2015ブンゲン(積雪期)::つばや菓子舗五代目ブログ

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五代目の四方山不定期更新日記
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FFセレナ(いちおうスタッドレス)で行く雪山山行シリーズ。
2015年3月16日
五台山というマイナーな伊吹山系を登った時に気になっていたブンゲンに登ってきた。

積雪期のブンゲンはええなぁ~!
アテにしていた駐車地が雪で埋もれていたのでスキー場の最下部駐車場で集合。
待ち合わせ場所を勘違いしていた私の同級生が居たりしたが、ほぼ予定通りにメンバー集合。当初予定では県道40号線を少し下って料金所ゲート付近の尾根末端から取り付こうと思っていた。が、地図を見て今いる駐車場の横にある尾根から取り付くことにした。

植林に入ってすぐにRYOKU様はスノーシュー。

他のメンバーはワカンを装着して緩んだ雪の踏抜きに予防線を張る。

もう少し尾根を左右のどちらかにすれば、傾斜が緩いはずだけど、元気なRYOKU様は目の前の急斜面を直登。

70オーバーで!恐れいります(^_^;)

植林はすぐに無くなって二次林(^^)b

暫く進むと若竹荘のオヤジさんが整備してくれたと言われている北からの支尾根が合流。
標高920m峰を越え、陽光が眩しい雪庇のヘリを行く。

尾根はタップリの雪庇道が続くが標高を上げると日陰の雪はクラスト気味に。
日向の雪も少し沈むものの比較的水分の多い締まった雪。
ワカン無しでも歩けそうと標高1000mでワカンを脱いだ。
少しツボ足になるが快適な雪歩き。
微風が気持ち良い。
標高1140m付近。
急な斜面を頑張って登って一息。

振り返れば金糞山への稜線と奥山から白倉岳への稜線が見える。

さらに登って行くとスキー場のようなドーム状にそびえる雪原の末端に到着。
ふと、樹間から南を見ると伊吹山がコンニチハ!

その手前にある植林の尾根は虎子山から五台山に連なる尾根!

少し雲が多くなって肌寒いがもうすぐブンゲン山頂?
頑張ってスキー場のような斜面をラストスパート!

ここは無雪期は笹原なんだろうな~

南向きに振り返ると超絶景!

伊吹山から虎子山を越えブンゲンまでの縦走尾根!
その峰々の雪庇が白い!!

それにしても雪がタップリ!スゴイ!

ブンゲン山頂は雪におおわれて通常より3m近く高い?

三角点など気配も無い(^_^;)

時間は11:40。
さっそく、昼食場所を探す一行であった(^_^;)
南東からの風が吹いていたので、風の通らない場所を物色。
北西斜面で無風の場所を見つけ、横一列に並んで昼食スペースを各自陣取る。

(調理場所を確保するために雪にスコップを入れる筆者)
今回は掘り炬燵タイプの食卓は今回は出来ないネ。残念!
秋から何度同じメニューを食べているのだろう?
鈴鹿北部産のナメコ入りの肉うどんを作り皆ですする。

簡単で美味い。
RYOKU様のパピーちゃんも吹きこぼした汁が染み込んだ雪を舐めまくっていた(^_^;)

食後はさらに北上する。

振り返れば雪庇の横に足跡が点々と残るブンゲン山頂。

その向こうに虎子山と伊吹山。

午後は好天に恵まれ品又峠方面を眺めれば超展望!

少し霞んでいるものの美濃方面の山並みがキレイ!
あれに見えるは奥伊吹スキー場の第11ペアリフト?でも、リフト止まってる?

さて、下山ルートはどうしようかな~
実はスキー場からの下山ルートはスキー場に立ち入らずに歩けそうな場所を現地で?思ってきただけ。
とりあえずは、リフトのある方向に行くのがアップダウンが少なくて王道のようだけど?
でも、東側の雪が波模様になっている雪原へ!

雪庇の尾根から雪原に下るとズブズブ太ももまで足が雪に沈むが、歩けないわけじゃない。

鞍部まで下ると千手観音のようなブナの木

エッチラオッチラと小高い場所に登ってみると、雪にでっかい岩が隠れていた。

この岩が甚吉岩かな?

はてさて、ここからどう降ろう?品又峠まで行ってから考えようか?と広い尾根を歩く?

