2021,11,17, Wednesday/五代目
ぼちぼち標高900m以下が見ごろかな?と思い、やっぱり見ておきたいのはブナ黄葉。
鈴鹿南部や余呉・高島トレイル方面も捨てがたいけれど湖北も・・・と、情報を収集していたら、天吉寺山の北に池のある山?夜叉ヶ池?いや夜叉ヶ妹池???とカナ山?
それじゃ久々に天吉寺山縦走をやってみよう!
奥伊吹:七廻り峠↑天吉寺山→カナ山↓姉川ダム温見親水公園山
行日:2021年11月15日
道の駅伊吹の里で待合せて、姉川ダムへと向かう。ダムを通り越し、トンネルを通過してすぐに左斜めに道をそれる。
今まで看板は見ていたけれど通り過ぎていた温見親水公園。その駐車場に車を停めた。
しかし、公園はいつから?チェーンが張られて入れないし、駐車スペースの区画ペイントも消えてしまっている体たらく。
置き車をここにさせていただく。
Pから下山してくる尾根を見上げる。
植林も混じっているけど紅葉していて良い感じ。
3台の山友の車を駐車。
私のデリカに全員乗り込んで移動。
以前のように七曲り峠手前の路肩の広い場所に駐車。
ここで登山靴を履いて少し戻ると電柱とリボン。
水が染み出た谷あいの昔の田?畑?沿いに詰め上がると鉄塔下に出た。
それ以降は里山杣道&鉄塔巡視路。
太い山道は歩きやすく快適そのもの。
鉄塔の横を時折通り過ぎる。
アカマツと常緑広葉樹、そしてカエデが彩る。
かつてのナラガレ時にはナメコやクリタケがわんさかあったこの山も今は静まり返ってしまっている。
道草&寄り道なにもなし。
鉄塔保守道が終わりを告げればヤブこぎ開始。
と言ってもそんなにキツイやぶでもない。
やぶ尾根をエッチら登っていると西側にダイラのように開けた場所。ちょっと降りて様子を見てみよう。
背の高いブナが点在しているキレイな森。
まだ黄葉していないものの、ここは美林だと思う。
寄り道してみないと分からないものだ。
イタヤカエデもあって赤や黄色に見ごたえあり!
一般登山道と合流する手前の標高750m
ブナの紅葉が見事に黄金に輝いている
これこれ!これが見たかったの!
そしてタカノツメの紅葉も光を浴びて小判色!
この山域、栗の木がやたらに多いし、その樹が大きい。
でも、いがぐりは小さくて人間が食べようと思えるサイズのイガは落ちていない。
標高850mを過ぎたあたりから黄葉・紅葉が無くなり枯れた樹林になってきた。
寄り道もしければ2時間35分あまりで天吉寺山山頂にやってきた。
山頂は薮に覆われて・・・いや、少し切り開かれた?ブンゲンへの展望が良いかも?
山友全員が早朝から行動しているので11:12ながらここで昼食。
それにしてもここに来るまでダニが多かった・・・
って、嫁さんザックにデカいのいるやん(~_~;)
昼食後はカナ山へ向かう・・・って?
1時間で本命の池に?ヤブなのにそんなに早く行けるか????
すぐにヤブに掴まった(泣)
イヌガヤのトゲトゲチクチク!え?それ以外にもカレンフェルトの凸凹地帯?
へ~ここは石灰岩の露岩があるんだ~!新発見!
カレンフェルト地帯を越えて行くとデッカイ池!
昼食後に歩きだして僅か25分?なので夜叉ヶ芋池では無い。
池の大きさはかなりなものだ。しかし濁って澱んだ池。
カエルの他に何か動物はいるのだろうか?
先に進む。なんだか曇ってどんよりしてきたなぁ・・・
それにしてもヤブは容赦なく行く手を・・・って、これしきのヤブはカワイイものだ。
お?池?で?何か落ちている。
たぶんここが?って?
不正解です。
それなりに大き目の池だけど、ここじゃない。
ここは夜叉ヶ妹もどき池とでも言うのかな?
次行こう!
尾根芯を外して東側の山腹に昔の杣道?が存在しているがヤブってきているのよね。
P911へのルート出合を過ぎた。
おや?丸い木の実がたくさん?
