2021,06,04, Friday/五代目
鈴鹿や比良の山でシロヤシオやドウダンツツジが散ってきたいう残念な声が聞こえてきた。今でもシロヤシオが見ごろの場所、サラサドウダンも見れる場所を調べていると大峰の弥山・八経ヶ岳がタイミングばっちり!しかもサンカヨウまで咲いているということが判明!
こりゃ、行くしかない!!
山行日:2021年5月31日
キレイなトイレがあって、携帯電話の電波がちゃんと受信できる天川村役場で集合。
国道309号線をドンドン進み、弥山登山口の手前410mの路肩広場(10数台駐車可能?)に駐車。
弥山登山口に向かって行くと駐車可能な路肩全部が有料駐車場に!
しかも車1台1000円!?9年前の秋はまだ有料じゃなかった!
1000円は凄いなぁ。そのお金で、登山道の整備が充実したものになっているんだろう!
登山道に入って、名物の橋を渡る
そしてすぐ左折して沢ルートに入る。
前回に歩いたこのルートは沢沿いに歩けてザレ場の無い良いルート。
なによりも良いのは誰も歩いていないこと(-_-)v
なんでだろう?と思い、帰って調べてみたら、YAMAPに掲載されていないルート!
5分ほど登れば滝があって、オオイタヤメイゲツの新緑。
標高1180mほどでサラサドウダン(背が高い)、シャクナゲ(落花)、ゴヨウツツジ(シロヤシオ)(落花)が確認されたが、その後1400m付近からシロヤシオが咲いているようになった。
シロヤシオは花弁に緑色の斑点がある。
この斑点、上方の花びらにだけあって、昆虫に蜜の在り処を教え、花の思惑どおりに花粉を運んでもらうよう昆虫をガイドするためのものです。この斑点のことを「蜜標」または「ガイドマーク」と呼ぶ。
そしてたまにピンクの花びらがあったりする。
(↑虫が入ってる!)
このピンクが出る理由は、シロヤシオの葉っぱの縁取りの赤が花びらに作用したためだろうか?
今日は、のりこの初リードで歩き、登山口から1時間10分で奥駈道に乗った。そこは見事なシロヤシオのトンネル道
凄い!凄い!真っ白に咲いてる!と皆大はしゃぎ。
ここまで満開で咲き揃っているのは初めてかも?
弁天の森を通り過ぎ、P1532手前から見上げれば弥山と八経ヶ岳が見えた。
また、反対方向にはバリゴヤの頭、ボコッとした大日山、稲村ヶ岳~山上ヶ岳が見えた。
緑のおっちゃんこと、聖宝理源大師の前で小休止。
誰が緑のおっちゃんやねん。
極小サイズの白い花とこの新芽は?
ヤブジラミかなぁ
木の階段道が始まると山腹道にはスギゴケ。
そこに混じって白く咲くのはミヤマカタバミたち。
ピンクのスジがキレイ
木の階段道がけっこうシンドイ。
立ち止まって眺めれば大普賢岳と阿弥陀が森に竜ヶ岳
フキ?いや、同じキク科のカニコウモリ
白い小さな花、第二段がワチガイソウ(ナデシコ科)
標高1770mの尾根端にある展望台
ここは大普賢岳に肩を並べながら大台の山々を俯瞰する大展望地。
山上ヶ岳周辺の大峰の山々も良く見えるのだが、大台ケ原も・・・
あら?雲が乗ってしまって見えない(泣)
これは!?きっとFやんが雲を呼んでいる!?
ささ!腹も減ったので弥山へ!
モフモフのスギゴケを横目にラストスパート!
マイヅルソウ?(スズラン亜科)
トイレ前広場の片隅にバイケイソウの葉っぱと小さくて白い花?
タネツケバナ(アブラナ科)?
流石、百名山の一角の弥山。
登山客が何人もいる。
と、言っても最盛期では無いのでパラパラ程度。
小屋は営業しているの?と、いうくらいに活気がない。
八経ヶ岳が見える場所で昼食をとった。
風も気にならない良い天気。
さぁ、雲が多くなってきたぞ?
八経ヶ岳へ行こう!
岩場を下ってバイケイソウの間の道を進んで行く。
上りに差し掛かるとフェンスがあって、ここから先がオオヤマレンゲ保護エリア。
ピンぼけで申し訳ないのだが、オオヤマレンゲは、まだ固い蕾。
マテバシイを少し膨らませた?くらいの大きさ。
八経ヶ岳直前の岩場に白いカタマリ?
