2018,05,30, Wednesday/五代目
佐々里峠や能見峠からアプローチするP951光砥山(コウンド)と言う山がある。
以前に歩いたフカンド山とセットに歩いたりもするようだけど、今回は京都府京都市左京区久多上の町・・・岩屋谷出合の尾根から取り付いてみることにした。
2018年5月14日
岩屋谷出合いの駐車地に車を駐め、対岸の尾根端に取り付こうと様子を伺うと、尾根端は岩尾根で傾斜角度もキツく、取り付く島もない状態(T_T)
無理やり取り付くことも有りなのかもしれないけれど、今朝まで降り続いたまとまった雨のせいで斜面のコンディションはズルズル。
こりゃ~アカンわ(T_T)と、取り付く場所を変えよう!
滝谷の方へ取り付ける場所を求めて歩きまわってみたものの、川の流れが早いし水深も深いので渡渉できない(T_T)
結局15分歩いて林業用に架けられた橋を渡ることに(T_T)
えっと・・・傾斜角度の緩い場所から遠く離れてしまい、川のせいで戻ることもできないから、眼の前の急斜面を行くしかないよな・・・・
ええい!登れーーー!!(TдT)
川の橋で標高485m。
ここから一貫登りで標高780mまで!
実に295mの標高差!
9:26に橋を出発。
植林の隅っこの二次林に取り付いた。
ストックを持っているので四つん這いで登るの免れているけどギリギリの角度。
途中に大きな台杉
高さ5cmほどの誰かの卵(中身は出て?居ない)
P829の手前の尾根標高780mに10:19着。
53分で295mを登った。
小休止してからP829へ向かうと
イタヤカエデの若木の群落(T_T)ヤブやん
西に移動すると樹間から谷の対岸の下山ルートの山が見えたが、まだ雨上がりの雲の中。
あとは快適な二次林の稜線歩きが始まった。
踏み跡明瞭でアップダウンはキツくなく快調。
ナナカマドの蕾が沢山スタンバイ中。
お?雲の切れ間?晴れてきたかも?
花に種が刺さってる?
いやいや、これが花から種になっていく過程なのです。
イワウチワ?も尾根にあるのだけど小さな新芽ばかり。
この尾根には特にホオノキがたくさんあった。
あと、芦生杉と呼ばれる台杉の巨木。
P927のすぐ東のピークにやってきた。
下山はここから南にくだる。
ヤマボウシ・・・
次に見かけたら採取して天ぷら!
ツツジ系が全く咲いていなかった今までの道中。
やっとここでウスギヨウラクに出会えた!
P927は少し前まで雨雲の中だったらしい。
P927の東は明るい広場みたい。
コウンドへの尾根を進みます。
おお!十文字の葉っぱでお馴染みのツクバネソウの花!
群落でいっぱい咲いている!最近では一番立派で数が多い!
沈丁花の仲間のコショウノキかな
おお!出た!
今日の最大級?芦生杉のオヤぶーん!
むちゃくちゃデカイ。
何年生きているんだろ?
よく晴れていいお天気。
P951光砥山(コウンド)に近づいてきたけど、小野村割岳に行きたいのでP951へ行かずに巻道を使う。北東に進んで一旦下って鞍部に行くとツルアジサイに乗っ取られた木。
12:47小野村割岳に到着。
岩屋谷出合から3時間40分でした。
取り付き場所が地形図以上に岩場で急だったのと雨後で渡渉できなかったのが敗因だわ(T_T)
昼ごはんをここで食べる?と思案していると団体さんが佐々里峠方面から登ってきた。
聞けば奈良からやってきたボランティア活動をしているグループ25人だそうだ。昼食を小野村割岳山頂で過ごして広河原に降りるとのこと。
彼らが登ってきた小野村割岳の西尾根に少し進んだ場所でこちらも遅めの昼食。
各自でカップ麺やオカズ交換をした。
13:28ぼちぼち下山しよう!と立ち上がった。
まずは来た道を引き返す。
往路でスルー(巻いた)したP951光砥山(コウンド)に立ち寄る。
・・・・特にこれと言ったモノもなく武奈ヶ岳方面の展望だけを楽しんだ。
P927手前の広場まで戻って
東にある標高905mピークから南に進路を変えてドンドン下っていく。
なかなか雰囲気の良い広葉樹の尾根です。
下がりきった鞍部は標高768m。137mの高低差を下った。
ここからP897まで徐々に登り返していく。ここに高低差は129mだがゆっくりと登っていくので辛さはあまりない。
ギンリョウソウの赤ちゃんたち。
ここにも巨木の杉がいた!
リョウブやナナカマドたちが寄生して長い根っこを垂らしている。
あ?こちらでも同じような寄生樹!?
寄生しているのはタカノツメ?