おお!オオウラジロノキの実!
こいつが落ちているのを待ってました!
食べてみれば渋いだけの木の実だけど、果実酒にすると香の良い酒に!
持ち帰って浸けるのだ!
あ!キノコ!!
やっとまともなキノコと出会えた!栗田家さん!
でも落ち葉に埋もれて何処にあるのか?全然予測不能。
フグやんに権利譲渡。
おっと?水たまりのような細長く小さな池!
これの次に出てくる池が本命だ!
そう!ここが夜叉ヶ妹池!
でも、最初の池と次の池よりも小さいかも?
え?え?え?えええ!?雨ふってきたやん!
今日は雨の予報じゃなかったのに!?
皆、レイン仕様に衣替えしてカナ山山頂に向かう。
3等三角点の山頂に10分ほどで到着したのだが、登りがチョイきつくて、レインジャケットが暑くて!!!!
雨は本降りにならないみたい???なのでレインジャケットをとっとと脱いで、下山ルートに早速、突入。
最初だけシロモジのヤブこぎ
株立ちのシロモジに苦しめられ続ける・・・って?赤いペイントと?
ヤブが?あれ?すぐに切り開かれているぞ?
ここでもクリの木が多い。
甲津原の集落が遠くに見える。
小雨だった雨は次第にやんだ。
切り開かれている尾根をドンドン下って行く。
バリルートのハズなんだけど稜線上の尾根よりも何よりも快適に歩くことができる。
やがて天候が回復。
標高も下がれば紅葉と黄葉の森の歓迎を受ける。
それにしても、ここの森のシロモジの葉っぱのデカさは何なんだ?
それにタカノツメも葉っぱがやたらにデカい。
P718を過ぎて下っていく。
ん?植林も出てきた。
尾根分岐?あれ?フグやん?東に降りて行ってるよ!そっちじゃない!
私たちの車の置いた場所に戻るには南に降りたいのよ!
5分ほどで方向修正。
半分植林の境界を南に下る。
今年はソヨゴも実が無茶苦茶多い
当たり年というやつだろう。
長い尾根を南下し続ける。
植林エリアに入って一安心?
いやいや、ここから着地する場所は水位のある川じゃなくて支流の浅い場所を目指さねばならないはず。
そんな場所に降りるためのルートは・・・倒木やヤブで見通しがつかない。
倒木を避け、安全に降りることができるルートは?と、地形図と睨めっこ。
何とかイメージしていた沢に降り立つことができた。
あとは林道に出て温見親水公園の駐車場に戻るだけ。
なんでパラっと駐車してるんや?
お疲れさんでした!!さぁ!帰ろ・・・ちょっとまった!!!
ズボンに!!スパッツに!!靴に!!!
茶色いペラペラの点々・・・動いてる!!ダニやん!!!
ダニの卵からかえったばかりの幼ダニたちがウヨウヨ!!!
小さくてペラペラをイチイチ潰して居られない。
払い落してしまうのが最速。
老眼鏡を駆使して払いよけた。
ヤブこぎシーズンはもう少し寒くなってからがベスト?
山行日:2021年11月15日
グループ山行@月曜山歩
5人(IS、フグやん、ころ助、TY、TK)
縦走
バリエーション
カレンフェルト
池
ブナ
紅葉
黄葉
シロモジ
カエデ
アカマツ
タカノツメ
コシアブラ
クリ
距離:10km
所要時間:7時間30分
(うち昼食36分)
七廻り峠↑温見親水公園
標高差:+79m
最小標高:393m(七廻り峠付近)
最大標高:992m(P999付近)
累積標高:プラス943mマイナス864m
5:50伊賀自宅
7:30道の駅伊吹の里7:40
8:00置き車:温見親水公園8:12
8:25七廻り峠8:35
9:35 P606
10:28 大吉寺分岐
10:37 P780
11:11天吉寺山11:47
(二等三角点:野瀬村917.83m)
(昼食36分)
12:12夜叉ヶ妹もどき池
12:36 P999
12:40ニセ夜叉ヶ妹池
13:23 P911分岐
14:00水たまり池
14:12夜叉ヶ妹池
14:27カナ山14:31
(三等三角点:大洞985.76m)
15:04 P718
この後5分徘徊
15:58橋
16:06温見親水公園
鈴鹿南部や余呉・高島トレイル方面も捨てがたいけれど湖北も・・・と、情報を収集していたら、天吉寺山の北に池のある山?夜叉ヶ池?いや夜叉ヶ妹池???とカナ山?