近づくと大きい塊のツガザクラ(ツツジ科)
これまたワンサカと花を咲かせている!
ツツジの花の当たり年?
弥山小屋横を出発して、あれやこれやと写真撮影していたら時間がけっこうかかってしまった!
標準コールタイムより10分遅れで八経ヶ岳山頂に到着。
しかもFやんの祟りで曇ってきた(-_-;)
明星ヶ岳の先には七面山のボッコリや仏生ヶ岳、大峰:釈迦ヶ岳の奥駈道の名峰たちが連なる。
反対方面には先ほどまで居た弥山小屋
午前中より遠くなった大普賢岳から山上ヶ岳の稜線。
あれ?八経ヶ岳山頂にKさんのザックが二つ?
あれれ?珍しいメーカーのザックの同じ色が二つある?
と首を傾げていたら明星ヶ岳方面から女性が戻ってきて「あ!私と同じザックです?」と気づかれた。
遠征に来られていた男女パーティの女性が持ち主。鈴鹿の山に行きたい!と仰られていた。
さぁ!もう、ぼちぼち下山しないと陽が傾く。
その前に!昼に行っていない弥山弁財天社(弥山神社)に立ち寄り参拝。
ああ、ここにシャクナゲが咲いてるんだ!
ちょうど見ごろ。
さぁ!トイレを済ませて下山するよ~
タッタカ下って行けば、昼前に立ち寄った展望地は雲に飲み込まれそうになっている。
Fやん?雨乞いのプロになれば?
下山時に往路で気づいていなかった草花に気づいたり。
ヒメレンゲ(ベンケイソウ科)
また、晴れてきた?Fやんが帰ると知って天気が回復?
光線の当たり方が違ってシロヤシオのトンネルも輝きが違うような?
奥駈道から枝尾根の登山道に下っていけば、サラサドウダンが咲いていた。まだこれからって感じ。
往路でも咲いていたけれど背が高い樹で写真撮影できなかったのでちょうど良かった。
往路は沢ルートだったが穏やかに登れた。けれど、復路の尾根道はガラガラの石車注意ゾーンだし、掘れて段差が出来ているし・・・歩きにくいなぁ。駐車場代を整備費に充ててくれないのかな?
山行日:2021年5月31日
グループ山行@月曜山歩
6名(UH、K、F、N、TY、TK)
サンカヨウ
ユキザサ
シロヤシオ
ツガザクラ
サラサドウダン
マイヅルソウ
ワチガイソウ
カニコウモリ
距離:11.3km
沿面:11.7km
所要時間:8時間6分
(うち昼食35分)
累積標高プラスマイナス1247m
最小標高:1086m(駐車地)
最高標高:(八経ヶ岳山頂※)
※近畿最高峰 点名:弥仙山
二等三角点1915.2m※※
この日、国土地理院が成果の公表を停止しているため、座標値等は閲覧できません。
5:50伊賀自宅
7:55天川村役場P
8:30駐車地8:44
8:55弥山登山口
9:01橋&沢道分岐
10:05奥駈出合10:13
弁天の森
点名:聖宝 三等三角点1600.54m
11:04聖宝の宿趾11:11
12:10弥山小屋12:45
(昼食35分)
13:27八経ヶ岳13:44
14:13弥山山頂14:18
14:20弥山小屋14:26
15:07聖宝の宿趾
15:58奥駈分岐
16:40橋&沢道分岐
16:44弥山登山口
16:51駐車地
ホソバヒメイチゲ(キンポウゲ科)
名の通り、小さなイチゲ。
葉っぱが細いからホソバヒメイチゲ。
白いスミレに紛れて咲いていた。
これじゃ、気づかない
サンカヨウはフキに似た姿のメギ科の植物。
メギはもちろん、イカリソウやナンテン、ルイヨウボタンも同科。
でも、本州中部以北に生育するといわれている。
それが八経ヶ岳にあるとは!
北陸の山地などでは雑草のごとく生育していたりするそうだ。
茎が赤みがかっているからヤマトユキザサ?(ユリ科)
花が緑色なら確定だろう。
ヤマトユキザサは三重県、奈良県その他でも絶滅危惧種
これは花が白いからユキザサ
若芽は山菜として食べられるようだが、紛らわしい植物が多いので、私的には却下(~_~;)
って、いうか京都府と奈良県その他で絶滅危惧種
マイヅルソウ(スズラン亜科)
いろんな県で絶滅危惧指定されている
こりゃ、行くしかない!!