P897は広い頂。
ここから南東に下っていけば前に登った深洞(フカンド)山。
今回は周回するので進路は北東尾根をくだる。
芦生杉の台杉をを見物しながらユルユル降りてP783までは平和でした。
その先で尾根が北と東に分岐。北に進むとまずはウリハダカエデの若木の群落。
群落といえば聞こえがいいけど、ヤブですね(-_-;)
数分でヤブが終わって植林帯。
ヤレヤレ・・・・でもその後もヤブになって足元ばかりに注意が行く。
バイカオウレンの葉っぱが出てきて
ユズリハのヤブが出てきて
イワカガミ?イワウチワの群落がずっと人気の無い場所で広がってる
これがもうイッパイですがな(-_-;)
ヤブのままでこの先が続くなら、人が入り込んで居ない尾根末端かも?と恐る恐る進むと
檜林の植林になった!\(^o^)/
アセビの下草のヤセ尾根を降りていく。
尾根末端はもうすぐ。
おお!ほんの少し急傾斜だけど全然大丈夫!
尾根通しで降りましょう!
いい感じに着地です。
ただし、この尾根末端は支流が本流に流れ込む三角地帯。
まず、北に支流を渡って...もう濡れるのを覚悟で浅瀬を突っ切る!
本流を渡るには昔の舗装林道の橋の残骸が本流の流れを渡してくれる。
本流の支線が最後にあったが浅瀬で渡ることが出来て、
沢から林道に復帰。
林道を駐車地に向かって歩いていると杉林の臨床に緑の群落?
え?これってルイヨウボタン?すごくたくさん!
舗装林道を駐車地に向かって歩いていくと土手にはたくさんのコアジサイの葉っぱと蕾。
開花まではもう少し。
ミゴ谷の横を歩いていくと奥に立派な滝が落ちている。
ここも登山道として経ヶ峰・イチゴ谷山にルートがあるようだ。
車に戻って本日の山行終了。
あー面白かった!
小野村割岳には三等三角点(931.72m点名:広河原)
2018年5月14日
周回
花見
バリエーション
距離:13.346km
沿面:13.698km
所要時間:8時間20分
(内昼食37分)
累積標高プラスマイナス1191m
最低標高:439m(沢出合)
最高標高:951m(P951光砥山(コウンド)
8:37トイレP
移動&下見
8:59岩屋谷出合9:08
9:26滝谷手前橋
10:30 P829
11:33 P927 11:36
12:47 小野村割岳 13:28
13:56P951光砥山(コウンド)
14:34 P927
15:26 P897
16:05 P783
17:11 府道
17:28 駐車地
以前に歩いたフカンド山とセットに歩いたりもするようだけど、今回は京都府京都市左京区久多上の町・・・岩屋谷出合の尾根から取り付いてみることにした。
2018年5月14日
岩屋谷出合いの駐車地に車を駐め、対岸の尾根端に取り付こうと様子を伺うと、尾根端は岩尾根で傾斜角度もキツく、取り付く島もない状態(T_T)
無理やり取り付くことも有りなのかもしれないけれど、今朝まで降り続いたまとまった雨のせいで斜面のコンディションはズルズル。
こりゃ~アカンわ(T_T)と、取り付く場所を変えよう!
滝谷の方へ取り付ける場所を求めて歩きまわってみたものの、川の流れが早いし水深も深いので渡渉できない(T_T)
結局15分歩いて林業用に架けられた橋を渡ることに(T_T)
えっと・・・傾斜角度の緩い場所から遠く離れてしまい、川のせいで戻ることもできないから、眼の前の急斜面を行くしかないよな・・・・
ええい!登れーーー!!(TдT)
川の橋で標高485m。
ここから一貫登りで標高780mまで!
実に295mの標高差!
9:26に橋を出発。
植林の隅っこの二次林に取り付いた。
ストックを持っているので四つん這いで登るの免れているけどギリギリの角度。
途中に大きな台杉
高さ5cmほどの誰かの卵(中身は出て?居ない)
P829の手前の尾根標高780mに10:19着。
53分で295mを登った。
小休止してからP829へ向かうと
イタヤカエデの若木の群落(T_T)ヤブやん
西に移動すると樹間から谷の対岸の下山ルートの山が見えたが、まだ雨上がりの雲の中。
あとは快適な二次林の稜線歩きが始まった。
踏み跡明瞭でアップダウンはキツくなく快調。
ナナカマドの蕾が沢山スタンバイ中。
お?雲の切れ間?晴れてきたかも?
花に種が刺さってる?
いやいや、これが花から種になっていく過程なのです。
イワウチワ?も尾根にあるのだけど小さな新芽ばかり。
この尾根には特にホオノキがたくさんあった。
あと、芦生杉と呼ばれる台杉の巨木。
P927のすぐ東のピークにやってきた。
下山はここから南にくだる。
ヤマボウシ・・・
次に見かけたら採取して天ぷら!