それじゃ久々に天吉寺山縦走をやってみよう!
奥伊吹:七廻り峠↑天吉寺山→カナ山↓姉川ダム温見親水公園山
行日:2021年11月15日
道の駅伊吹の里で待合せて、姉川ダムへと向かう。ダムを通り越し、トンネルを通過してすぐに左斜めに道をそれる。
今まで看板は見ていたけれど通り過ぎていた温見親水公園。その駐車場に車を停めた。
しかし、公園はいつから?チェーンが張られて入れないし、駐車スペースの区画ペイントも消えてしまっている体たらく。
置き車をここにさせていただく。
Pから下山してくる尾根を見上げる。
植林も混じっているけど紅葉していて良い感じ。
3台の山友の車を駐車。
私のデリカに全員乗り込んで移動。
以前のように七曲り峠手前の路肩の広い場所に駐車。
ここで登山靴を履いて少し戻ると電柱とリボン。
水が染み出た谷あいの昔の田?畑?沿いに詰め上がると鉄塔下に出た。
それ以降は里山杣道&鉄塔巡視路。
太い山道は歩きやすく快適そのもの。
鉄塔の横を時折通り過ぎる。
アカマツと常緑広葉樹、そしてカエデが彩る。
かつてのナラガレ時にはナメコやクリタケがわんさかあったこの山も今は静まり返ってしまっている。
道草&寄り道なにもなし。
鉄塔保守道が終わりを告げればヤブこぎ開始。
と言ってもそんなにキツイやぶでもない。
やぶ尾根をエッチら登っていると西側にダイラのように開けた場所。ちょっと降りて様子を見てみよう。
背の高いブナが点在しているキレイな森。
まだ黄葉していないものの、ここは美林だと思う。
寄り道してみないと分からないものだ。
イタヤカエデもあって赤や黄色に見ごたえあり!
一般登山道と合流する手前の標高750m
ブナの紅葉が見事に黄金に輝いている
これこれ!これが見たかったの!
そしてタカノツメの紅葉も光を浴びて小判色!
この山域、栗の木がやたらに多いし、その樹が大きい。
でも、いがぐりは小さくて人間が食べようと思えるサイズのイガは落ちていない。
標高850mを過ぎたあたりから黄葉・紅葉が無くなり枯れた樹林になってきた。
寄り道もしければ2時間35分あまりで天吉寺山山頂にやってきた。
山頂は薮に覆われて・・・いや、少し切り開かれた?ブンゲンへの展望が良いかも?
山友全員が早朝から行動しているので11:12ながらここで昼食。
それにしてもここに来るまでダニが多かった・・・
って、嫁さんザックにデカいのいるやん(~_~;)
昼食後はカナ山へ向かう・・・って?
1時間で本命の池に?ヤブなのにそんなに早く行けるか????
すぐにヤブに掴まった(泣)
イヌガヤのトゲトゲチクチク!え?それ以外にもカレンフェルトの凸凹地帯?
へ~ここは石灰岩の露岩があるんだ~!新発見!
カレンフェルト地帯を越えて行くとデッカイ池!
昼食後に歩きだして僅か25分?なので夜叉ヶ芋池では無い。
池の大きさはかなりなものだ。しかし濁って澱んだ池。
カエルの他に何か動物はいるのだろうか?
先に進む。なんだか曇ってどんよりしてきたなぁ・・・
それにしてもヤブは容赦なく行く手を・・・って、これしきのヤブはカワイイものだ。
お?池?で?何か落ちている。
たぶんここが?って?
不正解です。
それなりに大き目の池だけど、ここじゃない。
ここは夜叉ヶ妹もどき池とでも言うのかな?
次行こう!
尾根芯を外して東側の山腹に昔の杣道?が存在しているがヤブってきているのよね。
P911へのルート出合を過ぎた。
おや?丸い木の実がたくさん?
おお!オオウラジロノキの実!
こいつが落ちているのを待ってました!
食べてみれば渋いだけの木の実だけど、果実酒にすると香の良い酒に!