山行日:2021年5月31日
キレイなトイレがあって、携帯電話の電波がちゃんと受信できる天川村役場で集合。
国道309号線をドンドン進み、弥山登山口の手前410mの路肩広場(10数台駐車可能?)に駐車。
弥山登山口に向かって行くと駐車可能な路肩全部が有料駐車場に!
しかも車1台1000円!?9年前の秋はまだ有料じゃなかった!
1000円は凄いなぁ。そのお金で、登山道の整備が充実したものになっているんだろう!
登山道に入って、名物の橋を渡る
そしてすぐ左折して沢ルートに入る。
前回に歩いたこのルートは沢沿いに歩けてザレ場の無い良いルート。
なによりも良いのは誰も歩いていないこと(-_-)v
なんでだろう?と思い、帰って調べてみたら、YAMAPに掲載されていないルート!
5分ほど登れば滝があって、オオイタヤメイゲツの新緑。
標高1180mほどでサラサドウダン(背が高い)、シャクナゲ(落花)、ゴヨウツツジ(シロヤシオ)(落花)が確認されたが、その後1400m付近からシロヤシオが咲いているようになった。
シロヤシオは花弁に緑色の斑点がある。
この斑点、上方の花びらにだけあって、昆虫に蜜の在り処を教え、花の思惑どおりに花粉を運んでもらうよう昆虫をガイドするためのものです。この斑点のことを「蜜標」または「ガイドマーク」と呼ぶ。
そしてたまにピンクの花びらがあったりする。
(↑虫が入ってる!)
このピンクが出る理由は、シロヤシオの葉っぱの縁取りの赤が花びらに作用したためだろうか?
今日は、のりこの初リードで歩き、登山口から1時間10分で奥駈道に乗った。そこは見事なシロヤシオのトンネル道
凄い!凄い!真っ白に咲いてる!と皆大はしゃぎ。
ここまで満開で咲き揃っているのは初めてかも?
弁天の森を通り過ぎ、P1532手前から見上げれば弥山と八経ヶ岳が見えた。
また、反対方向にはバリゴヤの頭、ボコッとした大日山、稲村ヶ岳~山上ヶ岳が見えた。
緑のおっちゃんこと、聖宝理源大師の前で小休止。
誰が緑のおっちゃんやねん。
極小サイズの白い花とこの新芽は?
ヤブジラミかなぁ
木の階段道が始まると山腹道にはスギゴケ。
そこに混じって白く咲くのはミヤマカタバミたち。
ピンクのスジがキレイ
木の階段道がけっこうシンドイ。
立ち止まって眺めれば大普賢岳と阿弥陀が森に竜ヶ岳
フキ?いや、同じキク科のカニコウモリ
白い小さな花、第二段がワチガイソウ(ナデシコ科)
標高1770mの尾根端にある展望台
ここは大普賢岳に肩を並べながら大台の山々を俯瞰する大展望地。
山上ヶ岳周辺の大峰の山々も良く見えるのだが、大台ケ原も・・・
あら?雲が乗ってしまって見えない(泣)
これは!?きっとFやんが雲を呼んでいる!?
ささ!腹も減ったので弥山へ!
モフモフのスギゴケを横目にラストスパート!
マイヅルソウ?(スズラン亜科)
トイレ前広場の片隅にバイケイソウの葉っぱと小さくて白い花?
タネツケバナ(アブラナ科)?
流石、百名山の一角の弥山。
登山客が何人もいる。
と、言っても最盛期では無いのでパラパラ程度。
小屋は営業しているの?と、いうくらいに活気がない。
八経ヶ岳が見える場所で昼食をとった。
風も気にならない良い天気。
さぁ、雲が多くなってきたぞ?
八経ヶ岳へ行こう!
岩場を下ってバイケイソウの間の道を進んで行く。
上りに差し掛かるとフェンスがあって、ここから先がオオヤマレンゲ保護エリア。
ピンぼけで申し訳ないのだが、オオヤマレンゲは、まだ固い蕾。
マテバシイを少し膨らませた?くらいの大きさ。
八経ヶ岳直前の岩場に白いカタマリ?
近づくと大きい塊のツガザクラ(ツツジ科)
これまたワンサカと花を咲かせている!
ツツジの花の当たり年?