ツツジ系が全く咲いていなかった今までの道中。
やっとここでウスギヨウラクに出会えた!
P927は少し前まで雨雲の中だったらしい。
P927の東は明るい広場みたい。
コウンドへの尾根を進みます。
おお!十文字の葉っぱでお馴染みのツクバネソウの花!
群落でいっぱい咲いている!最近では一番立派で数が多い!
沈丁花の仲間のコショウノキかな
おお!出た!
今日の最大級?芦生杉のオヤぶーん!
むちゃくちゃデカイ。
何年生きているんだろ?
よく晴れていいお天気。
P951光砥山(コウンド)に近づいてきたけど、小野村割岳に行きたいのでP951へ行かずに巻道を使う。北東に進んで一旦下って鞍部に行くとツルアジサイに乗っ取られた木。
12:47小野村割岳に到着。
岩屋谷出合から3時間40分でした。
取り付き場所が地形図以上に岩場で急だったのと雨後で渡渉できなかったのが敗因だわ(T_T)
昼ごはんをここで食べる?と思案していると団体さんが佐々里峠方面から登ってきた。
聞けば奈良からやってきたボランティア活動をしているグループ25人だそうだ。昼食を小野村割岳山頂で過ごして広河原に降りるとのこと。
彼らが登ってきた小野村割岳の西尾根に少し進んだ場所でこちらも遅めの昼食。
各自でカップ麺やオカズ交換をした。
13:28ぼちぼち下山しよう!と立ち上がった。
まずは来た道を引き返す。
往路でスルー(巻いた)したP951光砥山(コウンド)に立ち寄る。
・・・・特にこれと言ったモノもなく武奈ヶ岳方面の展望だけを楽しんだ。
P927手前の広場まで戻って
東にある標高905mピークから南に進路を変えてドンドン下っていく。
なかなか雰囲気の良い広葉樹の尾根です。
下がりきった鞍部は標高768m。137mの高低差を下った。
ここからP897まで徐々に登り返していく。ここに高低差は129mだがゆっくりと登っていくので辛さはあまりない。
ギンリョウソウの赤ちゃんたち。
ここにも巨木の杉がいた!
リョウブやナナカマドたちが寄生して長い根っこを垂らしている。
あ?こちらでも同じような寄生樹!?
寄生しているのはタカノツメ?
P897は広い頂。
ここから南東に下っていけば前に登った深洞(フカンド)山。
今回は周回するので進路は北東尾根をくだる。
芦生杉の台杉をを見物しながらユルユル降りてP783までは平和でした。
その先で尾根が北と東に分岐。北に進むとまずはウリハダカエデの若木の群落。
群落といえば聞こえがいいけど、ヤブですね(-_-;)
数分でヤブが終わって植林帯。
ヤレヤレ・・・・でもその後もヤブになって足元ばかりに注意が行く。
バイカオウレンの葉っぱが出てきて
ユズリハのヤブが出てきて
イワカガミ?イワウチワの群落がずっと人気の無い場所で広がってる
これがもうイッパイですがな(-_-;)
ヤブのままでこの先が続くなら、人が入り込んで居ない尾根末端かも?と恐る恐る進むと
檜林の植林になった!\(^o^)/
アセビの下草のヤセ尾根を降りていく。
尾根末端はもうすぐ。
おお!ほんの少し急傾斜だけど全然大丈夫!
尾根通しで降りましょう!
いい感じに着地です。
ただし、この尾根末端は支流が本流に流れ込む三角地帯。
まず、北に支流を渡って...もう濡れるのを覚悟で浅瀬を突っ切る!
本流を渡るには昔の舗装林道の橋の残骸が本流の流れを渡してくれる。
本流の支線が最後にあったが浅瀬で渡ることが出来て、
沢から林道に復帰。
林道を駐車地に向かって歩いていると杉林の臨床に緑の群落?
え?これってルイヨウボタン?すごくたくさん!
舗装林道を駐車地に向かって歩いていくと土手にはたくさんのコアジサイの葉っぱと蕾。
開花まではもう少し。
ミゴ谷の横を歩いていくと奥に立派な滝が落ちている。
ここも登山道として経ヶ峰・イチゴ谷山にルートがあるようだ。
車に戻って本日の山行終了。
あー面白かった!
小野村割岳には三等三角点(931.72m点名:広河原)
2018年5月14日
周回
花見
バリエーション
距離:13.346km
沿面:13.698km
所要時間:8時間20分
(内昼食37分)
累積標高プラスマイナス1191m
最低標高:439m(沢出合)
最高標高:951m(P951光砥山(コウンド)
8:37トイレP
移動&下見
8:59岩屋谷出合9:08
9:26滝谷手前橋
10:30 P829
11:33 P927 11:36
12:47 小野村割岳 13:28
13:56P951光砥山(コウンド)
14:34 P927
15:26 P897
16:05 P783
17:11 府道
17:28 駐車地
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