持ち帰って浸けるのだ!
あ!キノコ!!
やっとまともなキノコと出会えた!栗田家さん!
でも落ち葉に埋もれて何処にあるのか?全然予測不能。
フグやんに権利譲渡。
おっと?水たまりのような細長く小さな池!
これの次に出てくる池が本命だ!
そう!ここが夜叉ヶ妹池!
でも、最初の池と次の池よりも小さいかも?
え?え?え?えええ!?雨ふってきたやん!
今日は雨の予報じゃなかったのに!?
皆、レイン仕様に衣替えしてカナ山山頂に向かう。
3等三角点の山頂に10分ほどで到着したのだが、登りがチョイきつくて、レインジャケットが暑くて!!!!
雨は本降りにならないみたい???なのでレインジャケットをとっとと脱いで、下山ルートに早速、突入。
最初だけシロモジのヤブこぎ
株立ちのシロモジに苦しめられ続ける・・・って?赤いペイントと?
ヤブが?あれ?すぐに切り開かれているぞ?
ここでもクリの木が多い。
甲津原の集落が遠くに見える。
小雨だった雨は次第にやんだ。
切り開かれている尾根をドンドン下って行く。
バリルートのハズなんだけど稜線上の尾根よりも何よりも快適に歩くことができる。
やがて天候が回復。
標高も下がれば紅葉と黄葉の森の歓迎を受ける。
それにしても、ここの森のシロモジの葉っぱのデカさは何なんだ?
それにタカノツメも葉っぱがやたらにデカい。
P718を過ぎて下っていく。
ん?植林も出てきた。
尾根分岐?あれ?フグやん?東に降りて行ってるよ!そっちじゃない!
私たちの車の置いた場所に戻るには南に降りたいのよ!
5分ほどで方向修正。
半分植林の境界を南に下る。
今年はソヨゴも実が無茶苦茶多い
当たり年というやつだろう。
長い尾根を南下し続ける。
植林エリアに入って一安心?
いやいや、ここから着地する場所は水位のある川じゃなくて支流の浅い場所を目指さねばならないはず。
そんな場所に降りるためのルートは・・・倒木やヤブで見通しがつかない。
倒木を避け、安全に降りることができるルートは?と、地形図と睨めっこ。
何とかイメージしていた沢に降り立つことができた。
あとは林道に出て温見親水公園の駐車場に戻るだけ。
なんでパラっと駐車してるんや?
お疲れさんでした!!さぁ!帰ろ・・・ちょっとまった!!!
ズボンに!!スパッツに!!靴に!!!
茶色いペラペラの点々・・・動いてる!!ダニやん!!!
ダニの卵からかえったばかりの幼ダニたちがウヨウヨ!!!
小さくてペラペラをイチイチ潰して居られない。
払い落してしまうのが最速。
老眼鏡を駆使して払いよけた。
ヤブこぎシーズンはもう少し寒くなってからがベスト?
山行日:2021年11月15日
グループ山行@月曜山歩
5人(IS、フグやん、ころ助、TY、TK)
縦走
バリエーション
カレンフェルト
池
ブナ
紅葉
黄葉
シロモジ
カエデ
アカマツ
タカノツメ
コシアブラ
クリ
距離:10km
所要時間:7時間30分
(うち昼食36分)
七廻り峠↑温見親水公園
標高差:+79m
最小標高:393m(七廻り峠付近)
最大標高:992m(P999付近)
累積標高:プラス943mマイナス864m
5:50伊賀自宅
7:30道の駅伊吹の里7:40
8:00置き車:温見親水公園8:12
8:25七廻り峠8:35
9:35 P606
10:28 大吉寺分岐
10:37 P780
11:11天吉寺山11:47
(二等三角点:野瀬村917.83m)
(昼食36分)
12:12夜叉ヶ妹もどき池
12:36 P999
12:40ニセ夜叉ヶ妹池
13:23 P911分岐
14:00水たまり池
14:12夜叉ヶ妹池
14:27カナ山14:31
(三等三角点:大洞985.76m)
15:04 P718
この後5分徘徊
15:58橋
16:06温見親水公園
コメント
▲
コメントする
この記事のトラックバックURL
https://blogn.tsubaya.com/tb.php/663
トラックバック
▲