りで「ゆるぎ岩」に到着。
すぐ目の前に「天狗岩」がある。
高所恐怖症の私は、嫁さんに「ゆるぎ岩」に登るように命じる。
嫁さんが「ゆるぎ岩」から撮影した国見尾根と裏道。
思えば遠くから来たもんだ!
私は岩の下で写真撮影。
ハライドからの稜線の途中で岩が見えているのは青岳だろうか?
茸岩があのどこかにあるのかな?
霞んで見えるのは釈迦ヶ岳。
そのうちに登る予定だ。それにしても「ゆるぎ岩」の看板がデカくて邪魔だ。
私はゆるぎ岩の下でランチの準備。
今日の昼食はカップうどんとコンビニオニギリ。
1000mの標高ああるのでカップうどんの蓋が膨張している。
昼食後に私も岩の上に登ってみるが・・・
やっぱり怖くてダメ!撤退!
国見岳山頂を目指して高度を上げると岩が斜面にいっぱい出てきた。
巨大な岩が行く手を阻む。
右に回りこもうとしたら岩の隙間にコアジサイが咲いていた。
上の虫はカミキリムシだろうか?
天狗岩から約10分で国見岳・国見峠分岐に到着。
石門を見物。
石門の上にも乗った。
釈迦ヶ岳以北や滋賀県側の山はまだ登っていないので山名がよく解らない。
ヤシオの時期や紅葉の時期には良い場所なんだろう。
今は一面緑色である。
石門から国見岳山頂は1分ほどだ。
この看板には標高1175.2mと書かれているが
下の看板には1165.7mと書かれている。
本稿では1165.7mを採用した。
上の看板のように国見岳は木々に覆われて展望できない。
木の合間に踏み跡を見つけ入っていくとテーブル上の岩場があった。
なんともよい景色ではないか!
ハライドへ延びる広い尾根の向こうには釈迦ヶ岳。
下の写真は根の平峠や水晶岳方面だろうか?
まだ登っていないので山名が分からない。
足元から吹き上がってくる風が冷たく気持ちイイ。
国見岳の好展望地で小休止したあとは国見峠へ。
途中でザレ場と膝下が笹で埋まった場所を通る。
途中で見える御在所は普段見慣れた姿と全く違うのに驚かされる。
国見岳山頂から20分余りで国見峠に到着。
やたらに暑いので水分補給と一服。
国見峠から裏道へは溝道を通って急降下していく。
道中の右手には藤内壁や前尾根が見える。
途中からは沢沿いの道になる。
岩の合間にコアジサイが咲いている。
やがて綺麗な沢がガレ場の沢に変わる。
2年前の集中豪雨で土石流が発生したのはこの上部だろうか?
よくもまぁこれほどの岩があったものだ!というくらい岩がゴロゴロ。
下の方にもずっと続いている。
やがて藤内壁が近づいてくると岩にクライマーが居る。
ほら、ここにいるでしょ?
しばしクライマーの動きを見学した。
国見峠から1時間(途中でクライマー見物含む)で藤内壁出合に到着。
「自分たちには縁のない場所や!」と言っていたら、山の師匠が「そのうち連れて行ってあげる」と有り難いお言葉(汗)
ここから下はガレ場を歩いていく。
上の写真に人が一人歩いているのだが見えるだろうか?
ほら!ここに居ます!
ガレ場は踏まれた道もありますが岩が連続している場所は岩に赤い丸印のペイントがあってルートは容易に降りることができます。
藤内壁出合から20分で「国見尾根登山口」藤内小屋横の橋が見えてきた。
ここから車を置いている蒼滝トンネル西口まで35分でした。
6時間余りの山行でした。
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