ってこの尾根は雪上車(圧雪車)が通ったルート?
まぁスキー場のゲレンデじゃないみたいだから通らせてもらおう。

品又峠方向に歩くと雪上車のトレースは谷を下っていく。

この谷の両岸のリフトは廃リフトで現在は使われていないもよう。
なのでありがたく、雪上車のトレースを歩く。

以前にここに来たことがあるRYOKU様はスノーシューを履いてこのまま雪上車のトレースで品又峠まで行くとのこと。
のこりは尾根を伝って下りてみることにした。

廃リフトの送電線の下=尾根を歩き出すとすぐに落とし穴ゾーン?

股下までズッポリ!両足ともに(^_^;)

廃リスト二台目の横も通過。

絶景を楽しみながら雪上山歩

スキーやスノボードを若い時は散々してきたけど、山歩きを覚えてからというもの、もうお金を払ってリフトに乗ろうなんてこれポッチも思わない。人は変わるんだなぁ

揖斐高原スキー場から品又峠に登ってくる林道(雪で埋まっている)を眺めながら尾根を品又峠へ下っていくと、急傾斜となる。仕方なく右の支尾根を下りて崩壊地を横切り品又峠に到着。

降りてきた尾根を振り返ってみるとすごく崩壊斜面だわ(^_^;)
(右側から左へ下ってきた)

品又峠の西側はリフト降り場だ。
スキー場にコンニチハしたくないので峠からさらに北西の尾根を行く。

痩せ尾根ですぐ向こうはスキー場。
尾根のトップは標高1045.5mの三角点と古ぼけた鉄骨の展望台?
とりあえず展望台まで行く。

この展望台まで行ってわかったこと・・・
まず、この展望台にアクセスする「まともな通路」無し?
ガレガレというか崩壊斜面の上に建ってる?
よってここから下りれない(T_T)

そして下山ルート。
スキー場の脇の森?をテクテク歩いて下山しようと思っていたけど、ゲレンデは谷を目いっぱいに作られているようでゲレンデを直に歩く必要がある?
困った・・・・(-_-;)トホホホ
するとRYOKU様がリフト降り場付近でオイデオイデしてる。
「なに?なに?」と近づいて話を聞くと
「霧雪期はヤブだったけど雪がある今ならリフト横の尾根が使えるよ」
・・・ええい!イケっ!!
と、呆然と見送るリフト監視員に背を向けてスタコラサッサー!(^_^;)

崩壊地の上に建っているのが先ほどまで居た展望台

標高980m尾根の上部は広い。

正面に金糞岳がかなり低く見えてきました。
森のなかに入った途端に踏抜き地獄開始(-_-;)
股下までズボっと踏み抜くと木や岩が雪の下にある。
それにしてもIS君とOTさんは、後続を振り返ることもなくさっさと下っていったなぁ・・・



兎も角、スキー場内は立入禁止。
事前にFAX等で登山計画を伝え、許可を得てから通行指定された場所を歩くべし。

2015年3月16日実施

グループ山行@月曜山歩
6人+ワン(RYOKU、OT、UH、IS、TY、TK、+papi)
距離:6.943km
沿面:7.196km
標高差:53m
所要時間:6時間23分
(うち昼食1時間11分)
累積標高+788m-735m
最高標高点:ブンゲン山頂1259.7m
最低標高点:駐車地666m

6:15伊賀
7:11八日市
名神
7:42米原
7:48醒ヶ井駅
8:25第一候補P

9:00一番下の駐車場(666m)9:13
10:09 920m峰 10:15
11:36ブンゲン山頂1259.7m 11:39
11:44昼食12:55
13:24甚吉岩13:26
13:33P1226
14:28品又峠
14:40三角点1045.5m展望台14:42
15:15事情聴取15:19
15:36山行終了

17:41米原
18:00八日市

そして山行後は大久保のセツブンソウ群落地へ
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| 08:10 PM | comments (1) | trackback (0) |

コメント

あら、五代目さんは真向かいの山におられたのですね。

ブンゲンは登ったことないです。
若竹荘で飯食ったことはありますが・・・(汗)
相変わらずマイナーな山めぐりなのですね。
ほんとに凄いな~といつも感心しております。

楽しいレポート、楽しみにしております。
| K2 | EMAIL | URL | 2015/03/23 06:33 AM | HuhpcF6Q | 保留中コメント:0件



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