弥山小屋横を出発して、あれやこれやと写真撮影していたら時間がけっこうかかってしまった!
標準コールタイムより10分遅れで八経ヶ岳山頂に到着。
しかもFやんの祟りで曇ってきた(-_-;)
明星ヶ岳の先には七面山のボッコリや仏生ヶ岳、大峰:釈迦ヶ岳の奥駈道の名峰たちが連なる。
反対方面には先ほどまで居た弥山小屋
午前中より遠くなった大普賢岳から山上ヶ岳の稜線。
あれ?八経ヶ岳山頂にKさんのザックが二つ?
あれれ?珍しいメーカーのザックの同じ色が二つある?
と首を傾げていたら明星ヶ岳方面から女性が戻ってきて「あ!私と同じザックです?」と気づかれた。
遠征に来られていた男女パーティの女性が持ち主。鈴鹿の山に行きたい!と仰られていた。
さぁ!もう、ぼちぼち下山しないと陽が傾く。
その前に!昼に行っていない弥山弁財天社(弥山神社)に立ち寄り参拝。
ああ、ここにシャクナゲが咲いてるんだ!
ちょうど見ごろ。
さぁ!トイレを済ませて下山するよ~
タッタカ下って行けば、昼前に立ち寄った展望地は雲に飲み込まれそうになっている。
Fやん?雨乞いのプロになれば?
下山時に往路で気づいていなかった草花に気づいたり。
ヒメレンゲ(ベンケイソウ科)
また、晴れてきた?Fやんが帰ると知って天気が回復?
光線の当たり方が違ってシロヤシオのトンネルも輝きが違うような?
奥駈道から枝尾根の登山道に下っていけば、サラサドウダンが咲いていた。まだこれからって感じ。
往路でも咲いていたけれど背が高い樹で写真撮影できなかったのでちょうど良かった。
往路は沢ルートだったが穏やかに登れた。けれど、復路の尾根道はガラガラの石車注意ゾーンだし、掘れて段差が出来ているし・・・歩きにくいなぁ。駐車場代を整備費に充ててくれないのかな?
山行日:2021年5月31日
グループ山行@月曜山歩
6名(UH、K、F、N、TY、TK)
サンカヨウ
ユキザサ
シロヤシオ
ツガザクラ
サラサドウダン
マイヅルソウ
ワチガイソウ
カニコウモリ
距離:11.3km
沿面:11.7km
所要時間:8時間6分
(うち昼食35分)
累積標高プラスマイナス1247m
最小標高:1086m(駐車地)
最高標高:(八経ヶ岳山頂※)
※近畿最高峰 点名:弥仙山
二等三角点1915.2m※※
この日、国土地理院が成果の公表を停止しているため、座標値等は閲覧できません。
5:50伊賀自宅
7:55天川村役場P
8:30駐車地8:44
8:55弥山登山口
9:01橋&沢道分岐
10:05奥駈出合10:13
弁天の森
点名:聖宝 三等三角点1600.54m
11:04聖宝の宿趾11:11
12:10弥山小屋12:45
(昼食35分)
13:27八経ヶ岳13:44
14:13弥山山頂14:18
14:20弥山小屋14:26
15:07聖宝の宿趾
15:58奥駈分岐
16:40橋&沢道分岐
16:44弥山登山口
16:51駐車地
ホソバヒメイチゲ(キンポウゲ科)
名の通り、小さなイチゲ。
葉っぱが細いからホソバヒメイチゲ。
白いスミレに紛れて咲いていた。
これじゃ、気づかない
サンカヨウはフキに似た姿のメギ科の植物。
メギはもちろん、イカリソウやナンテン、ルイヨウボタンも同科。
でも、本州中部以北に生育するといわれている。
それが八経ヶ岳にあるとは!
北陸の山地などでは雑草のごとく生育していたりするそうだ。
茎が赤みがかっているからヤマトユキザサ?(ユリ科)
花が緑色なら確定だろう。
ヤマトユキザサは三重県、奈良県その他でも絶滅危惧種
これは花が白いからユキザサ
若芽は山菜として食べられるようだが、紛らわしい植物が多いので、私的には却下(~_~;)
って、いうか京都府と奈良県その他で絶滅危惧種
マイヅルソウ(スズラン亜科)
いろんな県で絶滅危惧指定されている
コメント
▲
コメントする
この記事のトラックバックURL
https://blogn.tsubaya.com/tb.php/652
トラックバック
▲